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口約束で済んでいた時代のほうがより人間らしく生きていた気がするという話

契約行為って、私たちの生活の中でも
めっちゃ頻繁に発生していますよね。

家を借りるときや、仕事を始めるとき
モノやサービスを購入するときもそう。

確かに、契約があることで
法的なトラブルから守ってくれるし
安心して取引や関係を保つ土台になっています。

でも、その一方で契約を重視するあまり
人としての信頼感は薄れているのかも。

昔の人たちは「口約束」だけで
いろんな取引や約束事をしてました。

いちいち文字にすることなく
口約束や暗黙の了解で大きな取引や
決め事が成立してたのですね。

その背景にあったのは相手への信頼と
相手から信頼される信用大事の精神が
存在していたからだと思うのですよ。

約束を破ることは信用を失うことであり
コミュニティ内での孤立に繋がってしまい
共存する上での大きなダメージでした。

ところが今では「契約書があれば安心」
っていう考えが当たり前になってます。

それ自体は悪いことじゃないけれど
その結果、人と人との間に距離ができて
お互いの信頼感が希薄になった気がします。

約束や取り決めを破ってしまうことの重みが
軽くなってしまったのではないでしょうか。

紙の上での約束事に頼りすぎることで
相手の気持ちや置かれた状況の理解による
本質の見定めが疎かになったのではないかと。

人情、思いやり、気づかい。

これらの言葉は、私たちが「人」として
当然持つべき感情や態度を示してます。

でも、契約とか法的な義務を意識するあまり
これらの大切な人としての感情や態度が
なおざりになったのかも知れません。

私たちが「人」として大切にしたいのは
法や契約優先の生き方に縛られずに
相手の気持ちや状況を理解し共感すること。

もちろん、現代社会において契約は
避けられないものですが、それだけに頼らず
相手の気持ちを思いやる心を持っていたい。

相手の状況を理解し合うことを
忘れてはいけないと思うのです。

昔のように、心と心の約束を大切にし
お互いに理解を深めていく姿勢こそが
これからのAI時代の生き方なのかもしれません。

そんな気持ちを忘れずにいたいものですよね。


ってことで、今回は
口約束で済んでいた時代のほうがより人間らしく生きていた気がするという話」契約行為に慣れすぎて人間性が失われた気がする話でした。😅
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

決め事の  本質とらえ  のほほんと


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