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記事寄稿)障害の当事者って、誰のことなんだろう。
オンラインで実施したイベントのレポート記事を、電通ダイバーシティラボのcococolorに寄稿しました。
一緒に登壇したのは、難聴児とその家族のサポートに取り組む、株式会社デフサポの牧野友香子さん。
話しているだけで、こちらがエネルギーをもらえるような方です。
記事の中でも触れましたが、このイベントで私がテーマにしたのは「障害の当事者って、誰のことなんだろう」ということ。なんの話?と思われる
書くことは、託すこと。
自分が書いた言葉で、企業が、そこで働く人が、変わってほしいと願うこと。
それを願い、祈りながら、私は書く。
言葉は、私の願いを乗せて、旅立ってゆく。
一人ではできないことを、言葉に託している。
私の代わりに、力となってくれることを願いながら。
結晶化する
ある考えや情報が手元にあるとき、
そこにある種の「圧」をかけてみる。
ギューッと圧縮して余計なものを振り落としていくと、
そこに力が生まれてくる。
それが上手くいったものが「結晶」になる。
結晶になると、持ち運びができる。
こんなのどう?と他の人に見せられるし、
あ、こっちと組み合わせよう、と楽しんだりできる。
いい結晶は、ひとつとして同じものがない。
書くことは、聴くことなのかもしれない。
あ、と思う瞬間があった。この記事を書いているときだった。
2回にわたって学校を取材させていただいた。話を聞いて、現場を見て。
そこに光るものを、できるかぎり曇りなく、伝えたいと思った。知ってほしいと思った。
そのために、どんな視点で書けば良いのか。どんな言葉を選べば良いのか。それだけを考えているうち、ふと、「書いている」という感覚がなくなった瞬間があった。
書くことが上手くなりたい、とずっと
ミュージカルは一枚画のクリエイティブだ、と思った。
ご縁があって、ミュージカルの舞台を観に行った。
音楽座ミュージカル「7dolls」。
舞台はときどき見に行くけれど、ミュージカルは、ほぼ初めて。
きっとストーリーのなかで「歌う」ことがメインとなるのだろうな、とイメージしながら、席に座る。
幕が開く。
え、なんか次々登場する俳優さんみんな、めっちゃいい声・・・。って、すぐに引き込まれていったのだけど、このシーンのあたりで、ふと気づいた。(
アタマの中に大阪人を住まわせる
生まれも育ちも大阪なのだが、就職して東京に来て、気づけば人生の半分が関東在住という計算になる。
コピーライターという職業だからなのか、いまではすっかり流暢な「東京弁」を操って生きている。大阪の人間は、大阪弁/関西弁(この2単語の使い方を間違えるとアブナイ)を「方言」「なまり」と呼ばれることを極端にきらう。それとおなじ温度で「標準語」という表現も素直には受け入れがたいものがある。
「なまり、出な
見つかった、を見つけてくれる人。
企画をする。アイディアを出す。そういう仕事をしていると、日常的に、自分のアイディアを誰かに伝えるシーンがあり、誰かのアイディアを聞かせてもらう場面がある。単に良し悪しをジャッジするというだけでなく、テーブルに乗せた「アイディアのかけら」のようなものからブレイクスルーが生まれることも多々あるし、メンバー同士のアイディアが化学反応を起こしたりもする。
ひとりで考えていて「あ、これいいかも」という瞬間
「うまい」より「うれしい」
200ページに満たない文庫本だけど、内容の濃密さがすごい。
すごくいい本でした、ということなのですが、中でもこれはものすごい言葉だぞ、とハッとさせられた一説がありました。同時に、本当の意味でこの言葉を理解できていないな、という歯がゆさもあり。
ここに書き留めておきたくて、滞っていた更新をようやく再開した次第です。
コピーライターという肩書から、ぼくはいまでも「なにかうまいことを言う人」のよう
いつか思い出すひとこと
この言葉は一生忘れない、
というほど強い感覚ではなく、
でもふとしたときに、
また思い出すだろうなと予感する言葉。
…って、いいなと思うのです。
なんとなく伝わるでしょうか。
実例でご説明します。
今週、会社の歯科検診に行った。
ひととおり歯科衛生士さんに見てもらい、
歯も歯ぐきも健康ですね、お疲れ様でした〜
のあとに、ぽろっと、
「ご両親に感謝ですね」と、
何気なく言われたんです。
できないことは、ふえるほうがいい。
仕事をはじめて10年以上たちますが、
できることがふえた、という実感よりも、
ああまた、できないことが見つかった、という
絶望(ちょっと言いすぎか)のほうが、
体感的にはだいぶ多い。
そんなことないですかふつうは。
その度にどっと疲れるので、
できればもう少し
楽しくやれればなと思うのですが、
それはちゃんと向かい風のほうへ
歩いていることなんだ、と思い込ませて、
その事実そのものを礼賛するべ