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オオクニヌシ💛ヤガミヒメ本拠地「賣沼神社(売沼神社,八上姫神社)」プリティ狛犬【伯耆シリーズ】【出雲シリーズ】【白兎シリーズ】【鳥取シリーズ】

鳥取の「因幡の白兎」の本拠地!ここに全てが詰まっている!!「白兎神社」は皆行きますよね。そこに行くならここもセットで行くべきだと思うのだが・・。

 沢山の兄弟神・八十神によって、白兎はサメから受けた傷を嘘の治療法でさらに悪化させて痛みで苦しんでいました。八十神達の全ての荷物を担いで遅れて歩いてきたオオクニヌシ。白兎はオオクニヌシに教えられた治療方法で傷を癒したあとに、八上姫はオオクニヌシが誠実で心優しい神であることを伝える。
 白兎の話を聞いた八上姫は、求婚に来た八十神とオオクニヌシの集団の中から、オオクニヌシを見つけ、最初の妻となる。

 ここの対となる神社で「白兎神社」といえば次の2社ですね。

で、ヤガミヒメゆかりの神社と言えば「御井神社」ですね。

変更履歴

  • 2023/12/08 初版


▼HP なし

▼アクセス

鳥取県鳥取市河原町曳田169

▼祭神

ヤガミヒメ

▼見どころ

→賣沼神社(売沼神社,八上姫神社)

  • 神話・因幡の白うさぎに登場する「八上姫(ヤガミヒメ)」を祀る

  • 八上姫は、因幡国の絶世の美女といわれ、神話・因幡の白うさぎは、オオクニヌシが八上姫を尋ねる旅の途中での話

  • オオクニヌシに助けられた白兎がこの八上姫との縁を結んだと言われている

  • 具体的な創建時期などは不明となっている

  • 927年、延喜式神名帳に八上郡「売沼神社(ひめのじんじゃ)」と記されている

  • 社伝録には「八上姫神社」とあり、拝殿扁額には「稲羽八上姫神社」とある

  • 元々は「比売沼」で「比」が脱字したものとも言われている

  • 八上姫が住む河原の地にたどり着き二人は結ばれることとなった、という言い伝えから、「賣沼神社」は恋愛の神様として人気を集める

  • 売沼神社の横にある「簗瀬山」には全長50mの前方後円墳があり、この古墳は八上姫の古墳であると伝えられている

  • 1573年から1592年の記録には、「西日天王」と称していたが、江戸時代に現在の「賣沼神社」に改称されたとか

  • 1868年、曳田村 鎮座の4社を合祀

  • 合祀したのはイザナミ、保食神、タケミナカタ、水の神・高龗神と闇龗神


 元々は前の曳田川(ひけたがわ)の対岸にある山の中腹に鎮座していたそうな。

 出雲式構え型の狛犬がお出迎えで、拝殿手前には小さなユル狛犬がいる。

 拝殿です。

 扁額には「稲羽八上比売命」の文字。

 本殿裏に回ろうとするが、左上に小さな社「稲荷社」がある。

 気づきました??千木が外削ぎです。

 本殿の南北に小祠が1つずつあり「熊野社」なんだそうな。本殿の千木が外削ぎなので男神だろうから「熊野社」が本来なのかも?と思ったり。

→八上姫公園

 この公園一番の見所は、『石芝居「八上姫」の小径』。古くからこの地方に伝えられた伝承を13個の石で表現されている。

 オオクニヌシ求愛のシーンか??

 「八上」は因幡国八上郡(現・鳥取県八頭郡)の地を指すとされる。「八上比売」という名前は、その地の豪族の女性を意味するとされ、因幡国の生産力の要となる千代川を治めた八上の首長一族が、その元祖として伝承した人物だとする説や、八上郡の中心地と目される土師郷(現・郡家町)の豪族の娘らが八上比売と称されたとする説がある。
 八上比売の神格については、大穴牟遅神の妻の一人である沼河比売が、沼川の地(新潟県糸魚川市)で産出する翡翠(硬玉)にまつわる女神と捉えられることと関連して、玉類の産出に関する神とする見方がある。古代の八上郡若桜郷にあたる鳥取県八頭郡若桜町が翡翠の原産地であることから、八上比売をその地の翡翠を掌る神と捉える説がある。また、八上比売の根拠地で瑪瑙が採れたとみて、瑪瑙の化身の神とする説もある。
 大穴牟遅神(大国主神)の八上比売や沼河比売への求婚説話の成立について、翡翠の原産地と出雲の玉造りの工房との交流・契約を背景としてこの説話が生まれたと捉える説がある。また、大穴牟遅神の兄弟がこぞって八上比売に求婚したことを、八上の地で翡翠が発見された際に出雲の玉造りにかかわる人々がそれを求めて集まった伝説に基づく表現と捉える説もある。
 八上比売への求婚説話の内容は、末子成功型の求婚譚の類型に当たるとされるが、この中に含まれる稲羽素兎説話の要素は、元来は、その説話の舞台となっている高草郡で伝わった八上比売とは関わりのない別の説話であったと見られている。当該説話の成立過程については、千代川周辺の地域的なつながりによって八上比売の伝承に稲羽素兎説話が結びつき、その上で、大国主神を主人公とする国造り神話が中央で編纂される際、その中に吸収されて『古事記』所載の形になったとする説がある。
 八上比売を祭ってきたとされる神社に、『延喜式』所載の因幡国八上郡「売沼神社」がある。現在の売沼神社(鳥取県鳥取市)は、中世以来「西の日天王」と称されていたのを江戸時代の元禄年間に復称し再建された社であるが、その元来の祭神が八上比売であるかについては異論もある。

http://kojiki.kokugakuin.ac.jp/shinmei/yakamihime/

→嶽古墳

 嶽古墳(だけこふん)のある梁瀬山(やなせやま)。嶽古墳は前方後円墳で、ヤカミヒメの墓という言い伝えがあるらしい。

 前方後円墳??ヤマト側か・・ヤマトから出雲に潜り込んだ別班か??

 嶽古墳に挑戦した人が居るので他力本願で。

→オオクニヌシとこの地域の物語:石芝居「八上姫」の小径

 週刊少年サンデーに連載されていた「拳児」という漫画の作者・藤原芳秀氏が地元出身とのことで絵を描いたようだ。

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→道の駅清流茶屋かわはら



▼オマケ

ヤガミヒメを祀る「御井神社」でもこの神社が記されています。


▼旅行記

▼セットで行くところ

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