yas_zon

哲学や倫理学、なかでも現代思想・現代哲学・生命倫理・医療倫理を専門にしています。障害者が生きていけるための倫理学を模索しています。社会運動、とりわけ障害当事者による運動をベースに、思考を展開しています。これまで、単著を2冊出版させていただいています。

【書評】 藤木和子著『「障害」ある人の「きょうだい」としての私』(岩波書店)

 著者の藤木和子さんは弁護士であり、旧優生保護法による強制不妊手術に関する裁判においても弁護団として活躍されているが、聞こえない弟を持つ「きょうだい」でもある。…

1か月前

兵庫優生裁判決起集会報告

 7/4(日)、兵庫県の旧優生保護法による不妊手術の裁判において、判決に向けた決起集会が神戸市総合福祉センターで開かれました。私はオンラインで参加しましたが、主催…

9か月前

「性行為中心主義」を考える

 「性行為はコミュニケーションである」「性欲はどんな形であれ、誰もが持ちうるものだ」、私は、こうした言葉に触れると胸がザワザワする。  私は、生きてきて48年間、…

10か月前

『相談支援の処「法」箋――福祉と法の連携でひらく10のケース』(現代書館)

 弁護士の青木志帆さんの新著『相談支援の処「法」箋――福祉と法の連携でひらく10のケース』(現代書館)を読みました。帯の謳い文句には「断らない相談支援――この「無…

10か月前

『マザリング――現代の母なる場所』を読む――「母」の転轍、そしてその先へ

 障害者運動は、「母」の暴力的な側面、すなわち、障害のある胎児や子どもを殺す存在としての「母」に照準を当ててきた。言うなれば「母」の健全者性、社会の写し鏡として…

11か月前

多様な性が尊重される社会へ

 自民党は今国会での「性的指向および性同一性に関する国民の理解増進に関する法律」(LGBT法)の提出を見送る方針である。法案じたいの問題(なぜ「差別禁止」でなく「理…

11か月前