見出し画像

不都合な真実⑥

あまり閲覧数が最近増えない同シリーズですが、個人的には『頭の体操』に面白いので、また不都合な真実の続編、を書いてみます。

『不都合な真実シリーズ』の過去投稿はこちらになります。
Part1Part2Part3Part4Part5

①カリフォルニア州の山火事はどんどん拡大している模様で、なんとワインで有名なナパバレーのブドウ園にも火が移ってきたとか。思い出せば、日本の酒蔵も、九州や中国地方での豪雨や台風など自然災害で大きな打撃を受けた、という話を思い出した。お酒やワインなど、比較的”ラグジュアリー”な消費材の経営(下振れ)リスクに、足元のようなコロナ禍での景気後退もあるが、もしかして最近一番のリスク要因は、製造工程を直接破壊する、自然災害かも。

過去投稿は下記リンクをご確認ください。
-石油業界シリーズ(石油先物逆張り業界シフト今後の展開原油と金消エネから省エネ

②上記記事や投稿のように、米シェールオイル・ガス大手の再編、淘汰が加速している。以前も投稿したように、シェールガスの老舗企業であった、チェサピークエナジーは破綻し、その他企業も再編を急いでいる。コロナ禍も加わり、エネルギー価格は低迷のままだろうし、米国内での再編は続くと考えられる。その一方で、サウジやロシアなど国営エネルギー企業に頼っている国々の財政の破綻になった際、その後のインパクトが正直全く読めない。。権益を切り売りするだけなのか、社会的暴動に発展するのか。

③親子上場の最たる例であった、NTTグループが子会社NTTドコモを完全子会社化、だそうで。菅総理の携帯電話料金値下げの強い圧力に加えて、業績が他社対比で芳しくなく、前年比割れしている等、記事では理由が挙がっているが、多くが融資や社債でファイナンシングできるとのことで、たぶん投資効率が良かったことや、ドコモが再度業績向上したら、再上場でまた親子上場しましょー、みたいな、考えだと思います。でなければ、PEスポンサーたちと一緒に、インドのJIOとかへの投資やっていたほうが、いくら過去にインド事業で失敗していても、同社の今後の成長につながるはず?かと。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?