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僕の14年間の野球生活 最後の夏の大会


どーも!やすです!

いつも記事をご覧になっていただき
ありがとうございます。

最近とても嬉しい事がありました!

noteを投稿する度に僕のインスタのストーリーに

あげるのですが

友達だったり友達の親から読んだよ!!

すごく良かったって言ってもらえるように

なりました!

僕の記事を読んでくれてるんだ!って

思いすごい嬉しかったです!

とても嬉しいしモチベーションが上がります!

これからもどんどん投稿していきますので

読んで頂けると嬉しいです!

という事で今回は高校野球最後の夏の大会に

ついて書いていきます!


ついに始まった高校最後の大会


負けたら終わりの試合、

甲子園を目指して日々やってきた人達からすると

命をかけて甲子園の切符を取りに行く

そんな感覚ではないでしょうか?

開会式からものすごい緊張感が会場全体に広がっていた。

他校の人達のまるで獲物を狩にいくような

ギラギラした目

みんなもこの日にかけて今までやってきたんだなと

もの凄く伝わってきた。

開会式では中学の時のクラブチームで一緒にプレーを

してきた友達もいて一緒に写真をとったりした。

「ついにこの時が来たね」

もし対戦したら絶対負けないからな!

そんな会話をしながらサヨナラを告げた。

開会式も終わり夏の大会の雰囲気を感じておこうと

監督の意見もあり開幕戦の途中まで試合をみる事になった。

周りには大勢の観客に各チームのブラスバンド

とにかく応援がすごかったのを感じた。

1つ1つのプレーで流れが変わるのを目の当たりにした。

ファインプレー

エラー

ミス

普通に勝っていたのに1つのプレーで流れが変わっていくのを見て

鳥肌がたった。

試合を見ているだけなのに、

ミスが命取りで負けたら終わりのプレッシャーがもの凄く

伝わってきた。

実際に戦ったらもっと凄いんだろうなと。


初戦を迎えて


試合当日の朝、寮では朝から緊張するはーという

声が聞こえたりでみんなソワソワしていた。

夏の大会は初戦の入りが凄く難しいのは

先輩達を見てるからすごく分かる。

いつもなら余裕で勝てるところも負けそうになる事もある。

甲子園には魔物が棲んでいる

この言葉を聞いた事がある方いるのではないでしょうか。

僕は甲子園だけではなく

夏の大会には魔物が棲んでいる

こう思います。

優勝候補だったり強豪校が早くから姿を消す。

だから怖いし初戦が1番緊張する。

試合が始まりみんな表情が固くいつもより動きに柔らかさがない。

途中から慣れてきて危なげなく勝つことができ

それからの試合も勝ち進んでいた。


忘れられないあの試合


順調に勝ち進んでいきベスト4をかけた試合、

相手は春の大会で負けた相手だった。

これを勝てばチームも波に乗り甲子園にいけるでしょ!

今日絶対に勝とう。

迎えた試合、先制を許すも打線が繋がり

5回を終わって6-2でリードをしていた。

これはいける、勝てるわ

そう思ったチームメイトもいたと思う。

だけど現実はそう上手くはいかなかった。

6回から徐々に点を入れられる状況になっていた。

僕は、ピッチャーだったので他のピッチャーと共に

肩を作りにブルペンにいた。

異様な観客の盛り上がり、

ブルペンから試合が見れないためどうなっているのかは

全然分からない状況でいた。

ただ、アナウンスが相手チームの人の名前を言っているので

なんとなく嫌な予感はしていた。

肩も作り終わりベンチに戻ってスコアボードを見ると

え、となった。

8回に同点に追いつかれ9回の裏になっていた。

この攻撃が終わったら延長戦を迎える事になる。

延長戦に入り2点を入れられ後が無くなった。

みんなで気合いを入れ大声を出した。

ここで終わりたくない、

ただその気持ちだけだった。

チームも意地で1点を取り 2アウトになった。

1人の子が泣き始めた。それを見たチームメイトの子が

まだ試合終わってねーぞ!

そう声をかけているのを見ていた。

そして最後のバッターが三振に倒れ

僕たちの夏は終わった。

僕は1試合も出る事なく終わった。

だけどそんな事はどーでも良かった。

いつも僕はエースの子とキャッチボールをしていた。

最後のダウンをエースの事やり終わって

やす、今までありがとな、投げさせてやれなくてごめん。

この言葉を聞いた瞬間涙が止まらなかった。

2人で慰め合いながらその場で動けなくなり

2人で号泣した。

終わりのミーティングでもみんな泣いていた。

みんな同じ事を思っていただろう、

甲子園に行けなかった悔しさ

毎日辛い事もみんなで耐えてきた仲間

いつも寮で共にした仲間達ともう野球が出来ないのかと


試合には負けたが県外に出てこの仲間達と

野球が出来て本当に良かったと今になって思う。

楽しさ、苦しさ、辛さを共に耐えてこれた仲間がいたから

3年間やってこれたし心も鍛え上げられたと

今になって思う。

ここで初めて野球をやってきて良かったと

思えた瞬間だった。

不完全燃焼で終わった野球を止めることはできず

大学でも野球をやる事になった。


次回、野球生活シリーズ完結編に向かいます!

最後まで読んでいただきありがとうございました!




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