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癌サバイバーとなった私〜命を繋ぐ14

毎日暑い日が続くものだ・・汗をかいて大変だ。
日々、弱い自分との戦い。
直腸がんの手術から3年あまり。
何とか再発もなくここまで来られた。
排便障害も仕事復帰時の頃からすると、
ましにはなってきた。
病気前のようにはいかず、絶えずトイレのことを
考えないといけないが、それでも行動しやすくなってきた。
病気前と何が一番違うかというと…
自分の考え方…というか…感性というか。。
そんなところかもしれない。
うまく表現できないのだが、確実に変わったと思う。
この世には、見えないことの方が圧倒的に多いということ。
そして自分の考え方は、人の数のうちの一つの考え方に過ぎないということ。
このことを考えず、自分の感性・考え方だけで周囲の不合理性、理不尽を
追求する人間のなんと多いことよ・・
見えていることでしか判断せず、自分は満たされていない、自分だけが不幸だと
考えてしまう人のなんと多いことよ・・
色々としんどいことが重なると、どうしてもそう考えてしまいがち。
自分もそうだ。。
こんな偉そうなことを書いても、しんどくなってくると、見えていないことを
見ようともせず、自分の不幸を嘆く。そして周りを攻撃しそうになる。
やっぱり弱いんだよ・・自分は弱いんだよ。
でも弱いなりに、見えないことが圧倒的に多い、自分の考え方だけで
周りを見渡さない。
これを心掛けたい。
これを忘れたら、自分が癌という病気で気づいたことが台無しになる。

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