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東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 麗しの演奏~サントリーホール

みなさま、こんばんは!
先週のことになりますが、
東京、六本木にありますサントリーホール
に初めて行ってきました。
「たまにオーケストラを聴きに行きます。」
「サントリーホールには何度か行ったことがあります。」
これはわたくしではなく、ご一緒した友人たちのお言葉です。
はい、お察しの通り、わたしはオーケストラ初心者です。
このような大きなホールでオーケストラを聴くのは一体何年ぶりでございましょうか。

なぜ、ふだんあまり縁がない、このような素敵なところに行けることになったかと言いますと、
娘が在籍しています学校の創立○○周年記念として、中学生向けに芸術鑑賞会が催されることになったのですが、
中学生だけですと少し席に空きがあるようで、中学生の保護者だけでなく、高校生の保護者にも参加募集の声がかかり、申し込んだ次第でした。

サントリーホール最寄り駅、
地下鉄南北線の六本木一丁目
改札出たところです。
なんだかすごく都会な雰囲気です。
一緒に行った友人もサントリーホール初のため
ふたりで少し迷いました。
実はこの日、
サントリホールを知っている友人は、
JRが人身事故のため少し遅延。
本来は駅で待ち合わせていたのですが、
ランチのお店を予約していたことから
先に行くことにしました。
なんかこういう余白的な空間、よき。
迷ったときは、グーグルなび。
それでもわからない時は
人にききます😅

この日も人に聞いたりしながら、
なんとか無事に目的のカフェレストランにつきました~。
方向音痴二人組でもなんとかなるものですね😆

コンサート前のランチは、こちら。
ARK HiLLs CAFE」へ。
サントリホールからすぐ近くにあるカフェレストランです。

11時オープンだったので11時に予約。
ランチタイムは11時半からのため
わたしたちが一番乗りでした。
お客さまがいらっしゃらない時は
写真も気兼ねなく撮れますね。
写真だとあまりわかりませんが、
外は土砂降りの雨です。
そのため外からの写真を
撮り忘れてしまいました。
オシャレな店内。
さすがギロッポン。
あっ死語かしら😅
しばし貸し切り気分。
気付いた時には満席でした。
4人揃ったのでランチタイムスタートです。
サラダとかじきのランチを注文したら、
まさかのワンプレート的な。
たくさんお野菜を摂取した気がいたします。
お友だち撮影。
かじきのランチは二人、
あとのお二人は、こちらの牛肉の炒め物などのランチ。
メニューを見ていた時よりいろいろあって
美味しそうでした。
こんなカフェっぽい空間で、
まさかの和ティストの定食ランチ。
200円プラスでドリンクもプラスできます。
カフェラテを注文。
スイーツのガトーショコラは
コンサートのチケット提示でなんとサービス。
わあい^ ^
お友だちが教えてくれました。
映画館スタイルですね。
みなさまもご利用の際は、ご提示、
お忘れなくですわ。

ここでサントリーホールについて。
「世界一美しい響き」を基本コンセプトに掲げ、
1986年に東京初のコンサート専用ホールとして開館しました。
世界的な指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン氏から
「音の宝石箱」と称されました。
その大ホールは、日本初の「ヴィンヤード(ぶどう畑)方式」を採用し、
正面に位置する世界最大級のパイプオルガンが壮麗な響きを奏でるそうです。

飾りかデザインだと思ってました。。。
パイプオルガンの音色、聴いてみたいものです。

サントリーホール前
何かのオブジェ。
大雨すぎて近寄れません。
開場になるまでホールの前で待っていたら、
やがてこのオルゴールの扉がパカッと
開き、演奏が始まり、入場が始まりました。
入場するとすぐに見えるライト。
キラキラライトに魅了されました。
わあ、こんな素敵なホールは
初めてかもしれません。
後ろにも席があります。
正面にあるのがパイプオルガンですね。
正面
ライトが綺麗です。
サイドにも席があります。
保護者席は自由席。
正面の学生のすぐ後ろの席に着席しました。

ここでプログラムをご紹介。
前半。
ヘンデル 組曲「王宮の花火の音楽」より第4曲「歓喜」
アルビノーニ オーボエ協奏曲より第2.3楽章
ハイドン チェロ協奏曲第1番より第1楽章
ヘンデル 歌劇「リナルド」より「私を泣かせてください」
プッチーニ 歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」
R.シェトラウス 「明日!」

この前半の中で、学校の卒業生3人による独奏(オーボエ・チェロ・ソプラノ)がありました。
3人とも高校卒業後、東京藝術大学にご進学。
オーボエの男性はまだ在学中ですが、
その演奏している姿はすでに貫禄がありました。

休憩を挟んで後半。
シベリウス 交響詩「フィンランディア」※1
サン=サーンス 交響詩「死の舞踏」※2
ラヴェル ボレロ※3

※1「フィンランディア」はロシア圧政下のフィンランドへの熱い愛を謳った曲です。
はじめ、雪が吹雪いている極寒の中、飢えと寒さに耐えている市民の気持ちを表したかのような暗い感じで始まります。
やがて賛美歌のようなメロディ。
これは、外は寒いが、教会の中では暖かく明るい様子を表しています。
やがて後半になると、市民の希望と勇気に満ちた強い気持ちが爆発して終わります。
曲の前に指揮者の方が簡単に説明してくれました。
はじめに少し説明していただけるだけで、目の前にぱあっと映像が流れながら曲を聴くことができたので、より楽しめたと思います。
西洋の絵などと同じで、時代背景を知ることがとても大切なことを教わりました。

※2「死の舞踏」は中世ヨーロッパを襲ったペストの惨禍をモチーフにしています。
途中で流れる鉄琴の音はガイコツのダンスのようだと指揮者の方がおっしゃっていました。
鉄琴の方に注目して聴きました。
鉄琴の音をガイコツの骨の音だと思って聞くと、なるほど、そう聞こえるから不思議です。

※3「ボレロ」こちらの曲はフルオーケストラでした。
たくさんの楽器と人が必要な曲だそうで、中学生の前で演奏するのは初めてだと指揮者の方がおっしゃっていました。
どうやら学校側がリクエストしたみたいです。
この曲の作曲家は”オーケストラの魔術師”とも言われるラヴェルです。
ちょうど今年の夏オリンピックが開かれるフランスの有名な作曲家です。
ボレロは知っていましたが、こんなにフルサイズで集中して聴いたのは初めてかもしれません。
この日、一番印象に残った曲でした。
そして、また聴きたいと思ってしまうのです。
気になる方はYouTubeか何かで聴いてみてくださいね。
しばらく頭から離れないと思います😆

コンサートが終わりました。
2時間以上経っていましたが、
集中していたせいかあっという間に
感じました。
特に後半は聴き応えがありました。
アンコールの曲が書き出されていました。

わたしでさえ知っているゴジラの曲をオーケストラで聴けるとは、
迫力があって楽しかったです。
ゴジラの映画が観たくなりました。
こちらもどうやら学校リクエストのようでした。

帰り道。
周辺にはオシャレなお店がいっぱいです。
どこも行ってみたくなります。
まだまだお店はたくさんあるのですが、
雨の中でしたので、
これが限界でした。

たまにはこんな文化的、芸術的な時間を持つのもいいなと改めて思いました。
すっかり東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団のファンになってしまいましたわ。

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の説明がまだでしたね。

1975年に指揮者・堤俊作氏を中心に若く才能ある演奏家たちによって設立されました。
年間100回を超える公演は、定期演奏会や特別演奏会だけでなく、
オペラ、バレエ公演や「ドラゴングエスト」のコンサートなど多岐にわたっています。

またテレビ朝日「題名のない音楽会」を通じてその新鮮な魅力溢れる演奏が披露されています。
2015年に創立40周年ということは、来年2025年がなんと50周年ではありませんか。
なにか特別な公演会がありそうな気がいたします。

そして今回、指揮をしていただいた藤岡幸夫氏は2019年よりこの東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の首席客演指揮者に就任されている方です。
大迫力の指揮から目が離せませんでした。

指揮者、藤岡幸夫氏についても語らせていただきますね。

なんと学校の10年前の記念公演のときにも指揮をしていただいたとのことでした。
藤岡氏は卒業生ではないのですけどね。
藤岡氏は、4歳からピアノを始め、10歳からはチェロを始めたそうです。
慶応義塾大学卒業後、日本フィル指揮研究員を経て、
英国王立ノーザン音大指揮科をご卒業。
最も才能あるEU加盟国の若手指揮者に贈られる
「サー・チャールズ・グローヴス記念奨学賞」を特例で受賞。
1994年「プロムス」にBBCフィルを指揮してデビュー。
その後、ロイヤル・フィル等多くの海外オーケストラに客演。
また関西フィルの首席指揮者を24年も務めていらっしゃいます。
そして上述しましたように、2019年からはこの楽団でも首席客演指揮者もお務めに。
さらに、放送出演も多いようです。
現在は、関西フィルと共にBSテレ東
エンター・ザ・ミュージック
(毎週土曜朝8時30分)には10年に渡って出演されています。
このように大活躍の指揮者の方でございました。
気になる方はチェックしてみてくださいね。

わたしは指揮についての知識は全くございませんが、これまでオーケストラ関係のドラマなどを観るにあたり、指揮がかなり重要なポストであることは何となくわかります。
言ってみれば、企業の社長さまのような存在なのかもしれませんね。
優秀な人たちもその活かし方で変わるように。


こんなすごい管弦楽団の方々が、
学生のために一生懸命に演奏していただけるなんて本当にありがたいことだと思います。
1週間経った今もボレロの曲が頭の中を流れています。
素敵なBGMになっています^ ^
ボレロもまた聴きに行きたいのですが、個人的には、もしまだ開催されるなら
ドラゴンクエストのコンサートに行ってみたいです。
みなさまはオーケストラ、聴きに行かれますか??

本日は以上です。
みなさまのご参考になれば嬉しいです。


最後に恒例の
水書き書道のコーナーです。
今日の草書はこちら!
何の漢字でしょうか?
今回は難易度高めです!
が、ぜひチャレンジしてくださいませ。

正解はこちら!
まずは行書で

次に楷書で

でした!

「千字文」をお手本にしていますので、
楷書はふだん書いているものと少し違いますが、
ご了承くださいませ。

今日のロアくん🐈

ソファーでわたしが寝ているとロアくんが珍しく上に乗ってきました。

ふみふみ中。
近いっ。
ふみふみ中の間はずっと
ゴロゴロ言ってます
指が広がっているのが
見えますでしょうか?^ ^
きりっ。
オス感ありますね😆

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!🥰

素敵な夜をお過ごしくださいませ⭐

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