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癌サバイバーとなった私〜命を繋ぐ13
前回投稿から間隔が空いてしまった。
この6月で、手術から3年が経過した。6月17日に3ヶ月ごとの検査、そして24日に診察を受けてきた。
有難いことに再発・転移の兆候は認められなかった。
6月17日の検査は造影CTだった。
そこで私はアナフィラキシーショックになった。
癌がわかってから何度も造営CTの検査を受けてきたのだが、今回初めて
アレルギー反応を示したのだ。
造影剤を注入し始めると、体が熱くな
癌サバイバーとなった私〜命を繋ぐ11
さて、早くも2月も終わり、暦は容赦なく進んでいる…
癌サバイバーの中でも、私は幸運な方なのだろう・・今のところ元気だ。
特に抗がん剤治療もなく、経過観察。
本当に直腸癌だったのか・・そう思うこともある。
とはいえ、排便障害には時に苦しむこともあるが。
癌になったというこの事実、自分にとってどういう意味があるのか??
そんなことを考える日々。
きっと意味があると思いつつも、運が悪かった・・と思ってし
癌サバイバーとなった私〜命を繋ぐ9
早いもので1月も下旬に。
一体新年になってから私は何をしていたのか??
そんな疑問も出てくるのだが、とりあえず元気にしている。
基本は職場と自宅の往復。。当たり前か・・
上の息子を叱咤激励しながら日々を過ごす。
排便障害はまだあるものの、まあ日々の生活に支障をきたすようなものではない。
行動するときは常にトイレのことを頭におかないといけないが、それも慣れた。
最近は、病気云々ということより・・それ
癌サバイバーとなった私〜命を繋ぐ8
年末にアップしようとしていたのだが、完全に忘れていた。
新年になり、何かが変わったか・・何も変わらない。
だが一つ言えること・・・元気にしているということ。
12月中旬にコロナにかかりしんどい思いをしていたが、
ようやく元気になった。
まだ匂いも味もいまいち分からないが、まあこれは時間が経てば治るだろう。
12月に受けた検診でも、特に異常はなかった。
有難いことだ。これで手術からちょうど2年半。
癌サバイバーとなった私〜命を繋ぐ7
間が空いてしまった…
命を繋ぐ…なんてタイトルで書いているけど、
実のところ、ワタシはへこみっぱなしだ。
離婚訴訟を抱え、婚費を払い続け、自分の生活資金が乏しい。
おまけに給料も減った…このご時世に…
いろんなことがあって頭を抱え続けていた。
「見えないだけ…」なんて言いながら、何故自分ばかり…なんて
思い続けていた。人間って弱いものだ…つくづく思う。
もともとワタシもお金の管理は苦手。
あれ
愛用のカメラを持って。
私はカメラが好き。写真が好き。
いつの頃からだろうか…ちょっと思い出せない。
おそらく…原点は小学生の頃のアメリカ旅行だと思う。
3週間、家族でアメリカを旅行したことがあった。
出発が近くなって、父が私と兄にカメラを買ってきた。
私に渡されたのは、機種名までは思い出せないが、リコーのコンパクトなカメラだった。
36枚撮りのフィルムで倍の72枚撮れる機種だった。
「好きなだけ撮ったらいい」との父の言
癌サバイバーとなった私〜命を繋ぐ3
治療に向き合うと決心したが、
まだ自分の中で生きようという意欲は薄かった。
だけど生きたかったのは間違いはない。
「なんで俺ばっかり…」という思いにとらわれていた。
2021年2月8日、最初の抗がん剤治療が始まった。
この時は初めてということもあり、3日間の入院となった。
入院なので同じような境遇の方とは会えず、わたしは、
なぜ自分ばかり…という思いに支配されていた。
実はこの時、家庭でも色々と
癌サバイバーとなった私〜命を繋ぐ2
ようやく治療しようという気になって、
新しい年を迎えた。
新年からは治療のために大阪の実家をベースに生活することになった。
まだ詳細な検査も受けてはいない状態だった。
そんな中、まだ京都にあった私の家に、離れて暮らす息子たちが
泊まりに来た。
息子たちにはここで病気のことをちゃんと伝えた。
どうもまだピンと来ていないようだった。
夕食を共にし、一晩泊まり、私は翌朝仕事だったので、
彼らは2人で母親