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ホワイトカラーのコモディティ化

(この記事は約2分で読めます。約800文字)

コモディティというとモノをイメージする方が多いと思います。

例えば、テレビなどの家電です。もともとはズバ抜けた技術力、企画力を武器に高機能、高価格で勝負できたものが、時間の経過とともに似たような製品を他社でも作れるようになる。差別化要因がなくなる結果、価格競争に巻き込まれ利益を圧迫してしまう。

今はコモディティはモノだけでなくヒトにも使われるようになってきています。インターネットの普及により情報の非対称性がなくなった今はググれば(Youtubeれば)わかることが多くなっています。また、特に誰でもできるような単純作業もAIに代替されると危惧されています。

機会に奪われそうな仕事(ダイヤモンドオンラインより)


国会の答弁の下書きをAIが作成する取り組みも進んでいます。現時点では課題も多くあるものの、昨今の技術スピードを考えると完全に代替される未来もそう遠くはないのかなと思います。

このような形で仕事(特にホワイトカラー)のコモディティ化は加速し、家電のように誰でもできる仕事はどんどん単価が安くなっていきます。最悪のケースではAIに仕事を奪われます。上の表にもある通り、私のような会計士も例外ではありません。

その対策をいくつか考えると、圧倒的な希少性が武器になると考えています。例えば、数人規模の会社を上場まで導いた創業メンバー、数百人規模の会社で営業ソフトを入れ替えたプロジェクトオーナーなど他の誰もマネできない経験が必要に思います。

そのためには、目の前の仕事を一生懸命やるのはもちろん、誰もやらないようなことに飛び込む覚悟も必要かもしれません。「大企業からよくそんなとこ行ったね」「給料下がるでしょ」とリスクを取ることは敬遠されがちですが、今はリスクを取らないこともリスクだと思います。

スタートアップに入社して半年経った今、初心を忘れないよう記事にしました。

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