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こんばんは。横田です。

「京都アニメーション」の放火事件、どえらい衝撃だった。親しみ深い京阪電車の沿線地域での出来事。

今回被害にあったのは、普段アニメを観ないぼくでも知ってる数々の作品を生み出してきた、業界内でも本当に一流の会社だ。

今回の事件の死者が33人。「平成以降最悪の放火事件」と言われているけど、地下鉄サリン事件の「死者13人」という数字を考えると、あの大事件レベルの出来事だったと言える。死者数だけを比べてもあれなんだけど、あまりに酷い。個人的感情で起きた、テロ。

いつも通りの日常が、突然、非合理な「死」で消されてしまうなんて、こんなに恐ろしいことはない。亡くなられた皆様のご冥福と、負傷された皆様が一日も早くご快復されますよう、心からお祈り申し上げます。

精神的に重たくなってしまうニュースだから、苦しくなる人は離れた方がいいし、かと言って「たくさん買って、経済的支援を!」みたいな積極性も、まだちょっと段階が違うと思うんだよね。今日時点では、事態がまだ収束していないから。

この事件に対して、僕たちはどう向き合わなければいけないのか。

起きてはいけないこのようなことが起きてしまう、というその事実をぼくたちは改めて認識してしまったわけだ。

犯行の動機の文章を読んだけど、
よくわからない。

そう、よくわからない、

まったく合理的でない理由で、このようなことが起こってしまうということを知ったわけです。ぼくたちの想像の外側にあるものが、動くということを知った。

今回の事件を事前に防いだり、回避したりすることができたかと言われると、現実的に難しかったんだろう。建物の防火の設備も、まさかガソリンを撒くやつを想定して設計をしているわけでもなく、潜在的にまだまだたくさんいるであろう、今回犯行に及んだ男性に近い思考タイプの人たちを、社会は、排除することができない。

全くもって、理不尽だ。



テロ、貧困、政治的圧力

この世で起きている理不尽な出来事が、
だれかの人生を脅かし、殺していく。

たまらなくつらい。

欠けているのは、きっと

やさしさだ。

想像力。知性。感性。

これらが育まれる環境で過ごしていたなら
起きることのなかった悲しい出来事も、
たくさんあっただろう。

いまぼくにできることは、とにかく、想像力・クリエイティブに溢れたやさしい人たちを、この世にたくさん輩出するくらいのことしかできない。

その環境を整えることが、今回みたいな悲しい事件を1件でも減らすことに繋がることを信じて、やるしかない。

だから

優秀なクリエイターたちを
たくさん失った今回の衝撃を

ぼくが忘れるわけにはいかない。


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多くの人の個性や表現が埋もれてしまわないように、クリエイターとして、価値を掘り出し、届ける活動を行ってまいります。ブランドづくりに軸足を置いていますが、メディアでの発信や書籍展開など、活動の場の創出ができるようにも努めてまいりますので、どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。