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「わたしの居場所」を体験する~実習~/ヨコヨコインターン夏②

ヨコヨコインターン2日と3日目は、実習のプログラムを実施、放課後等デイサービスと通所事業所(今回は就労継続支援B型)の現場で人と出会い、支援の現場を知る機会を設けました。


1.放課後等デイサービス(児童の療育支援)

夏休みということもあり川遊び!
自然の中で遊びつくすぞ~
 午前は運動療育で身体を動かし、午後は好きなおもちゃで創作の時間。
「何を作ってるのかな?」
思い出の写真を自分で選んで、一緒にアルバム作り。

2.学生さんの感想

・子どもへの注意の仕方が難しかった。
・たくさんの子どもと同時に関わることの難しさ、「言ってもわからないだろう」と思っていた自分に気付いた。
・それぞれの子どもの個性や特性を感じた。
・実習中に、持っているものを散らかして叫んでいるお子さんがいた時に、支援者の方が、「あえて」反応していない姿が印象的だった。
・子どもたちの集団の中での関わりで泣いているお子さんがいた、その様子を見たときに「何かした方がいいのかな?」と慌てたが、泣いていたという事実だけに目を向けるのではなく、他者との関わり合いの中で起きたこと、と視点を変えて物事を見るという事もできるのかなと思った。

3.就労継続支援B型(大人が働く場の支援)

来客万歳!お~い!(学生さんの実習を楽しみにしている利用者さんたち)
休憩時間のひと時
木工作業を見学
無心で磨き続ける…
磨いて磨いて…
琵琶湖になります(これは赤ちゃんがニギニギする商品)
雨の日なので畑作業はお休み。枯れたトマトの茎を切る作業を行う。
一緒に仕事をしながら利用者さんの好きなアイドルの話を聞く学生さん

4.学生さんの感想

・利用者さんが自信をもって作業に取り組めるよう職員の方が方法などを工夫されていた。
・「できることをやってもらうことで、その人の居場所ができる」という職員さんの言葉が印象に残っている。
・障害があってもなくても、得意不得意はある。できることを一緒に探す事が歩み寄り。
・利用者さんに対して「もっと得意な事があるのでは?」といつも考えて支援していると職員の方が話していた。あえて最低限の指示をすることで、本人に考えてもらう力を身に付けてもらう、と支援の意図を知った。
・空き缶つぶしの作業を通して、全盲の方のサポートを体験した。国旗の色塗りの作業では、色塗りの自由さに個性を感じた!

また、その他に

・利用する方にとって、単に「通う・支援を受ける場所」ではなく
『その人の居場所』でもあり、『自分の力を発揮し、活躍できる場所』でもあることが分かった。

という気付きを持たれた学生さんもおられました。

次回は障害のあるお子さんがおられるご家族さんのお話を通して、家族のこれまでとこれから、そしてその思いを知る、プログラム。更新をお楽しみに!

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