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選挙ポスターを貼る

国政選挙には毎回投票するようにしている。
人混みが嫌いなので、期日前投票期間の平日夜間に手短に投票は済ませてしまう。
ユポ紙の選挙投票用紙の手触りが楽しみなのが通例だ。

選挙と自分との接点は、毎回この程度なのだったのだけど、
今回、選挙運動の内幕について問題意識をもって発信している候補者の方がいるのをみつけた。
この方の著作は、以前読んだことがあったこともあり、
少し選挙ポスターを貼るボランティアに参加させてもらうことにした。

参院選候補者ポスター掲示板は、都内では14000箇所にも及ぶそうで、
各候補所陣営がそれぞれ掲示板にポスターを貼らなければならない。
掲示板設置をする人、ポスターを貼る人と多くの人手があの掲示板には関わっている。
掲示板の場所は、デジタルではなく紙の地図に点で示されたものが配布される。じつに手間と費用がかかることだ。

実際のポスター貼り付けでは、
掲示板に割り当てられた特定の数字のスペースを確認し、
スペースをまずは雑巾などで水滴や汚れを拭き取る。
ポスターは上の部分に切れ目の入った両面テープになっているから、
上の部分の裏紙をまずは剥がしてスペースの上の線の部分に合わせてまっすぐにあてて貼って位置を固定する。
それから下の部分の裏紙を剥がして、上から下へと空気を抜くように、表面をこすりながら貼り付けていく。携帯なんかの画面のフィルムを貼るのと似た要領となっている。
10枚程度を貼っただけで、裏紙で紙袋がいっぱいになってしまった。けっこうゴミが出るものだ。
少し関与しただけでも、選挙のやり方は課題山積に思う。



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