モンタナ

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最近の記事

マスキングテープで人を象る

先日のアートの会では、マスキングテープを使いました。 10月の芸工展でお会いしたコジマユウジさんを連想します。 当初発表されていたテーマは「人を知る」というものだったので、 人物画に挑戦することになるのかな、と思っていましたが 2,3人のグループを作って、白壁に好きなポーズで張り付いてもらい、 そのポーズについてまずはマスキングテープでその輪郭を固定記録しヒトガタを作りました。 もしかしたら彫刻や人物デッサンで輪郭の線を取る?みたいな話に近いのかもしれません。美しい線を取

    • 展示会をしてしまった

      絵を描く体験をした4月末から5カ月くらいになりますが、 お店とのご縁もあって、展示会をさせていただくことができました。 今回の展示会は、谷中・根津・千駄木を合わせたいわゆる谷根千エリアを中心とした地域のアートイベントで、町の人が気軽に参加できます。 歴史的に商業寄りになった時期だとかいろいろあったらしいですが、30周年の今年に原点の町のイベントらしい企画を、ということで、未経験者な私も含めて参加させてくださいとお願いしました。 最初は、アートの会で一緒の理沙さんと私と2人の

      • ムラサキポテチの主張

        先日、渋谷のBunkamuraunkamura Galleryにて、永山裕子さんの水彩画展を拝見してきました。 花は軽やかなのに、器はどっしりと存在感。前にアートの会で聞いた、影をしっかり描くという教えを思い出しました。 そのほか、自分なりに印象に残ったこととしては、メインの対象物の色が背景に流れ出ているような背景の塗り。 これまでの数回のアートの会では、背景について色の調和に自信がなかったため、元の紙の色を活かす形が専らでした。 そこで、せっかく展覧会へ足を運んだのだ

        • こわい絵

          アートの会に先月は出席がかなわなかったのですが、 そこでは「こわい絵」がテーマだったそうです。 出席できていたら、そのテーマで自分ならどんな絵を描くだろう、と少し造像だけですがしてみました(手を動かしてはいません、、)。 こわい絵って何でしょう。 子どもの頃に楳図かずおを読んで育ったもので、 いい加減にはできないなという気持ちがあります。 六本木ヒルズの展示にも行って図録も買いました。 まず、一般に怖いと言われている絵をまねして描くという方法が思いつきます。 私は8月末

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          ヒンズー寺院を訪問

          ISKCONというヒンズー寺院の日曜礼拝の見学に行ってきました。 クリシュナ意識国際協会(International Society for Krishna Consciousness)が正式な名称です。 東京寺院は、三鷹、杉並を経て現在の江戸川区船堀にやってきたそうです。 以前に近くのゴヴィンダスという料理店に行ったときは存在に気がつきませんでしたが、友人から話を聞いて今回見学してきました。 12時に着くと、中でもう音楽が鳴っていました。とはいえ、入口の扉の前で緊張して友

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          セルフネグレクトと向き合う

          いまのアパートの部屋に引っ越して3年ぐらいなのですが、 部屋のエアコンは、最初から電源は入るものの送風状態で、とくに暖かくも冷たくもなりませんでした。 私自身の自然な感覚では、それはそれでとくに問題を感じず、 夏は暑いし冬は寒いのは自然の摂理だと疑問を持ちませんでした。 しかし、友達からの「これはセルフネグレクトではないか」という指摘を受けて、エアコンの修理を請求することにしました。 昔から、いつの間にか持ち物がボロボロになっていたり、健康を害してしまっていたりすることがあり

          セルフネグレクトと向き合う

          選挙ポスターを貼る

          国政選挙には毎回投票するようにしている。 人混みが嫌いなので、期日前投票期間の平日夜間に手短に投票は済ませてしまう。 ユポ紙の選挙投票用紙の手触りが楽しみなのが通例だ。 選挙と自分との接点は、毎回この程度なのだったのだけど、 今回、選挙運動の内幕について問題意識をもって発信している候補者の方がいるのをみつけた。 この方の著作は、以前読んだことがあったこともあり、 少し選挙ポスターを貼るボランティアに参加させてもらうことにした。 参院選候補者ポスター掲示板は、都内では140

          選挙ポスターを貼る

          ペルシア料理

          ペルシア料理の会にお招きいただきました。 いただいたお料理についてメモします。 まず、ライムやバジルシードなどの実の入ったスペシャルドリンク。 シラーズサラダ イランのシラーズ地方のサラダ。 トマト、キュウリ、タマネギの素材を生かしたサラダ。 クワエ ズッキーニ ズッキーニのオムレツ風 ズッキーニを細かく擦った調理法は斬新。 トマトもカラフルで目を引きます。夏らしいですね。 イランは、生花を家庭でよく飾るそうで、色彩と香りと豊かな感覚を感じました。 ホレシテ バデンジ

          ペルシア料理

          ジェッソ→水彩→アキーラ

          3回目のアート会に参加させていただきました。 今回は、他の参加者の方と机を付けて少しまとまった話ができて良かったです。 前回は自宅の玄関先にいたオオミズアオ(おそらくメス)を題材に選択しましたが、 今回はこれといった生きものの写真の持ち合わせがありませんでした。 そこで、トマトのみずみずしさが目を引くラフマジュンを題材に描くことにしました。夏らしさもあると思います。 ところで、藝大のYouTube動画を観ると、「描く」ではなく「画く」という表現が使われていました。制作に使う

          ジェッソ→水彩→アキーラ

          入門以上を目指すオタクはしんどい時代

          美容室で新しい担当の方になると、「アニメは観ますか?」と聞かれることがあるのだけれども、これは第一印象がオタクに見えるということらしい。 しかし、イマドキ外観のまずさで趣味嗜好を類推するのは無理がある。 昨今では、様々な分野の入門的な、つまりそれほど理解の深度を要求されない部分のうちで気軽に楽しさを摂取できる要素がそれぞれyoutube動画などを通じて分かり易くかつ無料で呈示されている。 情報化が進んだのは結構なことだ。 オタクの人々が発信した情報のうち、手軽に取得できて愛

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          石膏デッサンを体験してみた

          天王洲アイルの寺田倉庫にて、ブルーピリオド展が開催されています。 美大受験を巡る人間模様に関心があり、作品はまだきちんと読めていないものの、まずは展示を観てしまうことにしました。 https://www.tiktok.com/@blueperiodten/video/7110158018246970625 そこで、一度もやったことないのに、衆人環視の状況で石膏デッサンなるものを初体験してみることにしました。 以下、石膏デッサンについてメモを残しておくことにします。自分の中

          石膏デッサンを体験してみた

          整体を体験

          この5月の体験から、自分の身体の無意識な強張り、余計な緊張感をほぐすことが重要なテーマとなったため、京都の地で戴いた紅茶の道具類と同種の物を自宅で採用したことに加えて、先日知人の整体を受けてきました。 その知人の整体は、中国武術の流れをくむものだそうで、武術の修行の一環として整体の施術を行っているそうです。骨や筋肉の名前について私が全然知らないために現状ではざっくりとしか理解ができないのですが、施術の間の身体を通じて世界を診る叡智の溢れるお話もまた堪能できたのでした。 曰く

          整体を体験

          小金牧(中野牧~下野牧)の巡検参加

          嶺岡牧のエクスカーション活動の一環としての巡検に参加させていただきました。 本来は、遺構がほぼ完全に残る嶺岡牧を観てから、都市化により消滅が進む地域の牧の遺構を観るのがスジではあるのでしょうが、南房総の内陸まで行くのはそれなりに準備を考える必要があり、私の場合は松戸・流山・鎌ヶ谷・船橋あたりの小金牧の遺構を先に観ることになったのでした(上野牧は遺構が少ないから今回はコース外だったのかも)。 中世の城郭遺構については個人的に見て廻ることが多いので、土手の遺構はそれとの比較

          小金牧(中野牧~下野牧)の巡検参加

          ジェッソを使ってみた

          2回目のアート会へ参加の機会に恵まれた。 今回も、題材はその場で決めた。前回はその日の会の直前に食べたカツオのたたきを題材にしたこともあり、それを踏襲して今回も直前の昼食のちらし丼を描くとするとなかなか難度が高そうだしどうしたものかなと思っていた。しかし、その場で携帯端末の画像を漁ると、先日自宅の玄関先にいたオオミズアオ(おそらくメス)の姿が飛び込んできたので、それに即決した。白っぽいエメラルドの羽を前回と同じくパステルで描いてみた。前回習った影を付ける点も意識した。 とくに

          ジェッソを使ってみた

          視覚からの情報と、自分の身体との対話

          京都比叡山を美しく見渡せる洛北の地に泊まらせていただいてきました。 夜は折良く満月が美しく、朝は鳥の声で目が覚めて、コンクリート壁と木目の見える屋根裏、桂の木の緑が目に優しいのです。 何よりも天井が高く、外観は違いますが居室内にいると以前に所沢へ行ったとき訪問した武蔵野坐令和神社をどこか思い出しました(こちらは隈 研吾氏デザインですが)。 従来の私の旅行スタイルは、各エリアで気になるスポットを普段からリストアップしておき、それらが一定数溜まってきたら各スポットを数珠繋ぎして

          視覚からの情報と、自分の身体との対話

          絵を描く体験をした

          絵を描いたのは、おそらく高校生以来だった。 画材は主としてパステルで、一部にポスターカラー(だったはず)。 普段やらないこと、とくに義務的に必要に迫られないことをすることは作業環境の設定から何からかなり億劫で気が重くなってしまうので、 今回の機会には大感謝しかない。 画材もたくさんの選択肢があった。 それも、絵を描くことに馴染みがない人であっても対応できるように注意深く選定されていたように感じられたし、個々の画材についても説明がとても詳しかった。 新しく聞いた話が多すぎて、

          絵を描く体験をした