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40歳後半から取り組むべき中高年シニアに最適なカラダづくりの話の続編です

今回は、前回の『アラフィフから始めるカラダの若返りと動きの質を変えるためのワークアウト』の記事の続編をお届けしますね。

前回の記事リンクがこちらです。
まだお読みでなかったら、こちらから先に読んでいただければ話が理解しやすいと思うので、ぜひこちらもご覧くださいね。(^_^)b

私たちが備えているポテンシャルの実証例を見たいなら、身近にあるのがスポーツ競技ですね。

体操のオリンピック選手の床運動や鉄棒であったり、フィギュアスケートの回転ジャンプなどということですが、昔の武術の達人・名人や忍術にもそのルーツをみることができるのです。

残念ながら武道に関しては、昔から伝わる古流の剣術や柔術などに一部継承されてはいるものの、多くは失伝してしまいかつての名人達人たちの奥義を間近に見ることが、ほとんどできなくなってしまいました。

剣術においては、戦後のGHQの統制によって現在の剣道のスタイルが取り入れられたのですが、この動きでは往時の達人・名人たちのレベルに達することは困難だと思いますね。

なので、身体操作や運動機能の活性強化という点で参考にできるのは、脈々と一子相伝で継承されてきたごく一部の達人のワザが、身体の神秘を見せてくれるので、ここが身体の可能性を紐解く鍵になっているのです。

その達人たちの見えない動きや、一瞬にして移動している体捌きなどを観察してみると、手足の筋肉を使っているわけじゃなく、体幹部の深層筋群と連動した身体全てが合理的な働きをして、常識では考えられない動きを生み出しているのが理解できるのです。

私たち一般人であっても努力すれば、剣術の達人級の異次元の動きこそできないものの、これまでのオアフォーマンスを一気に向上させることは可能なんですね。

その古来から伝わる武術のエッセンスを織り込んで、一般人が、それも40歳後半から50歳以降の高齢者にとっても、一気に身体運動機能を高めることができるのです。

それには、凝り固まって使われていない深層筋群を蘇生させ、活性化させて日々深層筋群を使うようにして強化するだけで、一気に身体運動機能を高めることが可能になるのですね。

こうやって書くと、何だか仰々しく感じるかも知れませんが、やることは難しくありません。

身体をゆるめて、ほぐすことで、身体の歪みをとり、収まるべきところに骨格を収め、動きの発動を末端部の手足の筋肉だけで動かそうとせずに、体幹部の深層筋群を骨格を連動させた、身体の核から動かせるように稽古するだけです。

前段で筋トレによって余計な筋肉を増やすことの、警告をしたことを思い出して欲しいのですが、骨格が歪んでいたり、体幹部の深層筋群を稼働させる体制が整っていないのに、外側に余計な筋肉を増やしたらどうなるのか?

重い筋肉が歪んだままの身体にくっついてしまうと、パフォーマンスがアップするより足を引っ張りかねないことは理解してもらえると思います。

そうなんですよね。
筋トレで余計な筋肉をつけてゴリゴリに固めてしまうと、身体をゆるめてほぐすことにも弊害ですし、余計な筋肉が邪魔をして質のよい動きのための筋骨格の連動を不充分にしてしまうのです。

これは、誤解の無いように言っておくと、ある競技の運動能力向上のために特定の筋肉部位を効果的に効率良く鍛えるという意味で、マシンによる筋トレもそれなりに評価できるわけですが、外見のための筋肉肥大化は質のよい動きのためには邪魔でしかありません。

私たち一般人が50歳を超えてからの日常生活で、100メートルを10秒台で奔らなきゃいけない場面というのは、ほぼほぼあり得ませんしね。

それに、100㎏や200㎏のベンチプレスができないと、電車の網棚に荷物を上げられないとか、上腕二頭筋や三頭筋を鍛えておかないと、玄関の扉を開くことができない、なんてこともあり得ないわけですよ。

そういう必要性の無い重量を持ち上げるために、競技としてパワーリフティングに挑むのならまだしも、大胸筋をパンプアップさせてはち切れんばかりのTシャツ姿を見せびらかす・・・・ための筋トレは、無駄というものです。

健康のために始めたはずの筋トレが、筋肥大化の目的のためにいつしか食事まで制限し、鏡の中の自分の姿に恍惚感を感じるだけで、さしたる使い道もないとなれば、これは無駄な努力だと言ってもいいのではないでしょうか。

ここまで読んで、実際に筋トレに励んでおられる方には不愉快極まりない内容かも知れませんが、そういう無駄を分かった上で筋トレされているのであれば、他人がとやかく言うことではありません。

ただ、50歳を過ぎてから身体の不調を訴えたり、筋トレで関節や靱帯や筋膜や筋肉を傷めてしまうことがないように、くどいほど念押ししているわけですね。

ケガや病気で寝たきり生活から復帰するためのリハビリに、リハビリ向けのトレーニングを行なうのは理に適っています。

が、外見の見栄えを気にするだけの筋トレであれば、時間と労力と費用がもったいないので、自分の中に備わっているポテンシャルを高めることにシフトされたほうが良いですね。

さて、前置きが長くなりましたが、バリバリの現役アスリートの方向けではないけど、ご自分のパフォーマンスを飛躍的にアップさせるワークアウトをこれから解説いたします。

昔の武術の達人・名人たちが、厳しい修行を重ねて辿りついた境地にはほど遠いにしろ、私たち一般人が、それも50歳すぎてから、これまでの人生史上最高のパフォーマンスを可能にする身体を手に入れられるワークアウト。

まず、やるべきことは凝り固まった身体を、ゆるめてほぐし、本来の在るべき姿に戻してあげることから始めます。

また、本編においてはアスリート向けとしても有効な、マシンを使わずに理学療法的な観点から、身体運動能力のパフォーマンスを向上させるワークアウトの実践法を解説するつもりですので、乞うご期待。


ってことで、今回は
40歳後半から取り組むべき中高年シニアに最適なカラダづくりの話の続編です」というアラフィフから始めるべきカラダづくりの続編記事でした。😄
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

無理をせず  リキまず楽に  のほほんと


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