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ヤミ
2024年5月24日 04:16
何者かになりたかった実生活が充実していない、社会に適合できないのであれば才能や実力はともかく創作で生きていくしかないと思った漫画家になろうと思った。絵が下手だった練習しようと思うほど絵を描くことが好きになれなかったバンドマンになろうと思った。ギターが下手だった練習しようと思うほど音楽を好きになれなかった小説家になろうと思った。何も思い浮かばなかった机に向かってみても、ただ一日が
2024年2月23日 10:00
この夏愛で救われたはずの地球で誰かが死んだ今週最も聞かれた曲は私を救ってくれはしない出生率の議論で今日の自殺者数には目もくれず10桁の番号最後に伝えて優しいふりする箱の中いつからこんなふうになった歯が溶けていく夢を見たんだ電話の音すれ違う人の笑い声全部自分を殺す凶器みたいで皆こっちを見ながら笑ってる苦しくても辛くても絶対に生きなきゃダメだと感じさせるこんな世界を平和だと笑う
2024年5月6日 20:18
悲しみだけが残ってる部屋の中母は今日も泣いている外から聞こえる楽しそうな笑い声家の中悲しみだけが溢れているねえ神様なんであの子たちだけ楽しそうに笑ってるの?愛し方なんて誰も教えてくれなかったねぇ神様見ている?この結末をねぇ、神様。余所見しないでよどうせ上から笑っているんでしょう知っていたはずなのにあなたは誰にも微笑まないと天国なんて、いらないだから早く、私を助け
2024年3月26日 11:36
つまらない=面白くないと決めつけるのは違うような気がするのですつまらないと思っていたものも時間が経てば面白いと思える瞬間だってあるかもしれない私が面白いと思わなかっただけで、他者から見たらとても面白いと言われていたり(逆も)好き、嫌い、合う、合わないがあるので、一概に違うとも言い切れないのですが。例えば「面白い」という感情のない世界では、娯楽はどのようなものになっているの
2024年2月25日 10:36
世間話ほど優しさを向けられているつもりの拷問はない。恋愛 仕事 趣味 人生 誰もが普通に持っていると思われていて、どう足掻いても、逃げられない攻撃が続く貴方の人生に関係のない私を知らないでほしい。そんなことを思いながら、目線を合わせられずに、少し遠くを見ながら、愛想笑いを繰り返している普通も、可哀想も、大丈夫も、誰かのものさしで決められることではないのに、勝手に決められてし
2024年2月11日 06:20
自己紹介というものが苦手なので、好きな本を並べていこうと思います身の上話より、影響を受けて育ってきたものを知る方が人間性が垣間見えるような気がするので1.中村文則『迷宮』中村文則作品は全て読んでいるくらい好きなのですが、特に迷宮が好きです互いの闇と、性と死が呼応しているような歪さ今にも壊してしまいそうな、壊れてしまいそうな狂気を、不安を、抱えながら生きているふたり静かに人間
2024年2月10日 03:39
小学生の頃に書いたプロフィール帳結婚したい年齢もとっくに通り過ぎてしまった子供の頃思い描いてた大人はこんなんじゃなかった何者かになりたかったいちばんにならなくても、一度くらい誰かに認められたかった。必要とされたかった。好きだった音楽も聴く気になれず、眠るだけの日々と眠ることすら怖い日々の憂鬱を繰り返している夢は叶わなくていいからせめて、普通に生きてみたかった過去の思い出
2024年2月5日 04:04
昔から、自分の話をすることが好きじゃない自分に興味のある人なんていないと思っていたし、誰かに内面を理解されることが怖かった自分のことなんて、自分も分からない自分がなにを考えているのか、なにをしたいのか、よく分からずに、たまに後ろで、もう一人の自分が私を見ているような感覚で過ごしている誰といる時もずっと聞き役、同調するだけ誰かの傍観者として生きてきた。今も、ずっと誰かに必要とされ