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【理学療法士と学ぶ】女性に重要な「ホル活」って何?

【動作・歩行・呼吸の専門家】である理学療法士として、身体の歪みや不良姿勢が及ぼす身体への影響や、生活における悩みとの繋がりについての解説と、その改善方法・予防方法として、【運動や、生活に取り入れてほしいこと】もあわせてお伝えしています。

わたし自身が女性ということもあり、特に女性の身体と心についての投稿をどんどん書いていますので、是非読んでいただけたり、「○○について知りたい!」などのリクエストもいただけると嬉しいです。

先日より、女性の身体にとっては【変化】もストレスになること、さらに女性は毎月【変化】が起こるので、よりこの【変化】による影響へのケアが必要だということをお伝えしています。

昨日は、ストレスによる疲労が女性ホルモンの分泌にどんな影響を与えるのかを投稿しました。

女性にとって重要な、女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)の分泌をスムーズにすること、バランスよく分泌することは、生殖機能(生理・妊娠)だけではなく、身体を健やかに保つためにも大切なことです。

女性ホルモンのバランスを保つため、生活に取り入れたい活動を「ホル活」と言います。今日は一緒に「ホル活」を学んでいきましょう。

ホル活①:和食中心にバランスの良い食事を心がける
偏った食事は、女性ホルモンのバランスを乱します。和食を中心として、野菜たっぷり、脂質少なめの食事を心がけましょう。身体を作り温めてくれる肉や魚も忘れずに。そして、女性ホルモンに似た働きをしてくれる【イソフラボン】がたっぷりの大豆製品も積極的に取り入れましょう。特にお味噌汁は、野菜もたくさん食べられますし、味噌で発酵食品も取れ、腸活にも効果的です。

ホル活②:十分な睡眠時間を確保する
できれば0時前にはベッドに入り、毎日7時間以上眠るようにしましょう。人によって必要な睡眠時間は異なるものですが、翌朝の目覚めがスッキリとしていて日中も眠気がないことをチェックしてみてください。

ホル活③:ストレッチでリラックス&かたくなった体をほぐす
デスクワークも立ち仕事も、1日しっかりと働くとどこか身体に負担がかかります。積もり積もってガチガチになった身体では、血流も滞り女性ホルモンのバランスにも悪影響を与えてしまいます。肩、背中、腰など、疲れの溜まりやすい部分をしっかりとストレッチしましょう。腹式呼吸を取り入れ、ゆったりとしたリズム、無理のない範囲で行い、一緒にリラックス効果も得てしまいましょう。

ホル活④:ストレス解消の時間をつくる
五感をフルに使って心地よいことをする時間を積極的につくりましょう。アロマや料理、掃除もいいです。好きな曲を聞いたり歌うことも効果的ですし、身体に触れるものは心地よい肌触りのもので揃えるといいですね。お気に入りの花を飾ったり、模様替えをしたり、推し活もとっても効果があります。好きなものを好きなだけ、心ゆくまで楽しみましょう。

ホル活⑤:ウォーキングやヨガなどの有酸素運動を行う
安定した呼吸で行える運動を取り入れましょう。ウォーキングはリズム運動のため、女性ホルモンとも関係の深い「セロトニン分泌」を促してくれます。また、血流も整えてくれますので1日10分からでも行っていきましょう。外になかなか出ない、という方はステッパーや段差昇降でも大丈夫です。Youtubeを見ながら20分ほど乗るだけでも十分な運動になりますので、続けやすく負担のないものを取り入れていきましょう。

以上、いかがでしたでしょうか。意外と取り入れることにハードルが低かったり、「心地よさそう」なものが多いように思えませんか?女性のための「ホル活」を、是非一緒にやっていけると嬉しいです。

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運動習慣作りや自分の姿勢や身体の歪み、呼吸法などの把握・改善はとっても地道ですが、「しっかり取り組もう、改善しよう」と思われた場合は、やはり客観的な指導があることが一番効率的かと思います。

動作・歩行・姿勢・呼吸の専門家である理学療法士視点を入れて、一度ご自身の身体をチェックしてみることはいかがでしょうか。

現在の問題点や、改善するためのセルフエクササイズ、おすすめのトレーニングもお伝えできます。お気軽にご相談ください。

また、もっと知りたいことやわからないことがある場合も、是非コメントや連絡いただけると嬉しいです。

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