【要約】座右の書「貞観政要」
序章「世界最高のリーダー論」はなぜ生まれたか
「貞観政要」は、唐の時代に編纂された李世民の言行録です。ここでは中国の歴史が記載されており、皇帝が変わる理由が明記されている。皇帝が変わる際、新しくなった皇帝は後世に善政を行ったと言い伝えられるために前の皇帝を暴政だと正史を書き換えることがあった。同時に人民に良く思われるために善政を行ったと言われる。李世民は、側近に優秀な3人を置き、その内の一人である魏微に自身の行いを諫言させ、高い位に就かせた。その後に中国を支配するクビライも人