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早期離職100人インタビューを実現できた理由

2012年にカイラボという会社を設立し、2013年に『早期離職白書』を発行しました。
『早期離職白書』の目玉は、自分で直接100人の早期離職者(新卒入社後3年以内に辞めた方)へのインタビューをした結果です。

「100人もインタビューしたことが凄い」と言ってもらえることもあるのですが、私が100人インタビューを実現できた理由は、ただ単純に暇だったからです。

勢いで事業計画もなく2012年に起業した私は、企業から半年もすると貯金も底をつき、ろくに仕事もない状態でした。おかげで時間だけはありました。

会社としての活路も見いだせない中、とにかく『早期離職白書』だけは完成させるという意地だけで細々続けていたのが100人インタビューです。

今、あの時と同じペースで100人インタビューをやれと言われたら無理です。ただ、あの時は仕事がうまくい言っていない分、時間はありました。時間という唯一の資源をインタビューに費やしていたのです。

唯一誇れることがあるとすれば、とにかく諦めずに100人のインタビューを続けたことだけです。

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