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2023年旅行記録(13)晩秋信州日帰りソロドライブ行

2023年11月

いざ信州へ

飛び石連休の11月23日(木)に思い立って長野県へ日帰りのドライブに出ました。

普段長野県に行く際は安房トンネルを通って松本市に抜ける経路を多用していますが、経路上最高海抜1,400mの平湯温泉(岐阜県高山市)まで上がっていくので、11月下旬になると初雪が降ったり深夜帯では路面凍結の懸念も出てきます。しかし周到に準備をしていました。

毎日の通勤で前月に新調したスタッドレスタイヤの「皮むき」も過ぎ、普通に走れば凍結路も問題なく走れるようになっています。当日は早めに起きて富山県の自宅を出ました。

冬至を数週間後に控え、夜明け前の国道41号と国道471号を南下します。途中富山市内のコンビニで富山県の県紙「北日本新聞」と「富山新聞」、岐阜県飛騨市旧神岡町のコンビニで「岐阜新聞」と「中日新聞」を入手しました。降雪期を前にして国道のあちこちで工事が行われています。

無事に安房トンネルを抜け、長野県松本市に入ります。既に上高地は閉鎖されており、交通量は少なくなっていますがそれでも慎重にハンドルを捌きます。その途中で愛車の距離計が「11万1,111km」に達しました。

松本盆地に入りコンビニで休憩がてら松本市の地域紙「市民タイムス」と県紙「信濃毎日新聞」、「中日新聞」長野版を入手します。
好天に恵まれた中、上田市に向かうべく三才山トンネル目指して国道254号の急坂を登っていきます。三才山トンネルの坑口も標高海抜1,100m位あり冬季は路面凍結する上、群馬県など北関東と中京地域へのアクセス路にもなっており意外と大型トラックを中心に交通量が多く、運転に気を遣います。

電車利用者向けの無料駐車場がある上田電鉄別所線の大学前駅でクルマを停め、「鉄道むすめデジタルスタンプラリー」のスタンプを取得すべく、電車で別所温泉駅へ向かいます。

別所温泉駅に到着し、無事にスマホでQRコードを読み込みスタンプを取得し、折り返し上田駅に向かいます。

上田駅の窓口では毎年上田電鉄で4・5月と10・11月に発売される「マイレールチケット(自治体回数券)」を買いました。図柄が別所線存続キャラクター「北条まどか」か鉄道むすめ「八木沢まい」が載っており、今までほぼ皆勤賞です。残高は使い切れませんが、グッズを買うのと似た感覚で半ば寄付と割り切っています。2年程前から紙の回数券ではなくなりQRコードを利用した事実上のプリペイドカードになっています。有効期限も今回から撤廃された上、区間に関係なく使えるようになりました。

マイレールチケットとグッズ数点を買った後少し駅前をふらつき、クルマを停めている大学前駅に戻ります。
クルマに戻った後、ロードサイド店で昼食を取り、まだ時間があるので近隣の温泉に入り行きとは違った経路で帰る事にしました。

いざ温泉へ

暫し思案の後、上田市に隣接する小県郡青木村から東筑摩郡筑北村に抜け、更に大町市に抜ける経路にしました。かなり狭小ですが一応県道が通じています。
東急グループ中興の祖である「鉄道王」「強盗慶太」とも言われる五島慶太氏の生誕地である青木村で温泉に入る事にしました。秘湯的な温泉が2つあり、今回は筑北村へ抜ける県道に近い「田沢温泉」に立ち寄る事にしました。

田沢温泉の日帰り浴場は「有乳湯(うちゆ)」と言い、入浴料は大人300円と格安。地元財産区が運営していてのんびりとした雰囲気ですが、ツーリングやドライブついでに立ち寄る人が多く駐車場には次々とバイクや車が入ってきました。

松本市へ抜ける国道143号を峠めがけて上っていく途中で麻績村・筑北村へ向かう県道と分岐し、更に上り坂を抜けると修那羅峠を越えて東筑摩郡筑北村に入ります。長野市から来た国道403号との交差点で一旦左折し松本方向に走ります。直進する道もあるのですが、直進すると長野市旧大岡村に向かい帰路と違う道になってしまうので注意です。以前この道を直進し道に迷った事がありました。

いざ自宅へ

暫く国道403号を南下すると国道19号と大町市へ向かう県道とぶつかり、左折します。この道が非常に狭く特に対向車が大型車だった場合は一旦停止するなど注意が必要です。ほんの数百mだけ国道19号を通り、大町市旧八坂村を通り峠越えをするとやっと大町市に到達します。ここから先は普通に国道148号を北上して北安曇郡白馬村を抜けて新潟県糸魚川市に達します。一旦コンビニに立ち寄り大町市で発行している地域紙「大糸タイムス」を入手します。

狭小な道路を通り抜けて道の駅小谷で休憩します。ここには日帰り温泉もあるのですが先程田沢温泉に入ったので今回はパスです。位置的に白馬と糸魚川の中間地点にあり、結構立ち寄る車が多く賑わっています。

お土産売り場をふらついていると、熊の毛皮を売っていました。

休憩後再びクルマを走らせます。道の駅小谷から北上し程なく新潟県に入ると10km余りひたすらスノーシェッドやトンネルが続きます。JR大糸線が併行しますがJR西日本が管轄するこの辺りは非電化で本数が非常に少なく線路も頼りなく見えます。かつては関西から白馬まで冬季にスキー客を満載した「シュプール号」が走っていたのが信じられない位です。

北陸自動車道糸魚川IC手前のコンビニで糸魚川市の地域紙「糸魚川タイムス」と県紙「新潟日報」を入手。後は高速道路を走り富山まで戻るのみです。
クルマの暖房を入れた所エンジンの回転数が上がりエンジンの排熱で車内がとんでもなく暑くなり、暖房を切っても車内の温度は11月下旬とは程遠い30℃を下回る事なく、着ていたブルゾンを脱いでシャツ1枚になっても暑くて辟易していました。

富山ICで高速を下りても車内の温度は下がらず結局暑いままで自宅に着きました。

今回入手した地方新聞(ブロック紙含む)

市民タイムス(長野県松本市)
市民タイムス(東筑・北安版、長野県松本市)
大糸タイムス(長野県大町市)
糸魚川タイムス(新潟県糸魚川市)
北日本新聞(富山県)
富山新聞
岐阜新聞
信濃毎日新聞(長野県)
新潟日報
北陸中日新聞(富山県向け)
中日新聞
中日新聞(長野版)

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