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話下手が年間100登壇するまでにやったこと

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プレゼンテーションスキルを磨くために落語を聞いてみる

プレゼンテーションスキルを磨くために落語を聞いてみる

私の仕事の半分以上は講演や研修が占めているため、人前で話す機会はかなり多いです。
対面だと500人の前で話すこともありますし、オンラインの場合だと、目の前にはカメラ一台しかないのに、その先には配信視聴者が1000人以上いるなんてケースもあります。

当然、プレゼンテーションスキルが求められるわけですが、私はもともとプレゼンが得意なわけではありません。むしろ人前ではできる限り話したくないタイプです。

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コミュ力はセンスではなくスキルなので誰でも伸ばせる

コミュ力はセンスではなくスキルなので誰でも伸ばせる

小学生の頃、中休みや昼休みの時間が大嫌いでした。
みんなが遊んでいるところに「いーれて」と言う、あれができなかったからです。
運動も勉強もできないし友達もいない。でも身体だけはデカい。そんな小学生でした。当然、コミュ力なんてありません。

そんな私が今は人前で話す仕事をしています。
人前で話すことに対して緊張することはほとんどなくなりましたが、いまだに初対面の人とのコミュニケーションは苦手です。

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早期離職100人インタビューを実現できた理由

早期離職100人インタビューを実現できた理由

2012年にカイラボという会社を設立し、2013年に『早期離職白書』を発行しました。
『早期離職白書』の目玉は、自分で直接100人の早期離職者(新卒入社後3年以内に辞めた方)へのインタビューをした結果です。

「100人もインタビューしたことが凄い」と言ってもらえることもあるのですが、私が100人インタビューを実現できた理由は、ただ単純に暇だったからです。

勢いで事業計画もなく2012年に起業し

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プレゼンが相手に伝わらない人は、正確さよりもわかりやすさ重視にすれば解決する。

プレゼンが相手に伝わらない人は、正確さよりもわかりやすさ重視にすれば解決する。

プレゼンが長いのにメッセージが伝わらない人ほど正確さにこだわりすぎ話すこと自体に苦手意識があるわけではないけど、プレゼンテーションになると相手に伝わらなかったり、時間内にうまくおさまらないという人がけっこういます。そういう方はきっと「正確に伝えよう」とし過ぎているんだと思います。

私の経験上、プレゼンテーションで大切なのは正確さよりもわかりやすさです。

プレゼンテーションという限られた時間の中

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話や方と言葉選びのコツを落語から学んでみる。

話や方と言葉選びのコツを落語から学んでみる。

前回、アイスブレイクには落語が良いという話しを書きました。

アイスブレイク意外にも、プレゼンテーション時の話し方や言葉の選び方が大切になることを学ばせてくれる落語もあります。

落語は一人ですべての登場人物を演じ分けます。
演じ方で「バカっぽい役をやらせたらあの人はピカイチ」なんて言われる人もいます。

前回も紹介した柳家喬太郎は演じ分け方も上手い人の一人

午後の保健室 という話があります。

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アイスブレイクに困ってる人は落語を見るといいと思います

アイスブレイクに困ってる人は落語を見るといいと思います

今では年間100件くらいの登壇をしている私ですが、小さい頃は人前で話すのが大の苦手でした。

どうやって人前でたくさん話せるようになったのかと言えば、自分なりに勉強したのです。勉強と言っても、いわゆるプレゼンテーション講座みたいなのには言ったことがなく、もっぱらYoutubeを見てました。

プレゼンテーション練習につかうのは落語です。

落語の「まくら」は今風に言えばアイスブレイク落語というと江

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