これを人は生きるというのです

誰かとくだらないこと喋って
僕の真ん中をそこに置いてきたようだ
自宅のライトは空っぽを映す
これを人は寂しかったって呼ぶのです

一人で真っ暗を見つめる
真夜中を泳ぐ彗星はさまよう
すがるようにスマホをノックする
これを人はぬくもりだって呼ぶのです

一人で生きていけるようになっちまった
そんな君の足を引っ張るうた
寂しさを独りで我慢するなよ
君のなら欲しいって人いるから

歩めば歩むほど生きるのは苦しいけど
苦しさになれるのはだめだよ
歯を食いしばってもいい進めるなら
手を取り合っていい進めるなら

世間ってどうせ小さい世界だ
自分の意志で進んでいけ
そのうえで大事なものが自分以外であるほど
これは人の強さって呼ぶのです

思えばたくさんのものを手に入れたな
でも僕の手に負えなくなってきたな
大事だったものも手放さなきゃいけないな
精いっぱいだもう限界だ

零れ落ちたものも君が進むために必要だった
それでも僕は歩むよ
やさしさ温もりを強さに変えていかなきゃ
そうじゃなきゃ、そう思わなきゃ

一人で生きていけるようになっちまった
そんな君の足を引っ張るうた
寂しさを独りで我慢するなよ
君のなら欲しいって人いるから

歩めば歩むほど生きるのは苦しいけど
それだけに自分を幸せにしてあげてね
少なくとも僕は幸せでいてほしいって
思っているからね。。。