マネタイズを焦りすぎるとnoteに限らず長続きしないことに手を染めがちな話
今回は、マネタイズの必要性と、あまり焦りすぎないこと、そして価格設定の難しさについてお話ししようと思います。
noteはクリエイターのためのプラットフォームであり、クリエイターを支援することが運営側からもミッションとして明言されているので、noteでマネタイズを目指すことには、なんのためらいをする必要もありません。
しかしながら、実際には有料記事を販売している作家やクリエイターの割合というのは、それほど高くはないこともまた事実です。
かわちゃんが調査した過去のデータによると、10万件の記事のうち、9%が有料記事だったようです。
そして、その10万件の記事のうち、500円以上に設定されていた記事は約10%で、90%の記事は500円未満という結果でした。
さらに、500円未満の有料記事の内訳では、100円の記事が58.8%を占め残りの41.2%が、101円以上500円未満という価格設定だったようです。
これをみると、noteで収益を得るための価格設定としては、設定されている価格の単価が少し低すぎるのではないかという気がします。
noteで活動されている作家さんやクリエイターさんたちは、すごく謙虚なようで、あまり積極的なセールスもされないし、価格も遠慮がちな設定になっているんでしょうか。
noteの調査結果を見る限り、自分が作成して発信したコンテンツに対してじゅうぶんな自信がないのかも知れませんね。😅
このような謙虚な姿勢は、好ましいことではあるものの、不当に低すぎる評価を下してしまってはモッタイナイと思うのですよね。
コンテンツの価値を決めるのは、最終的には提供者ではなく、コンテンツを受け取った側であるという視点で、受け取り手の得られる価値を重視する考えが必要だと思います。
コンテンツの提供価値というのは、提供する側が決めると言う考え方よりも受け取った人が、そのコンテンツの価値に納得してくれるかどうかが大事なことではないかと。
どうしても相対的な価格比較に陥りがちだけど、相対で比べずに絶対評価で判断した適正価値により、提供側と受け取り手の双方が、それぞれ納得できる価格がどこら辺かを、よく見極めて決めるのが良さそうですね。
それこそ売りたい気持ちが前面に出すぎて、価格設定を100円にしてしまい売れるには売れるものの、合計売上金額が1,000円にも満たないとか、せいぜい数千円どまりといったわずかな売上に落胆するのがオチだと思います。
その挙げ句に熱意を失って、noteの記事更新も途絶えていつの間にかnoteから離れてしまう、という残念な結果を招いているのではないでしょうか。
継続は、力なり。
続けないと成果を上げることができず、ともかく継続することが最低条件になるのは間違いないけど、継続が苦行に変わっている人が多すぎるような気がしています。
まずnoteを楽しめるように取り組むことが優先ですね。
そして、noteが楽しいから続けられるので、noteの記事更新を継続することを習慣化してしまうこと。
習慣化してしまえば更新も楽になるので、継続の過程で自分の書いた記事への読者さんの反応を見ながら、反応の良かった記事・作品を有料noteに書き下ろしていく、そういうスタンスで臨めば良いのではないかと。
有料記事の販売で売上を上げることを焦りすぎてもダメだろうし、かといってのんびり構えすぎるのもチャンスを逃してしまい、有料noteで収益を上げるきっかけを失うことになりかねません。😅
焦りは禁物ですので、稼げそうだと言う思惑で、自分でも長続きできないようなことに、決して手を染めないように注意したいものです。
ってことで、今回は
「マネタイズを焦りすぎるとnoteに限らず長続きしないことに手を染めがちな話」というマネタイズを焦ってはろくなことがないという話でした。😅
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。
では!
あせらずに じっくり構え のほほんと
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