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新規就農準備&北海道移住日記

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2022年就農に向けて北海道に移住し、農業の研修を受けたり、地方都市での暮らしのいろいろについての日記を書いています。
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2020年4月の記事一覧

ハウスパイプが我が家に届く

ハウスパイプが我が家に届く

先日見に行ったハウスパイプを無事購入。
早速今日うちに運んできてもらえた。
売ってくれたのは農家もやりつつ、古物商の免許を持っている方。
どんな人なのかなと思っていたけど、とても人の良さそうなおじいさんだった。
ユニック車を使って、お一人で器用にパイプを積み降ろしてくれた。

ハウスパイプ以外にもいろんなものを扱っているらしい。
トラクターやトラック、そしてフォークリフトも守備範囲に入っているらし

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ビート苗の上を歩いて手入れ

ビート苗の上を歩いて手入れ

朝一でビート苗の伸びた部分を電動のヘッジトリマーでカットした。

トラクターを使って移植するときに機械に引っかからないようにするための作業だ。
かんじきみたいなのを長靴の上に履いて、苗の上を歩きながらカットしていくのが面白い。
バリバリ、バリバリ刈ってきれいに切りそろえる。
畑は未だに湿気を含んでいる。
いつ植えるところまで持っていけるんだろう?

ビートが終わった後は家の敷地の手入れ。
昨日プラ

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農業準備が一歩進み、つむぎは立ち上がって六歩前進した

農業準備が一歩進み、つむぎは立ち上がって六歩前進した

今日は家の敷地で、ハウスが立っていたために昨年触れられなかった部分にプラウを掛けた。
これで、全面の土壌を反転完了。
トラクターで力強く、畑を撹拌していくのはなんだか気持ちが良い。
次はロータリーを掛けていく予定だ。

みらいセンターに戻ると先輩新規就農者が耳寄り情報を持って来てくれた。
間口三間半で長さ50mのハウスパイプ2棟分を破格の値段で売ってくれる人がいるとのこと。
見に行ってみると、サビ

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兜はつむぎに受け継がれた

兜はつむぎに受け継がれた

東京の実家から送ってもらった兜を出した。

僕が生まれたときから使っていた兜は、今日から紡のために飾られることに。
両親が丁寧に保管していたおかげか、兜はとてもきれいな状態。
改めて見ても、なかなか立派だ。
そこに、紡の名前が刻まれた立て札も飾り完成。
紡は兜以上に立て札に興味津々。
近寄っていっては、札を持ってバシバシ。

なんとか抱っこして記念の写真を撮る。
僕が赤ちゃんの頃にこの兜と撮った写

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除草剤と堆肥とキツネと虹

除草剤と堆肥とキツネと虹

今季初めてスプレーヤーを背負ったトラクターで畑に入る。
センコル水和剤溶液1000Lを路地のアスパラ畑にまいた。
センコル水和剤は除草剤の一つで、メトリブジンという物質を有効成分として持つ。

葉緑体膜の電子伝達系を阻害し、光合成阻害を引き起こすものだ。
アスパラなどの対象作物には薬害がほとんど無いらしい。
今日はクボタのキャビン付きトラクターでの作業だったので、とても快適。
ギアをHighの1に

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車庫でせっせと木工作業

車庫でせっせと木工作業

昨日雪が降ったことも重なり、まだ畑に入れないので今日はひたすら木工作業。
イチゴの育苗台を支えるパーツを作る。
簡単な設計図を描いて、電動丸ノコとインパクトドライバーを駆使してせっせと作業。

高校の時の選択授業でやった木工を思い出す。
あの頃はまさか、僕が北海道に来て車庫の中で木工をやっているなんて想像もしなかったな。
人生何が役に立つかわからないもんだ。
どんなことでもやってみて損は無いなと思

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林沿いに枝を拾う

林沿いに枝を拾う

午前中は畑奥の林沿いに落ちている枝をひたすら拾って回る。
昨年も確か同じくらいの時期に枝拾いをした。
一年立つとかなりの量の枝が落ちている。
作業機を通す時の邪魔になったり、そもそも枝は腐りにくかったりするので拾うんだと思うが結構大変。
もっと広い面積を持っている人もやはり枝拾いをするんだろうか?
それだけで、相当な時間がかかりそうだ。

枝拾いの最中にふきのとうを発見。
食べたこと無いけど、美味

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つむぎは毛布の神様に祈りを捧げる

つむぎは毛布の神様に祈りを捧げる

今日は幸枝さんが農作業に参加し、僕は紡に付き随う。
紡は毛布が大好き、ベッドの上においてある毛布に向かってごねごね、ごねごね。
思う存分堪能している。

最近は立ち上がって両手をバンザイし、そのまま前に体を投げ出す、「五体投地」のような方法で、毛布の神様への祈りを捧げている。

十分満足した後は、ベッドから勢いよく飛び降りようとするので、従者の僕が優しく床へおろす。

その後はゴミ箱に興味を持って

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やれることが本当に増えたなぁ

やれることが本当に増えたなぁ

こっちに来てからつくづくできることが増えたなと思う。
東京で暮らしていたら、きっと永遠にショベルカーもトラックもフォークリフトもトラクターも使うことはなかっただろう。
今では、「あそこの山をトラックに積んどいて」という指示をもらうだけで、本当にそのとおりにすることができる。

生きている内にいろんなことを経験したいという思いは達成できてるのかな。
そんな僕のショベルカー作業をキツネも見に来てくれて

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トラクターに乗って小麦の手入れ

トラクターに乗って小麦の手入れ

今シーズン初めてトラクターで畑に入った。
今日の作業は小麦の追肥と麦踏み。
前職でPascoさんとやっていた「ゆめちから栽培プロジェクト」を思い出す。

あのときはプランターで小麦を育てていたので、肥料は数十グラム、麦踏みはペットボトルで行っていた。
ここでは肥料は300キロくらい。
大量の肥料をまくけど、使うのはプランターの時と同じ硫安だ。

麦踏みはトラクターにでっかいローラーをつけて行う。

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みどりの村を家族で探検

みどりの村を家族で探検

天気が良かったので家族でみどりの村へ。

http://www.town.bihoro.hokkaido.jp/midori/index.html

緑の村は美幌の西側にあるキャンプ場や博物館を併設した結構大きな公園だ。
10軒以上のバンガローとかなり広大な遊歩道、それと長い滑り台がある。

遊歩道は山道になっていて、軽い登山気分。

上の方まで登ってみると、美幌の街と斜里岳、美幌峠が一望できてと

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一昨日、溝を掘ったかいがあった

一昨日、溝を掘ったかいがあった

昨日に引き続き今日もいい天気。
今日は幸枝さんが参加していたイチゴ苗の鉢上げの後片付けから始まった。
2万株近くのイチゴ苗が並んでいる姿は壮観。

今年もやっぱり多くの苗の根っこが土の外に飛び出ていた。

根が外に出ていると傷んでしまうらしく、すべて一つ一つ丁寧に土に植え直す必要がある。
二度手間になるからちゃんとやり方を共有してからスタートすればいいのにな、と去年も思ったが、時すでに遅しだな。

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生後9ヶ月、息子の小さな冒険についてまわる

生後9ヶ月、息子の小さな冒険についてまわる

今日は幸枝さんがみらいセンターでイチゴ苗の鉢上げ作業に参加。
僕は家でつむぎのお供に就任。

ハイハイで次から次へと新しいものを発見していくつむぎの世界は日に日に広がっているようだ。
お尻をふりふりしながら、部屋から部屋へと爆進して行く。
リビングで遊んでいたと思ったら、ふとした瞬間に寝室に向かう。
寝室でひとしきり遊んだ後はリビングへの帰り道に階段を発見。
さらに階段の上に置かれていたスリッパを

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農家筋トレ、農トレ二本目

農家筋トレ、農トレ二本目

重さ20キロの肥料袋を150袋("ふくろ"と書いて"たい"と読むらしい)を新しいパレットに積み替える。
スコップを使ってビニールハウスの横に延々と溝を掘る。
この2つが今日の筋トレのメニューだ。

JAで肥料を購入した時についてくるパレットは返却しなければ行けないので、自分のところのパレットに載せ替える必要がある。
20キロを150袋、合計3トン。
これを一つ一つセンターのパレットに移し替える。

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