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経営資源 「売るものがない」←そんなことはない! 『エスキモーに氷を売る』


こんにちは、鷹(よう)です!

今回は経営資源についてお伝えします!


今回の話はアイデアとの関連性が高いので、こちらの記事を合わせて読むと、さらに効果的です👍


はじめに


「自分には売れるものがない」と考えている方はいませんか?

今回の記事はこのような考えを持っている方に読んでいただきたいです!



経営資源とその活用


あなたはどんな商品を持っていますか?

食品?不動産?そもそも何も持っていない?


私は「どんなものでも商品になる」と考えます。

知識、経験、人、周囲のものなど、何でも商品になり得ます。しかし、それに気付いていない人が多いと感じます。


以前、数珠製造会社に企画提案をした際、私は商品のみならず、「そこで働く人(お年寄りであること)」「代表の思い」「代表の知識」「学生が多いという土地柄」などに価値を感じました。

しかし、代表はその価値に気付いておらず、資源の有効活用がなされていない状況でした。


では、未活用であった資源を有効活用した事例はどのようなものでしょうか?



活用の具体例


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これはアメリカのバスケットボールチーム、ニュージャージー・ネッツの話です。

このチームは弱小で観客が少なく、運営が困難な状況でした。


あなたなら、どう言った策を練りますか?


おそらく、「チームを強化する」「地元愛に訴える」「グッズ販売をする」「選手を起用したイベントの開催」などが挙げられるでしょう。

しかし、商品はそれだけではありません。


このチームを立て直した、ジョン・スポールストラは「対戦相手の選手は自身の商品である」と考えました。


なぜこう考えたのか?

彼はデータから、「相手チームの有名選手を見ることを目的として、来場する観客が多いと」考えたのです。


仮に、チームを強化すれば、入場客数は増加し、収益の向上を見込むことができる。しかし「人」「時間」「お金」などのコストが高くなります。

そのため、低コストで迅速に行える改善方法「対戦相手の選手を自身の商品にする」ということを考えました。


結果的にこのチームは、観客数が27位(最下位)から12位に、地元スポンサー収入は4000万円から7億円に、チケット収入は5億円から17億円に向上しました。



今回のポイント


有効活用できる資源を見つけるには、顧客視点での分析が必須です。

商品を要素ごとに分解し、魅力を探索することも一つの手だと考えられます。また私が企画提案した企業のように、第三者に見てもらうことも一つの手です。


客観的視点で、徹底的に「自身の商品となり得るものは何か」ということを再考すると、未活用資源を見つけることができるでしょう!



参考書籍

今回参考にした書籍はこちらです!

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