あなたは許せる? 意外と見えない「地雷」な家庭ルール3選
「え、それって普通じゃないの…?」
人に指摘されて愕然とした経験、ありませんか?
実は、私たちが「当たり前」だと思っている日常の習慣やルールは、一歩家を出れば通用しない、むしろ「地雷」になりかねないものかもしれません。
私自身、これまでの人生で何度か他人と暮らす機会がありました。その度に、自分では常識だと思い込んでいたことが、全くそうではなかったと痛感させられる出来事がありました。今回は、そんな「見えない地雷」とも言うべき、家庭によって異なるルールを3つご紹介します。
【エピソード1】バスタオル再利用問題
これは、叔母の家に泊まりに行った時の話です。お風呂上がりに使ったバスタオルを洗濯かごに入れようとしたら、叔母に「あら、まだ使えるのに何してるの?」と怪訝な顔をされてしまいました。
叔母の家では、バスタオルは使ったら椅子にかけておき、2~3回は洗わず再利用するのがルールなのだそう。
私の実家はどちらかと言うと几帳面な家風だったので、バスタオルは一度使ったら必ず洗濯するのが当たり前。母などは叔母の習慣を知って「汚いわね……」と顔をしかめていました。まぁ、彼女は何にでも文句を言うのでその見解はどうでもいいですが。
でも、考えてみれば、バスタオルの再利用は、環境にも優しいし、経済的でもありますよね。
私自身はというと、どちらかと言えばズボラな性格なので、バスタオルは臭くなければ再利用しても構わない派です。
むしろ、最近はバスタオルを使うこと自体をやめて、小さめのタオルで済ませるようにしています。そう考えると、ズボラ度で言えば、私の方が上かもしれませんね(笑)
【エピソード2】コップの内側だけ洗う男
これは、少しばかり苦い思い出です。
以前、一緒に暮らしていた人が「母親がそう言ってたから」という、なんとも説得力に欠ける理由で、「コップは内側だけ洗剤で洗えば十分。外側は軽く水で流すだけでOK」という謎理論を展開していました。
彼の主張によると、コップの外側は口をつけないから、そんなに汚れないのだとか。しかし、洗剤を使うのは除菌のためだと考える私にとって、内側だけ洗うことに全く合理性を感じられませんでした。
結局、この件に関しては、私の「お前の母親なんて知らねぇよ。私と暮らしてるんだから私に従え」という身もふたもない意見によって、彼独自の謎ルールはあっけなく却下。めでたしめでたし(?)です。
【エピソード3】キッチンシンクは聖域
最後は、私にとっての譲れないルールについてお話しましょう。それは、「キッチンシンクで歯を磨いたり、うがいをしない」ということです。
なぜ、こんなにも強くこのルールにこだわるのか? それは、私が「掃除したくないから、そもそも汚さない」という鉄の信念を持っているからです。
キッチンシンクは、あくまでも食器などを洗うための場所であって、洗面所のように大量の人間の体液によって汚染されることを想定していません(私が)。
もうこれは、感覚的な問題かもしれません。
「キッチンシンクは聖域なのだ! そこに唾を吐くなんて言語道断だ!」……こんな風に主張しても、共感を得ることは難しいでしょう。
それでも私は訴えたいのです。キッチンシンクは、あくまで調理のための神聖な場所なのだと。どうか、この純粋な叫びを理解して頂きたい……!
「当たり前」は、本当に「当たり前」?
今回は、私が体験した「見えない地雷」な家庭ルールを3つご紹介しました。
「そんなの常識でしょ!」と思った人もいれば、「え、それって変なの?」と驚いた人もいるかもしれません。
人それぞれ育ってきた環境や価値観は違います。だからこそ、自分にとっての「当たり前」が、他人にとっては「非常識」になりかねないことを、心に留めておきたいものです。
皆さんはいかがでしょうか? 皆さんの周りには、どんな「見えない地雷」な家庭ルールが存在していますか?
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