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情報戦を制するために、若者から学ぶ。

こんばんは。昨日、結構な分量(3600文字)で2日分くらいの文章は書いたんだけど、前編・後編で2日間に分けたらよかったとちょっと後悔している横田です。

やることたくさんあるから今日はさくっと終わらせるよー

と言うことで、今日のテーマは

「若者ってすげーよな」

っていう、ざっくりした内容で。

自分より若い世代にすげーやつがめちゃくちゃいる、って気づいたのが、3〜4年前くらいかな。SNSを通して注目を集める10代も出てきたし、アスリートにも若い世代がぞろぞろ。20代前半の女性起業家もここ数年、目立つひとが増えてきた。

年上だから偉いとか、年下だから言うことを聞けとか、いまだに言っちゃう時代錯誤なひとたちは普段何を見て生きているのか、ほんとよくわかんないんだけど、

「情報を常にアップデートし続ける年下の方がいつもすごい」と主張するキングコングの西野亮廣さんの考え方なんかは、彼らに諭すのにわかりやすくて好きだからちょっと紹介してみる。

「最近の若者は、、」という、年長者が若者に対してよく使うこの言葉は実は、約5,000年前、古代エジプトの遺跡の壁画に残されたヒエログリフに書かれていたとも言われているんだけど、

もし年長者の方が年下よりすごかったら、人類はとっくに滅亡しているし、進化論そのものを否定することになる

という切り口でこの「最近の若者は、、」に、彼は異を唱えているんだ。

実際のところ、彼が年下の発言を蔑ろにしているところをみたことがないし、子ども相手だろうが関係なく話をゆっくり聞いているシーンを何度も見た。一方で、年上の先輩には御構い無しにズバズバ指摘も反論もするような、あのスタンスなんかも素晴らしいなと思ってるんだけど、そんな西野さんの人間性こそが、ぼくが彼を尊敬している理由のひとつだ。

で、さっきも書いたけど、

生まれた時からデジタルに触れてきて、SNS全盛期を過ごしている今の10代や20代前半の若者にとっては、新しい情報に価値観をすり合わせて「情報を常にアップデートし続ける」なんて、日常茶飯事なわけだ。

TikTokが流行り始めた時にそれを強く感じたんだけど、(どのアカウントか見つけられなかったんだけど)小学校高学年くらいの剽軽な男の子に、10万近いフォロワーが付いているのを見て、何が起こっているのかわからなくて衝撃だったのを覚えている。

自分で投稿する内容を考えて、動画を撮って、世に発信をする。自然と客観的に自分を見る能力が養われてくると思うんだけど、世間の反応を見ながら企画内容を修正して、影響力を高めていく。

ってこれ、やってることセルフプロデュースだし、10代ができることじゃない、って思っちゃっていまだに信じられないんだけど、

例えばInstagramのフォロワーが5万人を超える普通の女子高生が、美容系のインフルエンサーとして収入を得ているとか、

YouTubeで炎上中の「少年革命家ゆたぼん」なんかも、賛否両論ある発言内容なんかは置いておいて、1年少しで6万人もチャンネル登録者数を伸ばした上に、メディア露出+口コミでどんどん彼のことがいまも拡散され続けていたりとか、

正直、もう、彼らに勝てる気がしないんだよね。いや、負けないように頑張らないと生き残れないんだけどさ、本当にこの世代の活気あるひとたちは脅威だと思っている。何が怖いって、大層な野心がなくても日常的に培われた経験とセンスでそうなれちゃうってこと。

ぼくも今年29歳になる。「とにかく経験を積むことにフォーカスする」と決めた20代も終盤戦になるんだけど、「自分のこと」から「若手のこと」に意識を少しずつ移しはじめる、新しい10年が始まるような気がしている。

40代になったら、たぶんこれから大きく成長しようなんて考えないだろう。自分のことはもういいから、新しい世代からたくさん学んで、たくさん還元できるような40代を過ごしたい。とぼんやり考えたりもする。

とにかくいまは、情報をキャッチする能力を、10代と同じレベルまで上げることが重要。そして、常に情報をアップデートし続けられるおじさんおばさんになれるように、このリテラシーを高めておかないと、きっとあとで大変なことになる。

具体的な話は昨日も書いたけど、この情報リテラシーの差って、実質的な格差を生じさせる一番の要因だと思うんだよね。ここでいう「格差」っていうのは、経済、教育、機会など、全部。

現代は完全に「情報を持つものが全てを制する」状態になっている。

情報を持っている人ほど、加速度的に情報を吸収できるし、成長速度も効率的で圧倒的に速い。たくさん蓄積した情報からみえてくる「要点」を押さえておけば、無駄を省いた効率的な行動ができるからね。

例えば、今後新しいデバイスが出てきても、ぼくたち若者は、たぶんすぐに使いこなせちゃうでしょ?つまり、そういうことです。

彼らに負けないように、とは書いたんだけど、ぼくがすべきことのひとつとしては、情報感度の高い若者と一緒に過ごせる環境を用意しておくことだと思ってる。

このあいだの「キャンコレ」なんかは、学生たち主体で運営するスタイルのイベントとしてプロデュースが施されているわけなんだけど、プロデューサーの周りには、常に20歳前後の、しかも活動的でセンスのいい若者が集まってくるわけだよね。もしあのイベントをそこまで考えて開催してるんだとしたら、やっぱりあの人、只者じゃない。

そんなわけで、ぼくは年下の世代をいつまでもすげーと思ってるので、積極的に出会いたいし、関わりたいなと考えております。これ読んだひとで、もしぼくに興味がある人がいたら、いつでも相手するので声かけてくださいね。

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