夜のまにまに

雑多に言葉をまとめる練習をしているオタク

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人は連なり 生まれた出会いが 新しい今に塗り替えられていく 初めましてとグラスを傾けた あなたとはどんな話をしよう 2124までの物語は何色 おなじ話ばかりで違うな あなたの話ばかりでジンが離れない あたしの話はオリーブ以下か 好きな話でオレンジ弾けたな 2124までの物語は何色 生まれた場所が違えば たくさんのものが違うな みんな違ってみんないいとか言うな 違いってものはいたいなんだ あんたとはまるで違う だが 今だけはお前と居たいに変えよう 理由なんて言葉にした

    • 和達

      僕はぐるっと回ったひねくれもの あなたへのメッセージの最後に 「しらんけど」って小田急で 文字も僕も滑っていくの 僕はぐるっと回ってひねくれもの あなたを河川敷に誘うの 他愛のない話してぶらぶら歩いて 野球する子供を応援するの 他愛ないなんて切ない言葉で この事象を定義してもいいのか こんなにも暖かい世界で僕は ひねくれたことをつぶやく こんなことできる相手がいたらよかったな 目を回している僕はつぶやく 僕はぐるっと回って倒れたもの 猫も杓子も倒れたまま 仕方ないなあ

      • これを人は生きるというのです

        誰かとくだらないこと喋って 僕の真ん中をそこに置いてきたようだ 自宅のライトは空っぽを映す これを人は寂しかったって呼ぶのです 一人で真っ暗を見つめる 真夜中を泳ぐ彗星はさまよう すがるようにスマホをノックする これを人はぬくもりだって呼ぶのです 一人で生きていけるようになっちまった そんな君の足を引っ張るうた 寂しさを独りで我慢するなよ 君のなら欲しいって人いるから 歩めば歩むほど生きるのは苦しいけど 苦しさになれるのはだめだよ 歯を食いしばってもいい進めるなら 手を

        • 思いこそ忘れぬように

          一人旅行というものは、基本的に孤独で、自由なものだ。 そんな風に考えているし、そんな考えを覆すような出来事に出会ったこともない。今回もたくさんの小さな興味とわくわくを持って、ちょっとだけ普段と違うことをする。そんな旅をしていました。 沖縄へギターを持って一人旅。いままで荷物にもなるし、ギターを旅行に持っていく、なんてことしてこなかったけど、何より沖縄の海でどうしてもギターが弾きたかった・・・ということで持っていきました。 今回の日程は二泊三日。 初日はほとんど移動だけ。飛行

          行ったことのない故郷に焦がれて

          実はポエムを書く方が楽なんです僕。 時分自身がにじみ出てしまう文章より書きたくないことは書かないでいられて、「もう、これ以上は知らんよ」って行間に意味を持たせて、受け手にばちこん投げつけられるポエムってやつは都合がよくて好きです。3日くらいなら飽きずにかけると思う。 と、いうのも、ふと生きていると思うことがあるじゃないですか。 木漏れ日が太陽よりあったかく感じる瞬間とか、大したことない野ざらしのソファがなんかかっこよく感じたりとか、夏特有の熱風が少し落ち着いて、隣にいてくれ

          行ったことのない故郷に焦がれて

          キミトメロディ

          僕の気持ちは伝わらない そんな言葉首にまきつけ着飾るのさ 誰でもない君に当てた歌など 電波に乗って届くことは無いから 僕はきっと愛がわからず 受け取っただけ飲み込んでしまうだろう 河川敷に咲くハルジオンには 愛を注げるのに 僕はこれでも優しい人でいたくて たくさんの偽善を振りまいた それを頼りに生きてる人が 半径10m以内で 赤ずきんを狙うオオカミのよう 僕の気持ちは伝わらない 伝えようともせず嘆く僕は もみくちゃにする人の並と同じ こうして泣かせたこうして殺したんだ

          キミトメロディ

          バイバイ

          たくさんの思い出があったその過去たちに ミライの君を見る きっとこれからの辛いことも笑っていけるだろう たくさんの重なった時間がリアルじゃなくても バーチャルな君を見る きっとこれからたくさんの愛を受け取れるだろう 長い長い旅路の中 暗くて寒い夜、隣にいたね 夜が明け、光射す方へ 僕はもうここまでさ ほらバイバイ 私のことは忘れていいから これからの居場所を守っていろよ 世界が何度も君を裏切ろうとも 僕はここで信じているから 遠く遠くまできたもんだ 別れなんて何度もし

          優しいあの子から連絡がない。

          優しいあの子から連絡がない。 誰にだって柔らかく笑う君は、いつか冷たく鋭利な感情に殺されてしまうんじゃないかって 切り口からプクっと産みでた血潮は人生で、今で、どうしようもなく僕自身なのに 汚れてしまったように感じるのは僕の今までの人生のせいか 優しいあの子から連絡がない。 空色のロングスカートが似合う君は、いつも誰かのためでそれが私の生きがいだって思ってる そんな君を疑う日もあった、現実はいつだって大変だから。でもそれでもって気丈に笑うあの子は 幸せでいて欲しいとみんなか

          優しいあの子から連絡がない。

          KIDO AIAI RAKU RAKU TNTN!!

          どーしようもない事柄につきまして 皮をそっと剝いで見たらやっぱりグロテスクで 動かなそうな痛い目見そうな悲しみを背負いそうな それでも僕の心が通らなきゃってうるさいから はい消毒液と綿棒と脇腹くすぐる機械もって さあ、きどあいあい、らくらくちんちんを叫べ! きどいあいあい、らくちんちん!! 大きな壁にぶち当たりまして ずっと先でくぐった奴らが僕をみて笑っているのだ あんたらが無視した不条理やしぼりたて不幸ジュースを 未来や可能性ってジュールから背を向けてやんのって笑ってやる

          KIDO AIAI RAKU RAKU TNTN!!

          年を越しまして

          年始早々なれない業務をやっておりまして、おたおたしているところではありますが、皆様お加減いかがでしょうか。 睡眠時間がおいしいのなんの。 年末年始に一瞬風邪をひきまして。無理せずネヨネヨって思って寝たら時計が一周半回りやがりまして。 起きたところでさして眠気は解消せずちょっと揖保乃糸食べて布団に入ったら四分の三回転していい感じに元に戻りました。 何度かn度寝がありましたがそれにしてもお布団好きすぎ。 人生の三分の一は睡眠なんだよー大切にしなよーって言ってくるコアラがいた記

          年を越しまして

          さよならスコッティ

          いつか、いつか僕の思った通りの 仲に、いつかなれたらいいな いつか、いつか僕の知らない場所で みんな幸せであったら嬉しいな どうしてか、大切なものはここに無くて 僕はここで歌うだけ 叶えてはいけない未来だと 浅はかながら思うんだ いつも、いつも幸せであれだなんて 違和を感じるくらいには正常です いつも、いつも上を目指すような 狂気の世界に憧れるだけ どうしても曲げられないものを曲げてきた 僕はそのまま歌うだけ そんな自分でも愛せるように 磨いて何か捨てるん

          さよならスコッティ

          冬の幸

          ハダカになったイチョウの木を見て 君は何を思うんだろう 冬なのに1番寒そうにしてる なんて言って僕の手に飛び込んでくるかな 人肌なんて様々な付加価値でちやほやされてる なんてごちゃごちゃ言うけれど 君に触れられる距離で笑ってること それに比べたらなんて恥ずかしいかな 僕らの関係はなにかに例えられて 誰かに認められるかな Pコートに包まれてもかじかんでるその鼻を 温めるようにその赤広げるように 顔を近づけてく てくてく歩く足音に幸せはついていく 空を見て片腕を振る君に幸せ

          しゅうかんもどき

          いくつか書き残したいと思いながら残すのをあきらめた文章をベラベラと思い返すように読んでいる。青臭いことも言ったし、バカみたいなことも言ったし。言いたいことの半分もかけてない文章力と忍耐力についたため息で風化させていく。「まあ、こんなこともありましたよね」って。 あの時本当に思っていたことはあの時の現実で、リアルで、実体で、大半だったのに、ゆっくりとまたは素早く過ぎる日々と日常に溶けて行って形なんて残ってやしない。 思い返すのは、もっともっと輝かしい未来になったら、日誌を書

          しゅうかんもどき

          アネモネにて

          ふと思い立ち、言葉にしてみる おぼろげなあの子の姿 いつだって私は蜃気楼のよう そんなこと考えているきっと 美しいものをキラキラにしてる 辛いものに牛乳飲ませる人 ネコのように見えてなくていい死に際 そんなこと考えているきっと アナタに救われて私は今ここで歌っています あなたに救われて私はあなたを撫でたいのです もっと大切なものがここでなくていい 些細なことだったとしても ふと思い返し、言葉にしてみる おぼろげになってしまったものを みんないなくなってせいせいするわ み

          アネモネにて

          揺れる

          目の前の歩く女性の薄いコートが トートバックに巻き込まれて 天女のように着飾る人の 巻き込み直したらセクハラになるのかな 電車の中で入り口近く 大事そうにバックを抱えるあの人の 大切な人ってものを妄想する たいそう幸せそうに笑うんだな 僕らは同じ方向を向かずに 同じ方向に進んでいく 抗うために生きる必要はないさ 自分の心に決めた方を向いていこう 笑っていたいな 朝を日々を 笑っていたいな 夜を涙を 生活となるために囁いた言葉も 僕自身が飲み込めずに笑う メッキで出来た

          消える前に

          こんばんわ。体に気を付けてくださいね。 僕の体温が上がったのかと思うくらいに外の世界は冷たい 地元だって東京だって大差なく彩る木々は舞い踊る 衣装だなんて安易に作った言葉を公開するくらいには 浮ついていた夏だったんだなって目黒川を歩く だららってドラムから始まったAメロに哀愁を感じ ブレイクしてから始まる始まるサビは思い出に馳せていく この季節は今と昔をつないでいるだなんてされごとを ワイヤレスにしたイヤホンがマフラーに埋もれて 笑顔も隠れた ただいま変える場所を思い出