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週休3日制は会社に利益をもたらすのか?【従業員の幸福度と生産性の向上】

こんにちは。

近年、働き方改革で騒がれていますが、僕もこれから起業する身として考えさせられるテーマです。


従業員として現在も会社に勤め、当たり前のように週5日勤務の月22日出勤をこなしています。(過去には過酷な労働下の企業でで休みがなかったりもしましたが)



たとえば、土日祝日休みを規則とする企業で勤務するとなると、月〜金までの5日間を働いて土日がお休み。
また月〜金まで働いて土日が休みというルーティンを定年退職まで永遠にこなすわけです。

8時間勤務の場合、出退勤をや休憩時間を含むと会社に拘束される時間は一日をとおして最低でも10時間ほどです。



正直いって、従業員としてこの働き方はキツすぎるのでこの働き方に終止符を打ちたいと強く強く考えています。


働く時間が業績アップには絶対に繋がらない

「働く時間=業績アップには絶対に繋がらない」と僕は断言できます。

もし、働けば働くほど業績につながるのであれば、これだけ一生懸命に働く日本人がいる日本の会社で赤字になる会社はほとんど生まれないからです。

それでも赤字になってしまったり、社員を含め従業員は多くいるのに業績が伸びやむということは、もしかすると働く従業員のモチベーションだったり、"働き方"が影響しているかもしれません。


IMF(国際通貨基金)の発表によると2023年の日本のGDP(国内総生産)はアメリカ、中国に次ぐ3位となっています。(2022年調べ)


資源が何もないこの国で、これだけの成績を残すことができるのは間違いなく国民の労働力の賜物だと思いますが、、そこに"効率化"を持ってくることができれば2位につける中国と現在の4倍の差をもっと縮めることができるのかなと思います。


そこで、たとえば月曜日〜金曜日まで働いて土日をお休みとするのではなく、中間日の水曜日も休みにすることで、「2日勤務したら休み」「2日勤務したら休み」という働き方から従業員の働くモチベーションも高まり、結局5日出勤という働き方より業績はアップすると思います。


もちろん、なんの根拠もないですが単純に稼働すればいい訳ではなく、何かを変えないといけないのは事実なので、そこを変えるためにはあえて稼働日を減らしてみるのもアリなのかなと。


働くことに生きがいを感じない人、給料さえ良ければ業種はなんでもいいと思っている人は、会社はわからないだけで実際はかなり多くいます。


そんな働き方だと自己成長の妨げどころか、成長意欲のない人がする仕事は会社の成長すら阻害してしまうはずです。


「2日間をクタクタに働いて休みの日を楽しみたい」そういうモチベーションがいい仕事を作り、いい会社、過ごしやすい日本社会になるのかなと思います。

すでに導入済みの企業も


週休3日制を導入して、その分の賃金が減っているのかは不明ですが…
すでに週休3日制を導入している企業が下記の企業です。

  • みずほフィナンシャルグループ

  • マイクロソフト日本法人

  • ユニクロ

  • 佐川急便


ほかにもありそうですが、僕の調べではこんな感じです。

週休3日制を導入することで、労働者だけでなく、企業側にもメリットが多くあるのかなと僕は思います。


生産性が良くなるだけでなく、たとえば、「離職率の低下」や「求職者の増加」が挙げられると思います。
というのも、人に関することは企業が頭を悩ます一番の課題。


「人がいない…」、「募集を出してもなかなか応募がない」、「若手がすぐ辞める」など、いつの時代も悩むのは人に関することです。


そこを解決できれば、結局のところは従業員が長く働くことができ、新しく人材を確保するための予算も不要だし、現場にいる人たちが満足して働ける環境を生むことが結果として業績につながるはずです。


もちろん、週休3日制を導入にすることで現場に必要な人がいなくなり、それなりの従業員を必要とする会社もあるはずですが、僕としてはそんなキャパオーバーな中でこなす仕事だとすれば、「普段から従業員の負担が大きかったんだ」と認識できたということなので、現場の改善をするいい機会にもなるはずです。


大手企業じゃなくても可能

「大手企業だから週休3日制にしても問題ない」と言う意見が出て来そうですが、そんなことはないと思います。

大手企業だから…と言う理由があるとすれば、それは資金力、豊富な人材、銀行のバックアップ、大株主、などいろんな武器があるのはもちろんありますが、その会社のできる範囲の規模でやればいいってだけの話だと思います。


来年度からいきなり週休3日制を導入するのではく、来週だけ出勤人数を減らしてみたり、それがうまくいくならその状態で1ヶ月間試運転してみたり、少しづつ現場改善を重ねていくことで、働きやすい職場環境が整うのかなと思います。


この話はあくまでも僕の想いであって、これで業務効率が良くなるかはわかりません。


しかし、週休3日制を導入することで、従業員に対して働きやすい環境を提供することでワークライフバランスを向上させ、優秀な人材の確保ができ、競合他社との差別化を図ることもできることは事実なので、従業員だけでなく、企業側にも多くのメリットがあるのかなと思います。


なので、後に僕が従業員を雇用することができる日がこれば、絶対に導入してみたいチャレンジの一つとなりそうです。


それでは、また。

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