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インプロのススメ

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「インプロ」とは? 英語のインプロヴィゼーション(improvisation)の略で、「即興」という意味。 JAZZのライヴなどでも時々インプロヴィゼーションで奏者同士がセッ…
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#イエスアンド

これからの時代に大切なこと

これからの時代に大切なこと

産業革命以来、教育の在り方は学校本体や教員中心で、CC(コントロール&コマンド:指示命令)型が多い状態が続いてきました。

数年前に参加したインプロカンファレンスでの、高校教員をしているノルウェー人の一言がその様子を端的に表しています。「ひかる、聞いてくれ! 先日、同僚が、”今日の授業はすごくうまくいった。 生徒たちがみんな静かに話を聞いたんだ” と言ってきたんだ。いまだにこんなことを言ってくる先

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プレイテリジェンス向上を目指しませんか?

プレイテリジェンス向上を目指しませんか?

みなさん、梅雨間近のなんだか湿った空気を感じる季節となりましたが、いかがお過ごしですか?

パンデミックが始まった2020年春。ロックダウンされた中国から、「助けて!」と支援を求める声が、アメリカ東部のニューヨークを拠点としているEast Side Institute (ESI) の中心メンバーに届きました。
ヘルプを求めていたのは中国国内で活動するインプロバイザーであり活動家のCheng(チェン

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Yes,Andですべてはうまくいく(Podcasting)はじめました

Yes,Andですべてはうまくいく(Podcasting)はじめました

日常生活や仕事で、困ったなぁーということたくさんありますよね。 起こったことを否定しても変えることはできない。
ならば、その事態を受け取って(Yes)、そこから展開していける(And)ようになれたら、もっと人生楽しくなるのではないでしょうか。

このポッドキャストは、一般社団法人AIFA代表理事で慶應義塾大学SFCの人気授業プレゼンテーション技法を2006年より担当し、湘南工科大学で対話を深め

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アサーションとインプロの関係

アサーションとインプロの関係

アサーションとは

アサーションとはコミュニケーション・スキルの1つであり、企業や学校など、さまざまな場面でアサーション・トレーニングが行われています。
 
アサーションの歴史
アサーションの発祥はアメリカで、1950年代に行動療法と呼ばれる心理療法の中から生まれ
ました。当初は自己主張が苦手な人を対象としたカウンセリング技法として実施されていましたが、その理論は1960~70年代には「人権拡張」

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体感とリフレクション

体感とリフレクション

学びを行動に変える、学びから主体的に個々の能力開発につなげていく、ということについて、先にnoteに書きましたが、今回は学びと思考のスタイルについて書きたいと思います。

学びと思考のスタイル

学びの場をデザインする上で、「体感」だけで終わってしまうのは非常にもったいないです。
「体感」の後に、対話と内省・リフレクションを通して、思考し可視化・文章化することでようやく学びの定着に結びつきます。

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インプロすることで才能が開花!

インプロすることで才能が開花!

以前にも書きましたが、「インプロ(即興演劇)」は大きく分けて3つの使い方をされています。
(1)コメディショー:ライブシアターなどで、観客からお題をもらい、即興で演じるショー。 ここはまた2つに分かれて、ショートフォームとロングフォーム(さまざまな仕掛けを使って15分以上の長編即興芝居)があります。
(2)パフォーマンス力向上:いくら台本があっても、役者として必要なスキルはその場の呼吸(間合いや場

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Yes, Andですべてはうまくいく

Yes, Andですべてはうまくいく

Yes, Andで世界を平和にする!と宣言して、活動をはじめたのが2003年春。
それから、いろんな方々が共感いただき、あちらこちらでYes, Andということばが使われるようになっていますが、ときどき「あれっ?」と思う、受け取り方をされている場面に出逢います。
2006年に幻冬舎さんから『Yes,Andですべてはうまくいく』という本を出させていただきましたが、あれから16年、、ずっとYes, A

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