国生みイザナギ💛イザナミの伊弉諾神宮・多賀大社【兵庫】淡路島【滋賀】湖北
国生みのイザナギとイザナミの本宮で、淡路島がイザナギ♂で琵琶湖がイザナミ♀らしい。理由は、淡路島と琵琶湖に直線を引き、中心にコンパスで円を書き、引いた線上に淡路島を回転しながら動かすと琵琶湖にすっぽりハマるとか。ちなみにいずれも「多賀町」に鎮座。
変更履歴
2023/03/09 伊弉諾神宮「御粥占祭」
2022/10/13 多賀大社に参拝したので写真増量
2022/04/20 プチ修正。
2022/02/06 追記(目次に※2022/02/06参照)
2021/10/12 初版
▼HP
伊弉諾神宮
多賀大社
▼アクセス
伊弉諾神宮:兵庫県淡路市多賀740
多賀大社 :滋賀県犬上郡多賀町多賀604。
▼祭神
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)
伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)
▼見どころ
イザナギとイザナミは国生みをする。最終的にはアマテラス、スサノオ、ツクヨミを産むのだが、一番初めはヒルコを産む。不完全で船に流し、今の西宮神社で祀られたそうな(詳細はまた別の機会に)。
▽伊弉諾神宮
→境内
日本書紀よりイザナギはこの地に幽宮を構えて余生を過ごされ、 「延喜式」では名神大社に列している。平安末期には淡路国一宮となり、地元では一宮(いっく)さんと呼ばれている。
神苑と言ってよいのでしょうか、朱色の橋に綺麗に保たれた庭があります。これも、由緒ある神社の共通点ですね。
拝殿、本殿などを遠目からパシャリ。地元から大事にされているだけあって、この日は結婚式が行われていました。祝詞をあげているところで、神社独特の言い回しです。
大きな?有名な?神社に必ずあると行ってよい夫婦の大樹です。ここはクスになっています。磐座、木、山など昔から何等かのパワーを感じる所を中心に神社が自然発生したのでしょうか。
伊勢神宮遥拝所もありますね
→御粥占祭
1年の農作物の出来をおかゆで占う伝統神事、「御粥占祭(おかいうらまつり)」が兵庫県淡路市の伊弉諾神宮で行われました。
▽多賀大社
淡路島の伊弉諾神宮と同じくイザナミとイザナギを祭る神社で、古くから「お多賀さん」の名で親しまれる滋賀県第一の大社。良い空気感です。
多賀大社と言えば伊勢神宮・内宮のアマテラスの父と母を祀っている神社なので、江戸時代には「お伊勢7たび、熊野へ3たび、お多賀様へは月参り」や「お伊勢参らばお多賀に参れ、お伊勢お多賀のお子じゃもの」と謳ったそうな。
→そり橋
豊臣秀吉が聖母・大政所の病気治癒で奉納したものがあり神門がある。
→そり橋左右の摂社・末社「愛宕神社」「秋葉神社」「天満宮」
右側に秋葉神社、左側に愛宕神社がある。祭神は火の神・カグツチですね。カグツチは関西は愛宕で、関東は秋葉のイメージだが、2社そろっているのは珍しいのではと思う。
→神門
→拝殿・本殿へ
そして、多賀大社名物と言えば、シンプルなお餅と少し塩気の効いた餡のバランス加減が絶妙な「糸切餅」!!歴史は古く、「蒙古襲来」に起源を持つとか。
5月3日~5月6日の9:00~ 16:00に「調馬図厩馬図」と国指定名勝「奥書院庭園」が公開される。 お多賀さんと言えば国生みの神「イザナギ」と「イザナミ」が祭神で、多賀大社の分祀社は全国239社ほどある。
古事記にもここに祀ったことを記されている古社。
右手に神馬舎、さらに神楽舎があり、左手に社務所ですね。
→拝殿・本殿
本殿左には神様より前にカラスに「先食台」が設けられている。
境内には「寿命石」がある。この石は、東大寺の再建をした俊乗坊「重源」に所縁がある。東大寺の再建を命じられた重源は60才。。
伊勢神宮に参拝し祈願したところ、「汝、寿命を祈るならば、近江多賀神に祈るべし」との御神託を受け、素直に実行した所「さてわれに20年の寿命を与えたもうよ」と東大寺復興に成功したそうな。そして、豊臣秀吉も母親の延命を祈ったとか。祈る祈願文を寄せています。
→本殿右:摂社・末社「熊野神社・天神神社・熊野新宮」「聖神社・三宮神社」「稲荷社」「竈神社・年神神社」
神楽殿ですかね。と思っていたが、能舞台のようです。
本殿の右側には熊野新宮、天神神社、熊野神社の三社殿があり、その右に聖神社、三宮神社の二社殿がある。
熊野三山と思いきや違う。。祭神は熊野新宮が「速玉之男神」で、天神神社は「天之御中主神、高皇産靈神、神皇産靈神」なので造化三神、熊野神社は「櫛美氣野命」なのでスサノオですね。
”金”が”咲く”と書き「金咲稲荷神社」となっている。いうまでもなく、商売繁盛を願うところ。。
寿命を延ばしてもらった重源ゆかりの寿命石がある。社務所で500円お納めて石に住所氏名を記入して、「寿命石」の上に置いて祈願する。
また「子安神社」にニニギノミコトの妻であり、絶世の美女「木花開耶姫命」が祀られていた。
→境内左:般若院跡、戎神社
夷神社の祭神は、ヒルコではなくコトシロヌシですね。この付近に神宮寺・般若院があったとし、多賀大社は、不動院とその配下に般若院、成就院、観音院の四つの神宮寺があったとされているそうで、神仏習合の中心地だったのかな。
1494年、不動院が建立され、坊人は全国にお札を配って信仰を広めたそうな。それがきっかけだろうか、多賀大社は中世から近世にかけて伊勢・熊野とともに庶民の参詣で賑わいったようだ。
そこから
「お伊勢参らばお多賀へ参れ お伊勢お多賀の子でござる」
「お伊勢七度熊野へ三度 お多賀さまへは月参り」
との俗謡も生まれたとのこと。
→境内左:日向神社、神明両宮
神明両宮は伊勢神宮内宮・外宮ですね。神明両宮には「天照大神@内宮」と「豊受大神@外宮」が祀られている。
境内には「日向神社(式内社)」も鎮座している。祭神はニニギノミコトですね。
祭神は天孫降臨の「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」。参拝する人が少なく、落ち着いた雰囲気である。そういえば、京都市内のお伊勢さん「日向大神宮外宮」もそうだが、アマテラスと思わせつつ、ニニギを持ってくるのはなんなのだろうか??
→武田信玄、豊臣秀吉 ※2022/02/05追記
・武田信玄は25歳の厄年の時に、黄金二枚を寄進して、厄払いをした。
・豊臣秀吉は母・北の政所の病に際して、延命祈願に米一万石を寄進した。無事回復したようだ。
→多賀大社奥書院庭園、御輿庫、つり鐘
多賀大社では拝観料を払うと「奥書院」と「庭園」を見ることができる。奥書院と庭園は、太閤橋と同じく、太閤秀吉の奉納によって築造されたと伝わっている。
↑三本杉 ※未参拝
神社から東へ6kmの地に杉坂峠の三本杉がある。この三本杉がご神木のようです。
イザナギが天から降り地面に刺した箸が成長したと言われる、県下最大級の杉。拝殿・本殿と御神木の距離が離れていることから、多賀大社は元々は山側に鎮座していたか?境内がもっと大きかったのではと思う。なお、御神木は13本あったが現在4本のみになった。毎年8月に行われる万灯祭では御神木の前で元火が拝受され、神社へと運ばれる。
○糸切餅
多賀大社名物と言えば、シンプルなお餅と少し塩気の効いた餡のバランス加減が絶妙な「糸切餅」!!歴史は古く、「蒙古襲来」に起源を持つとか。
▼セットで行くところ
▽伊弉諾神宮 ※淡路島シリーズ待ちで
▽多賀大社 ※湖北シリーズ待ちで
▼旅行記
▽淡路島:伊弉諾神宮
▽滋賀:多賀大社
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