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猛暑と闘わない運営〜個人商店の実験と実践【八百屋から見た“食”no.57】

決めました!猛暑回避します!
真夏の営業体制変えます!いわゆるサマータイム導入です!
お客さんにも勤務するスタッフにも負担の少ない運営と、最小限の売上&収益確保を目指します(あと私の健康維持・体力消耗回避)

究極の「開いてる日・開いてる時間に来てもらう」スタイルで営業します。いかに短い営業日・営業時間で、同レベルの収益取れるか考えた方がいろんな意味で健康的ではないでしょうか。

理由①:今年も熱中症になってしまいました
毎年どこかでダウンします。振り返っても思い当たるフシしかありません。

理由②:暑い時期&長い夏休み期間、どうしても家庭内調理が減ります

理由③:野菜くだものを良い状態でお渡しするには、通常営業では難しい
※特に東京住みの皆さんは必読希望

具体的には、以下を変えることにしました。

通常) 週5日・40.5時間営業
月 10:30-19:00
火 10:30-19:00
水 10:30-19:00
木 ✕
金 ✕
土 10:30-18:00
日 10:30-18:00 

本年) 週4日32時間
月 10:30-19:00
火 10:30-19:00
水 10:30-18:00 ※当初案9:00-12:00
木 ✕
金 ✕
土 10:30-18:00
日  ✕     ※当初案9:00-12:00
※8/12月〜16金➔休業
※配達フル稼働

この枠内で収益を維持しつつ、できることをやります。
鮮度管理が困難な上、夏休みに入り単純な人手不足もあります。

決して後ろ向きな選択ではありません。
健康最優先とした前向きな取り組みとしてご理解ください。
「また、あの八百屋、やってんなーw」くらいの気持ちで
酷暑下の状況判断をご支持いただけたら大変ありがたいです。

※熱中症からの回復は事実上“涼しい部屋で休む”しかありません
※昨年今年の酷暑、日の出~深夜まで本当に堪えます。ご協力ください。

営業時間を短くしても、基本的な品揃えは減らしません。
【野菜果物が良い状態&美味しい状態のうちにお渡しする】
旬を迎える品目をベースに、酷暑下でもこのクレドは堅持します。

他方、酷暑が影響し、良い状態&美味しさを見込めない品目は休止します。
【休止】ほうれん草:11月再開
 〃  カリフラワー:10月再開
 〃  さといも  :9月再開
 〃  スナップ/絹さや:季節終了(12月再開)
【不安定】かぶ・大根・とうもろこし・ブロッコリー
【不安定】セロリ・パクチー(生食野菜全般)・三つ葉・水菜
【9-10月:不安定】トマト・ミニトマト→理由

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<2024年8月レポート>
日本全国、酷暑+集中豪雨+カメムシ大繁栄の影響が強く強く出ています

野菜くだものの暦は、実質2-3週(10-20日)先を進む品目が多く、例年通りなのは梨くらい。暑さや豪雨による生育不良や前進に加え、カメムシに代表される虫害、ハクビシン・アライグマ・鹿・キョン・猿・熊などの獣害。野菜くだものだけではなく、コメや穀物(つまり農産物全般)、今夏は全国で被害が大きいです。

毎年この時期の野菜は「東北・北海道・高冷地」産に変わります。
関東以西の低地は焼け野原。ほぼ何も採れません。茄子・オクラ・ゴーヤといった暑さに強い品目もいつまで採れるやら。昨年もあったように9月10月の野菜がおそらく不足します。台風だけは来ませんように。

唯一、キャベツは潤沢です(いまのところ)。収穫後の予冷貯蔵(在庫)も利くため、状態&価格ともに、この夏も安定しています。ご活用ください!

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全国そこかしこで猛暑。みなさんも体調ご自愛くださいね。


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