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ヒンズー寺院を訪問

ISKCONというヒンズー寺院の日曜礼拝の見学に行ってきました。
クリシュナ意識国際協会(International Society for Krishna Consciousness)が正式な名称です。
東京寺院は、三鷹、杉並を経て現在の江戸川区船堀にやってきたそうです。
以前に近くのゴヴィンダスという料理店に行ったときは存在に気がつきませんでしたが、友人から話を聞いて今回見学してきました。

12時に着くと、中でもう音楽が鳴っていました。とはいえ、入口の扉の前で緊張して友達と立っていたら、僧侶の衣装の方が後に来たのでその方と一緒に中に入りました。
靴を脱いで中に入ると奥手に祭壇があり、祭壇の近くでまとまって音楽を演奏している一団がおり、その少し手前に私たちは坐りました。
一団は、写真の太鼓や鉦を打ち鳴らしています。

太鼓と鉦、その下はアコーディオン風の楽器


音楽は、いろいろなリズムが演奏されていましたが、壁に貼られたマハーマントラが様々なリズムで反復されていることにそのうち気がつきました。
演奏の最中、祭壇の神さまの方から人々へひとりひとり順番に蝋燭の火が近づけられて人々がそれに手をかざしてその手で身体をこする動きをしたり、黄色の花の香りを右手の甲につけてもらったりしました。
13時近くになると、いつの間にか後ろにたくさんの人が集まってきていて、私たちは楽団のすぐ手前まで押し出される形になっていました。
途中でマハーマントラの書かれたファイルを貸していただきました。友達との中間の位置の床に置いたところ、床に置くのはあまり良くなかったみたいで(すみません)、ブックスタンドも貸していただきました。

マハーマントラ

それを済むと、実習として108回マハーマントラを唱えます。回数は、白いビーズと呼ばれる数珠で数えました。希望者にはこのビーズはプレゼントされます。ISKCONは、バクティヨーガという種類のヨーガの立場で、難しいことをせずマハーマントラを唱えることを習慣にすることが大切とされているようです(南無阿弥陀仏を唱える浄土教を少し連想しました。)。

とても美味しくて、3杯平らげてしまいました

マントラの解説の後、食事をいただきました。食事は、祭壇の神さまにお供えされたものを下賜される形になっていて、神さまのエネルギーが含まれるものを食べる、食べるヨーガとなっているそうです。
今回の食事は、やや特別な、穀物を断つという弱いレベルの断食用の食事だそうです。ライスは、サマライス?というような名前で断食の基準を満たす特殊なライスだそうです。クスクスみたいな感じです。

物販コーナー

今回のような日曜礼拝は、毎週開催されています。その他に、お祭りが年6回あるそうです。
8月に最大のお祭りとしてクリシュナの生誕祭があるそうです(クリシュナは神さまですが、人間のために、誕生するという遊戯をして見せるのだそうです。)。仏教の花祭りでは甘茶を仏像にかけてお祝いしますが、クリシュナの生誕祭では、ヨーグルトにいろいろ混ぜたものをかけてお祝いするらしいです。
あと、月に一度、代々木公園の南門あたりで炊き出しをしているそうです。
食事は、独自にキッチンの設備があって、そこで作っているそうです。
他方、トイレは隣のレストラン、ゴヴィンダスで借りることになります。






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