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神功皇后&住吉大神vs牛鬼「牛窓神社」石清水別宮!?日本のエーゲ海1700年【岡山シリーズ】

海水浴場のそばにある鳥居から400段ほどの階段を登り本殿に着き、四国まで望める小高い丘に鎮座している。というのが正式参拝だが、裏参道は車で来れます!!道は狭いので要注意です。看板が出ているので、ナビより看板を信じて進むべし!!祭神は八幡神となっている。
 由緒では宇佐八幡宮より勧請で、京都・石清水八幡宮の古文書に「牛窓別宮」の名があるので、重要な八幡系の神社なのだろう。

日本の伝説の姫と牛鬼
 日本の伝説の皇后、神功皇后が、夫である天皇を亡くし、男装をして出発した場所だと言われている。
 ここに現れた怪物は『塵輪鬼(ちんりんき)』と言う名前の鬼で、弓は真二つに海に落ちて、その時の鬼の首が現在の牛窓一帯にある小島、首が(黄島)、胴が『前島』、尾が『青島』となりました。

変更履歴
2024/07/31 初版


▼HP

▼アクセス

岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓2147

▼祭神・本尊と脇時

応神天皇、神功皇后、比賣大神、武内宿禰命

▼見どころ

 海水浴場のそばにある鳥居から400段ほどの階段を登り本殿に着き、四国まで望める小高い丘に鎮座している。というのが正式参拝だが、裏参道は車で来れます!!道は狭いので要注意です。看板が出ているので、ナビより看板を信じて進むべし!!祭神は八幡神となっている。

→歴史・由緒

  • 当初、土地神、氏神として「牛窓明神」と呼ばれていた

  • 教円大徳が大分・宇佐八幡宮から応神天皇・神功皇后・武内宿禰命・比賣大神を勧請して「牛窓八幡宮」となる

  • 明治時代に「牛窓神社」と改称

  • 鎌倉・室町時代の京都・石清水八幡宮の古文書に「牛窓別宮」の名があり、当時牛窓が石清水領であったとも

  • 1555年、海賊の焼打ちに遭い社殿・宝物・記録等全てを焼失

  • 1676年、2代藩主・池田綱政が池田家の武運長久を祈願する祭礼として復興

  • 1812年、再建

  • 牛窓町内には大型の前方後円墳が5ケ所、円墳・貝塚は無数に点在しているため、神社創建前から海洋系民族・豪族が居たとも

→参道

 駐車場から「五気の森」という森を抜けると拝殿・本殿となる。裏参道ですね。

 表参道は、牛窓海水浴場のすぐ横で、鳥居から364段ある石段ですね。

→拝殿・本殿

 江戸時代の本殿ですが、何回かは張り替えられたであろう檜皮葺です。やっぱ、神社の本殿は檜皮葺だよな~と思う。ウン千万掛かるんですけどね・・。

創建の年代は不詳ですが、現在の建物は文化9年(1812)に再建されたものです。平面は正面三間、側面二間、屋根は千鳥破風付入母屋造、桧皮葺、正面に向唐破風造の向拝をつけ、軒は二軒繁垂木です。身舎は正面の各柱間に両開桟唐戸をたて、周囲に組高欄付の回縁をつけています。

↓瀬戸内市HP

 本殿では祝詞が読まれている。たぶん、氏子なんだろうなあ~。拝殿に入ると、氏子からの奉納物や、この神社で行われた結婚式などの写真が多くあった。邑久出身の画家・竹久夢二は、子どもの頃に牛窓にいる親戚を訪ねた時に、これらの絵馬と出合い絵心を養い画業を志すきっかけになったとも。

→摂社・末社

出雲大社(私のNOTE)遥拝所です。

次に祇園神社(私のNOTE)と稲荷神社(私のNOTE)です。

 出雲大社遥拝所と対で伊勢神宮(私のNOTE)遥拝所です。

 より詳しく知りたい方は次をどうぞ!

→社務所

「牛転伝説(うしまろびでんせつ)」(『備前風土記逸文』より)
 神功皇后が船で海を渡っていた時に大きな牛鬼が現れ、それを老人に化けた住吉明神が角をつかんで海へ投げ倒した、つまり牛が転んだ「牛転(うしまろび)」から訛って牛窓になったといわれている。
 高台にある『牛窓神社』の眼下に広がる前島や黒島など五つの島は、牛鬼がばらばらになって島になったと伝えられ、住吉明神が主祭神である『五香宮』とともに、牛鬼が再び暴れださないようにそれぞれの場所からにらみを利かせているとする。

 御朱印帳がかっこよいのだが、2000円と倍している。だが、なかなか来れないので買ってしまった。備前風土記によると神宮皇后と住吉明神は力を合わせ、牛鬼を退治したと記されており、そこを御朱印帳にしたそうな。

 神宮皇后と住吉明神は力を合わせ、牛鬼を退治した・・・って住吉大社(2025年1月公開の私のNOTE)の本殿は4社あり、そこに神宮皇后が祀られているという話にも繋がるのが面白い。

▼メディア情報

これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。

▼旅行記

◆岡山③◆牛窓は日本エーゲ海!33年に一度の御開帳!!(瀬戸内/備前)

以降は次を参照

▼セットで行くところ

▼仏像展


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