易経観光 案内人 尹玉(イン ユイ)
中国の最高学府、清華大学ではこのような校訓があります。 天行健 君子以自強不息 「天行建(てんこうけん)なり 君子は以て自強して息(や)まず」 「地勢坤、君子以…
私たちの心の焦点を天に向けた時には地が見えない、今度は地に向けたら、天が見えない。そして心が過去に囚われていたら、現在と未来が見えない。 真実の全体像を観るには…
「一陰一陽これを道と謂う」 健康になりたいと強く思う人ほど、体調が不安定になりやすく、正義感が強すぎる人ほど周りにトラブルが増え、とても明るく振舞っている人…
「陰陽交感」新しい命が誕生するには、男女の精が交じり合うことから。なんてシンプルで神秘的な宇宙の法則でしょう。 男は陽、女は陰に属しますが、陰陽が交じり合うと「…
「空色・無有」怖いものしらずで世を渡っていくには、陰陽の法則を知った方が良い!なぜなら陰陽の法則は、宇宙の法則そのものだからです。 森羅万象の栄枯盛衰の変化の根…
易経と運命中国では昔から一人の一生がどんな人生になるかは、一に命、二に運、三に風水、四に徳を積む、五に読書と言われていました。 命という漢字を分解してみると、口…
易経とは何の書?一陽来復、虎の尾を踏む、君子豹変す、革命、窮すれば通ずなど、私たちが日常で使っている言葉が実は易経から引用されていることはご存じでしょうか? 中…
2021年8月23日 08:58
中国の最高学府、清華大学ではこのような校訓があります。天行健 君子以自強不息 「天行建(てんこうけん)なり 君子は以て自強して息(や)まず」 「地勢坤、君子以厚徳載物(地勢坤なり、君子は以て厚徳載物)」これは易経の第1卦乾為天と第2卦坤為地からとった文言です。天行健・・の意味としては「天は、とても健やかに廻っていって、途切れることなく、規則正しく、健全に運行されていくということで、そのよ
2021年5月6日 19:24
私たちの心の焦点を天に向けた時には地が見えない、今度は地に向けたら、天が見えない。そして心が過去に囚われていたら、現在と未来が見えない。真実の全体像を観るにはどうすれば良いでしょうか?哲学的な質問ですが、あなたは自分を何者だと思いますか? こんな話があります。ある女性が長い間、生き苦しさを抱え、ある日思い悩んで自殺をします。女性の魂はあの世の入り口で、門番に質問されます。「あな
2021年3月4日 20:55
「一陰一陽これを道と謂う」 健康になりたいと強く思う人ほど、体調が不安定になりやすく、正義感が強すぎる人ほど周りにトラブルが増え、とても明るく振舞っている人ほど、心の闇を抱えている傾向があると皆さんお気づきではないでしょうか?「一陰一陽これを道と謂う」。易経の繫辞(けいじ)上伝で出てくる言葉です。陰陽はセットで成り立っていて、常にバランスを取ろうとしているのです。元々生死・善悪・明
2021年2月10日 16:48
「陰陽交感」新しい命が誕生するには、男女の精が交じり合うことから。なんてシンプルで神秘的な宇宙の法則でしょう。男は陽、女は陰に属しますが、陰陽が交じり合うと「新しい命の創造」というものすごい変化を起こします。7000年前に易経の作者である伏羲が仰いで天の運行の状態を観察し、伏して大地の形勢を見ながら、宇宙にある二つの異なる勢力を陰陽と定義し、その符号、陽「― 」、陰「 - - 」を作りまし
2021年1月23日 15:53
「空色・無有」怖いものしらずで世を渡っていくには、陰陽の法則を知った方が良い!なぜなら陰陽の法則は、宇宙の法則そのものだからです。森羅万象の栄枯盛衰の変化の根底では「陰陽の作用」と言うとてもシンプルな摂理が働いています。「陰陽」は聞き慣れている言葉かも知れませんが、その全体像を言葉として表現することは、決して容易いことではないです。摂理そのものはシンプルですが、内容はとても奥が深いのです。
2020年12月23日 17:16
易経と運命中国では昔から一人の一生がどんな人生になるかは、一に命、二に運、三に風水、四に徳を積む、五に読書と言われていました。命という漢字を分解してみると、口と令の組み合わせで、口の指令に従うとい意味だそうです。意識して思っていることを私たちは言葉にしていますので、運命は「私」の思う通り、言葉通りになるということでしょうか。易経の機能の一つして、占い(算命)もできますが、「当たるも八卦、当
2020年12月18日 12:04
易経とは何の書?一陽来復、虎の尾を踏む、君子豹変す、革命、窮すれば通ずなど、私たちが日常で使っている言葉が実は易経から引用されていることはご存じでしょうか?中国最古の古典である易経は東方思想の根源とも言われ、その壮大さ、奥深さを解説しようと思えば、自分の手のひらほどの知識では実に畏れ多くなります。しかし、手のひらほどしかかじっていない易経から私が数多くの生きる知恵を授かり、どんな時でも心が平