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「イタチきゅうり」って素敵な名前

梅雨の終わりの雨が続き、畑に1日行けないと野菜もどんどん成長するらしい。
この所、もんぜん市で見かける巨大きゅうり。


安い!!

「これはな、年寄りは【イタチきゅうり】言うんや。いこういこう(大きく大きく)なりすぎたんは、お出汁で炊いて、とろみ付けたらええで。冷蔵庫で冷やしといたら美味しいで、作ってみ」と。
「イタチきゅうり??」と思わず聞き返しました。初めて聞いた言葉です。

確かに、大きくて黄色いきゅうりは動物のイタチのよう。
動物のイタチなのか? 
それとも、この上なく大きく至ってしまったとう意味なのかはよく分からんとのこと。
調べてみるとクックパッドにもイタチきゅうりと、レシピが多数出てくるので、方言?ではない?のでしょうか・・・。

お化けきゅうりとか勝手に言っていましたが、イタチとは…。色々想像してしまって素敵な名前です。

まだ黄色くなっていませんし、それほど大きくはなっていませんが・・・。左3本が普通サイズ。

早速、イタチきゅうりを炊いてみました。暑くなると料理をするのもおっくうになります・・・。なるべく簡単に。とろみつけも、出汁をとるのも無し。めんつゆで炊いてみました。
鎌田醤油のうどんつゆが好みですが、お好みのめんつゆで炊いてみてください。

材料

イタチきゅうり・・・2本
めんつゆ 適量
青じそ(ミョウガがあれば良かったなぁ)

作り方

①イタチきゅりの皮をピーラーでむく

②縦に切って種をスプーンでとる

種もさほど

③一口サイズに切る

そのまま食べても甘くて瑞々しくて美味しい

④鍋にイタチきゅうりを入れ、めんつゆ(かけうどんのつゆくらいの味)をひたひたに入れて10分ほど煮る

⑤粗熱をとって冷蔵庫で冷やす

刻んだ青じそをたっぷり

冷やすと、つるんと美味しくいただけます。次はとろみをつけてみます。
冬瓜は少し えぐ味がありますが、生でも美味しいきゅうりなので炊いてもクセがないです。その分、お出汁にこだわると、上品にも、カジュアル?にも、こってりにも、何にでも出来そうなのが魅力。

イタチきゅうりは暑い夏にさっぱりいただけて、お財布にもめちゃくちゃ優しい価格で、フードロス削減にも貢献できて美味しい。

この夏の定番食材になりそうです。

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