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「ケトン体代謝こそが、人の本来の代謝であった」③
ケトン体代謝こそが、人の本来の代謝であった
今回は3回目の投稿です!
ケトン体って何?って思った方は
①、②を読んで、理解を深めて下さい!
では第3弾です!
肉食を選んで生き残ったヒト属
700年前から生存してきたヒト属は。20種ほどに分類されたのち
ホモサピエンス以外は絶滅しています。
ヒトは他の生物よりも脳が発達しており、
ヒトが現在の脳の発達に至った契機は『肉食』だったと言われています。
アウストラロピテクスの脳は500mlであり、
そこから草食のパラントロプスと、肉食のホモ・エルガステルに分かれます
パラントロプスの脳は500mlと変わらないが、
ホモ・エルガステルの脳は、900mlと訳2倍の容量になります。
↑
今の人類:ホモ・サピエンス(脳の容量は1400ml)の祖先
以後草食であったパラントロプスは絶滅しています。
脳が巨大化した原因の全ては不明ではありますが、
肉食が有利だったことは間違いないと言われています。
現在のヒトは肉食を選んで生き残った
パラントロプスは、草食を選んで滅びた
現在、地球上の膨大な人口を炭水化物が養っている。
→その食事が様々な病気を引き起こしている。
↓
「炭水化物は人類を滅ぼす」
という表現もあながち大袈裟ではないかも、、
なぜ、ケトン体は誤解されてきたのか?
ケトン体は人類本来の代謝であるのに、なぜ長い間
誤解されたまま現代まできてしまったのか、
いくつかの思い込み
古い論文を検証しないまま鵜呑みにしてきてしまった
などの要因が考えられます。
「飢餓の時にケトン体が上昇する」
ヒトの歴史では飢餓というのは日常的なことであった。
食べるものがないというのは割と当たり前のことだった。
ヒトは空腹にも慣れていたし、それに対し強くもあった。
現代は、簡単に食べ物が手に入る時代(糖質中心)
ヒトの長い歴史には無かったもので、ここ50年の食物の変化で生まれたもの
そもそも飢餓状態で生活し、ケトン体を中心に効率よく代謝していた。
しかし現代になり、糖質中心の食生活になり、
ケトン体が検出される=飢餓という認識をされてしまうようになった。
ケトン体=飢餓ではなく
ヒト本来の代謝方法であり、糖質よりも効率よくエネルギーになり
身体への負担が低く生活できるのがケトン体代謝なのです。
むしろ糖質のみでエネルギーしている現代人は
効率が悪く、身体への負担が大きいと言えるのです。
「バランスの良い食事」とは?
健康を保つためには「バランスの良い食事を摂りましょう」
と言われますが、バランスの良い食事とはそもそもどんな食事なのでしょう
いろいろな物を平均して食べる事がバランスが良い?
他の動物達はバランスの良い食事をしている?
主食と副食の両方を食べたらバランスが良い?
↓↓↓↓↓
これらは全て人間が作った概念。
大切なのは必要なものを必要なだけ食べること。
これまでの栄養学の常識は間違っている!!
脂肪は体に悪い。
=糖質、炭水化物は体に良いカロリーを沢山撮ると太る。
=カロリーを減らすと痩せるコレステロールは体に悪い。
=コレステロールが多い食事は食べるな和食は健康に良い。
=洋食は健康に悪い和食が長寿のもとである。
=洋食がメタボ、糖尿病のもとである
私たちがよく耳にするバランスの良い食事とは
「炭水化物=60%、脂肪=20%、タンパク質=20%」
だと言われます。
実は、この食事バランスにエはビデンス、根拠がないと、
日本糖尿病学会でも認めているそうです。。。
根拠もなく、実証されていないデータを
言われるがままに信じて実行していると思ったら、、、
しかもそれが逆効果であったとしたら、、、
常識を疑うのって大事かもしれません。
「食品成分表」と「食品交換表」の違和感
私たちは栄養バランスを参考にするために
よく「食品成分表」を使用するかと思います。
実は食品成分表にも私たちの知らない事実が隠れています。
炭水化物は「食物繊維」と「糖質」を合わせたものとされています。
キノコ類は炭水化物ですが、その成分のほとんどが「食物繊維」
白米も炭水化物ですが、その成分のほとんどは「糖質」です。
糖質と食物繊維では全く成分が違うのにも関わらず、
「炭水化物=糖質+食物繊維」とするからややこしくなってしまっている
栄養指導の際に、「炭水化物60%」という時、糖質の割合が分かりません。
お米60%でも、キノコ60%でも、炭水化物60%と言えますが、
糖質量は全く違います!
しかし、食品成分表には「糖質」の項目がないのです。
「糖質しか血糖値を上げない」という考えは最近まで分かっていなかった
「タンパク質も、脂肪も若干は血糖値を上げる」と言われていた。
現在は糖質のみが血糖値を上げることが分かっており
16人の健常者と、糖尿病患者にバターを摂取してもらい、
血糖値を測定した脂肪負荷試験で
脂肪の摂取では全く血糖値は上昇せず、インスリンも出ず
ケトン体だけが上昇することが分かっています。
糖質を摂る食事では食欲を抑えづらくなる
炭水化物(糖質)を主食とする食事をとっていると
食事の度に血糖値が上昇します。
食事をとっていても直ぐにお腹が空いたり、
食後眠気を感じることがあると思います。
その原因は糖質(炭水化物)にあります。
糖質(炭水化物)を摂ると血糖値が上がる
↓
インスリンが出て、血糖を下げる
↓
インスリンが空腹欲求というのを出す
↓
空腹を感じたり、眠気を感じたりする
現代の炭水化物を主食とし、3食食べるという食生活では
血糖値の乱高下(グルコーススパイク)というものが起こっています。
グルコーススパイクが起こらなくなると空腹を感じにくくなります。
食べ過ぎてしまうことがなくなり、食事の量を調整するのも楽になります。
普段の食事を低糖質、高タンパク、高脂質に変えるだけで
グルコーススパイクを抑えることができます。
効率的な代謝を行うことで、パフォーマンスも向上します。
最後に
今回はヒトの歴史に遡って
ケトン体が人類の本来の代謝であることを説明しました!
私たちが当たり前のようにバランスが良いと思って摂取している
食事も実は人類にとって負担になっていることも説明できたと思います。
次回はこれまでの栄養学をさらに覆す新事実を紹介していきます!
お楽しみに!!
最後まで読んでいただきありがとうございます☺️
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参考著書
ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか (光文社新書)
宗田哲男
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