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【自分を知る】私たちの潜在意識ってどうなっているの❓(1)7歳までにダウンロードしたもの

長年【自分を知る】を実践してきた私ですが、ここでDr.マーフィー、ブルース・リプトン、ネヴィル・ゴダード、Dr.ジョー・ディスペンザ、トム・キャンベルなどの科学者、研究者などの発信内容から、潜在意識のことをまとめてみました。

これらの人たち本人の動画による発信や著書を元にしています。

潜在意識や無意識は、専門的には定義がありますが、ここでは顕在意識ではない、私たちには意識できない領域ということで、ざっくりと捉えています。

細部については、専門家でも人によって異なる見方がありますから、「これが真実」ではなくて、「こんな説がある」程度に軽く読んでください。

私たちの日常においては、潜在意識に支配された言動が95%、意識的にしている言動はたったの5%だと言われています。

潜在意識は習慣的、無意識の行動パターンによるもの、顕在意識は意識的、クリエイティブな活動になります。

朝目が覚めて、無意識のうちにスマホに手が伸びてSNSをチェックして、とくに何も考えなくても、トイレに行き、歯を磨いて、コーヒーをいれて…。

いつもと同じ経路で会社に行くと、昨日と変わらないメンバーと同じような内容の会話をしたり、誰かの言葉にいつもと変わらない感情反応をする。

こうしたプログラムでパターン化された行動が95%。

ちょっとしたことだけれど、例えば、今日はいつもと違う初めての経路を使ってみよう…となると、意識して違う選択をしたことになり、普段とは違う感情反応も起きて、いつもと違う遺伝子に信号を送っている事になるのだとか。(by Dr.ジョー・ディスペンザ)

小さなことでもいつもと違うことをしてみよう…という発信をよく見聞きします。

これは、「違う遺伝子を目覚めさせよう」ということなんですね。

さて、子ども時代に潜在意識に取り込んでいるものについてです。

エピジェネティクスの分野の学者ブルース・リプトンによると、

7歳までの子どもの脳波は、シータ波と言われる周波数のものになっていて、これはヒプノーシス(催眠状態)と同じ脳波になっています。

この年代までの子どもたちが、おままごとをしたり、ホウキを馬に見立ててまたがったりのごっこ遊びが出来るのも、この周波数で生きているからなのだそうです。

また、周囲の環境を観察して見聞きしたり、周りの大人に言われたりしたことを、催眠術にかかっているかのように素直にそのまま信じてしまい、潜在意識にダウンロードされます。

7歳までは特に、潜在意識に色々なものを取り込みやすいのです。

ネヴィル・ゴダードが次のように言っています。

「思考は感情を介して初めて潜在意識に刻まれます。どんな思いも考えも、それを感じなければ潜在意識に刻むことはできないのです。」

何かしらの出来事に感情が湧いて、その時思ったことが潜在意識に入ります。

感情が重要なのですね。

そして、

ひとたび感情を伴ったものは、良いことも悪いことも潜在意識に刻まれて、後に全てが必ず外に現象化すると言っています。

インナーチャイルドの説明で、よく次のような話を聞きます。

ある子どもがお母さんに遊んでもらいたくてまとわりついていたら、忙しいお母さんに「邪魔だからあっちに行ってなさい」ときつい口調で言われたとします。

すると、状況を読めない子どもはショックを受けて、「私は邪魔な子どもなんだ。」「お母さんは私のことを嫌いなんだ」と思い込んでしまいます。

この、思い込んだままの「子どもの私」がインナーチャイルド。

この時の思考が悲しい感情と共に潜在意識に刻み込まれたとしたら、いつかどこかで必ず現象として出現することになります。

「私は邪魔なんだ」という現象を、潜在意識が作り出すわけです。

これは大人の目で見れば、「邪魔だから…」は大人の事情からの発言であって、お母さんが悪い訳ではないし(お母さんも大変なんだ…😢)、無垢な子どもがそのように感じるのも無理はないわけです😢。

でも、潜在意識に刻まれたのは子どもの私の思考であり、顕在意識にはその出来事は無くても、「私は邪魔」だけは現象として現れてしまいます。

「私は邪魔」の潜在意識が作り出した現象にまた「私は邪魔」を感じて、再び潜在意識に入れてしまう…というループで、「私はいつも人の邪魔になる」の人生のパターンができてしまう。

これが、学校や職場、パートナーとの間にフラクタル現象として繰り返される。

ですから、このパターンに気付くことが大事なのでしょう。

「私は邪魔な人間」なのではなくて、「私は『邪魔な人間だ』と感じる出来事を作ってしまう思考パターンを持っている人間」なのです。

それは、「私」が悪いわけではなくて、私たちの人生はそのような仕組みに基づいているからだ、ということになります。

ここに書いたことが本当ならば、私たちの人生においては、潜在意識が必然的に様々な出来事を起こしているのだということが分かります。

また、無意識(潜在意識)のプログラムから抜けるためには、理解して、意識的に生きることが大事だということです。

もちろん、抜ける必要がないという人はそのままで良いのです。

今回はここまでです。

よろしければ、また続きを読みに来てください。

この記事の続編です。


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オリジナル曲 Recollections 2nd ver.

この楽曲はこちらのオリジナルアルバムに収録されています。

また、コードの違う別アレンジversionがAudiostockのコンピレーションアルバムに収録されています。


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