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うつ病を患う僕が転院した瞬間に怒られたので現状を整理してみた
二回目の通院
今日は転院して二回目の通院でした。1回目の通院記録はこちら。
「なんでウチの病院にきたんですか」
初対面から喧嘩腰にぶっちぎってきた医者、マッチングアプリもびっくりの出会いを果たしたyazu。
アレコレ言われて落ち込みました。正直二回目の通院は行きたくなくて、今日は布団から出るのも辛かったです。
でも、だ。
半年以上「人生なんぞさっさと終わってしまえばよい」と考え続けても一向に前に進まなかった現実があったので(死ぬのは勇気がないんです)、この出会いもひとつのキッカケとして考え、自分なりに今の状況を整理することにしました。
転院前の状況
休職あたりのところから雑多にまとめてみるとこんな感じです。
・病名はうつ病。
・転職後、自分が描いていた仕事のイメージと乖離があってあっという間にメンタルダウン。休職9ヶ月目突入。
・仕事復帰の目処は見えない。
・やる気が全く出ず。食べることやお風呂に入ることも億劫。もはやニート
・こんなに休んでるのに、仕事のことを不意に考えてしまう。そしたら気分がとことん下がる
・これまた同じく不意に過去の失敗が蘇ってテンションガタ落ち。キチガイのそれ。
・過眠状態が長い。当初はPM10:00に寝てAM11:00〜12:00に起きる。転院直前では薬を調整してAM9:00ぐらいには起きれるようになる。それでも結構な睡眠時間。子供か。
・うつ病にかかって最初の1ヶ月は引きこもり。ほぼ寝て起きての生活。その後ちょっとずつ外に出るようになったが、夏場にかけて外に出なくなってきた
・基本、毎日なんもやってない。寝るか動画しか見ていない生活。昔は夢みたいな生活だと思ってたが、実際やるとあまりの生産性のなさに軽く絶望できる
・自分の病気がどういうものかよくわかってない
・飲んでる薬については興味なし。とにかく医者の言うとおりにしてた
休職直前あたりの叫び声はこちら
豆腐メンタルここに極まり。今後どうやって生きていけばいいか、もう死ぬしかないんじゃないかと頭をグルグルさせている時期です。
休職してから9ヶ月たちました。
基本的に医者に言われたことを考えることもなく忠実にこなしてきました。深いことは考えない。自分が今どういう状況でなんの薬を飲んでるかも考えず、医者に任せようとしました。
その結果、おかげさまでギブアップ状態からは脱しました。一方、仕事が出来るようなメンタルにはたどり着きそうにありません。
毎週心療内科に通っていました。先生との会話は毎回テンプレートのようなやり取りが続いていて「これは続けてもかわんねーだろうなぁ」と心のどっかでは思っていました。まあ、物腰はいい先生だったので人間的には全然嫌いじゃなかったです。
産業医からの勧めがあって、ようやくここで転院が決まりました。
転院後のファーストコンタクトで医者に言われたこと
・なんでウチの病院にきたんですか(怒られた)
・うつ病じゃなくて躁うつ病じゃないのか?うつ病はテンションがずっと下がったままだけど躁うつ病はテンションが上がったり下がったりを繰り返す。対応には似て非なる薬を使う
・やる気はなくても別に良い。やる気があったら今の状況になってない
・なんの病気かを自分でも把握してください(怒られた)
・なんの薬を飲んでるかを自分でも把握してください(怒られた)
・てか、あなたはどうしたいの??(怒られた←小学生かw)
怒られた内容については若干理不尽さを感じました!(笑)
一方で、レントゲンをとってリアルな身体の状況を確認できるものではないのが精神病。そう考えると自分自身が正しく病気を把握する努力をするのは確かに必要だと感じました。
あとはこの医者は患者たる僕が主体になって治すというアプローチをしてるんだろうなと。
個人的にはこの考えってあんまりなくて、僕は病気というものはプロに全部おまかせするのが良いと思ってました。でも精神病は自分の心が対象という意味合いにおいてちょっと違うアプローチをしないといけないのかもしれないです。
この医者は「あなたはどーしたいの」という問いかけをして、自分から動くように誘導したのかなぁ〜…と超ポジティブに受け取ってそう感じた次第(もう少し言い方はあると思うけど)
初診から再診までの3週間で過ごした結果
全部が全部この医者の問いかけに対して自分の答えを準備することはできませんでした。
特に「僕はどうしたいのか」という問いは重たいもので、「さっさと人生終わりたいんだよなー」なる気持ちは揺らぎないところにあったりします。
まあ、しょうがない。
とにもかくにも、転院してから病名が変わって、薬が変わりました。そして自分のマインドも変えよと間接的に医者から要求されました。
再診までの3週間で気をつけたのは自分の病気を知ること、薬を意識すること、今の身体の状況をなるべく客観的に知ること。で、ちゃんと薬を飲むこと。
その上で3週間過ごした結果をまとめるとこんな感じです。
・気分が下がりっぱなしがあんまりなくなったような気がする。もちろんゼロではないんだけど
・過去の失敗とかあんまり思い返すことがなくなった
・仕事が気にならないといったら嘘になるけど、若干考えることは少なくなった
・眠気は増大。午前中はボーッとしてることが多い。これは薬を変えた影響かもわからんと医者。
・やる気は相変わらずない。なにもやってないのも変わらず
・外には相変わらず出られない。夕方ぐらいはいけるかもだが…
・自分が何をどうしたいは考えるのをやめた。今はその時じゃない。症状をとにかく緩和させてからにしよう
大きく変わった点としては、やっぱり1番目の不安に襲われて気分があっちゃこっちゃ行くことは少なくなったような気がします。
毎日noteでつぶやけば気持ちの上下を比較できて良いのかもしれないですね。
この3週間で若干(?)変化があったところを見ると、数カ月間なんも変わらなかった前回の病院よりワンチャンよかった説まで出てくるのが若干悔しいです。
この医者は好きになれないことは改めてお伝えしたいです(しつこい)
再診しての医者との会話
再診するにあたって、薬や病気のことを自分なりにネットで調べてから行きました。あとは3週間過ごしてみた結果をざっくりまとめてみたりとか。
やられっぱなしも気に食わないじゃないですか(笑)もちろん、素人が努力したところでプロには歯が立たないんですけどね。
そしたら、初診のときとは違って医者の話がなんとなくわかるじゃないですか。まあまあの収穫です。
あとは「貴方はどうしたい」という質問に対しても「まずはこの治療を継続してみたい」と意思を持って言えたのは良かった。
医者との会話は前回のようなギスギス感はあんまりなくて、一部の方向修正を経て次回の再診日が決定しました。
ただ、まあ話をしていると「やっぱこりゃ自分で決めていかないと治らんなぁ」とも感じます。
やっぱり精神科・心療内科というのは基本脳を休める&対処療法がほぼほぼを占めてるわけでそれはそれで根本的な治療にはなりえないです。
僕の場合、投げっぱなしにしている「仕事どーすんの」とか「人生どーすんの」という重たい難題が待ち構えているわけで、これらを医者が解決してくれるはずもなく、自分で決めなければならないという事実はひしひしと感じました。
今は考えるのをやめます。チラつくことはあるけどさ。
次の再診までにやろうと思うこと
長々と書いてしまいました。次の再診は4週間後です。それまでに次のことをしようと思ってます。
・毎日目覚ましをかける。AM7時〜8時には起きたい。昼寝はしない
・毎日睡眠、やったことを記録する。noteでやろうかしら
・毎日外に出る。用事がなくてもとにかく外にでる。毎日8000歩目標。
・とりあえず身近な目標を作る。大きな目標だと挫けそうだから、ちっちゃな目標で。
・薬はちゃんと飲む。「これは飲むかどうかの判断を任せる」と言われた薬は一旦飲まないことをベースにしたい…自信はあんまりないので、これは適宜考えたい
・毎日二食は食べる。今は一食食べれば十分。自信ない。腹が減らない。動けば治るかしら。
・悩みは全部放置
まずは身体を動かすところから始めます。将来的にどうしたいのか、仕事をどうしたいか、そんな悩みは全部放置でいきます。
yazuは前向きになってるじゃない!と思われる方がいらっしゃるかもしれません。いやいや、違うんです。全然前向きじゃないんです。定期的に「あー、はよ死にたい」という気分に襲われます。
そんな「死にたい」病の僕もまずは受け入れてみましょうと思ってます。否定できんし、拒否ったところで前に進みそうにもないんでそんなお前もありっちゃーあり。
まずは一週間。普通だったらそんな苦じゃない項目…。僕にとってはそれなりに難しいです。
いや、やってみよう。とにかく外に出ること。どうせ行きもしない会社のことなんて考えないこと。決めたことはまず続けてみます。
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