やんりか / アメリカ在住

原稿用紙2〜3枚の日常・旅行エッセイを綴ってます🍵

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最近の記事

ヨーロッパ旅行 〜パリ編①〜

この旅行最大の目的、パリ自然史博物館へ。 博物館ドーン!って見た目を想像してたけど 実際は庭園の中にセクションごとの建物が 点在している造りだった。 道に迷いつつお目当ての建物に到着。 たまんね〜〜〜!! 心躍るときめく奪われる!! 見たことない標本いっぱいある。 古生物の巨体、ゾクゾクする。 あーもう最っっ高っっっ!!!!!!! 私なりの楽しみ方。 ①見つめる ②真正面に立ち、自分が食されるシーンを想像する ③生き延びる方法を考える ④なんでこの形になったのか

    • ヨーロッパ旅行 〜コルマール編〜

      朝8時にベルンを出発し、11時にコルマール到着。 荷物を預けるため宿に向かうも、誰もいない。 人んちを間借りするタイプの宿なのだが、 メッセージ送っても電話しても ドアベル鳴らしても出ない、繋がらない。 24時間対応って書いてあるのに… ドアの前で呆然と立ち尽くしていると 現地の青年が声をかけてきた。 英語が通じなかったので、 予約アプリをフランス語表記に変更し 身振り手振りで状況説明。 なんとなく伝わったみたい。 代わりにドアベル鳴らしたり、 オーナーに電話してく

      • ヨーロッパ旅行 〜ベルン編〜

        ミラノからスイスのベルンへ向かうため、 駅の電光掲示板を凝視し出発ホームを探す。 直前にならないと分からないので毎回焦る。 1から24のどれかが表示されるはず。 出た! けど数字じゃない。 PE…?? なんだこれ。 駅員に尋ねると、「それバスだよ」 事前に買っていた乗車券、 列車じゃなくてバス用だったようだ。 この時点で出発2分前。 間に合うわけもなく無事乗り損ねる😇 3時間暇を持て余した後、別の列車で北に向かう。 スイスに近づくにつれ増えていく登山靴。 前に

        • ヨーロッパ旅行 〜ミラノ編〜

          他の都市と比べ圧倒的スーツ率の高さ。 現地のサラリーマンほぼ皆お洒落スーツ。 さすがファッションの街ミラノ。 行ってよかった教会ランキング(ワタシ的)第一位の ミラノ大聖堂、ドゥオーモは素晴らしかった。 同率一位のサン・ピエトロ寺院といい勝負。 屋上に登れるのはポイントが高い。 中はステンドグラスが印象的。 高さがある分、上の方は鑑賞できなかったが あの場面かな?と想像するだけでワクワクした。 正直、イタリアの美術館や教会で見る宗教画は 凄惨なキリスト像が多く、 重

        ヨーロッパ旅行 〜パリ編①〜

          ヨーロッパ旅行 〜ベネチア編〜

          列車でフィレンツェからベネチアへ。 事前にネットでチケットを取っていたのだが、 予約した席には先客が。 あらあら間違えてるわ、と声をかけるも まさかの席かぶり。相手もその席が指定席だった。 先客はオロオロしているものの 私に席を譲る気はないようだ。 結局2時間立ちっぱなしでベネチア到着😇 ベネチア内の移動は全て水上バス。 初回は船酔いしたけど、その後は好調。 ゴンドラは柳川の川下りを彷彿とさせる。 30分80ユーロ。 皆さんご家族や恋人と乗ってらっしゃる。 一人で

          ヨーロッパ旅行 〜ベネチア編〜

          ヨーロッパ旅行 〜フィレンツェ編〜

          かの有名なダビデ鑑賞。 肉体美を前に、360度写真を撮りまくる。 腕も腹も腰も尻も脚もイイ。 筋肉フェチでも血管フェチでもないのに シャッターを切る手が止まらない。 その後じっとり眺めてた。 大きさだけが売りではなく、 細部が写実的だから後世まで残ったんだなと実感。 均整のとれた身体の割に頭大きめなのはなぜ? と疑問に思い調べたところ、 当初は高さ80メートルの大聖堂の屋根近くに 設置する予定だったそうだ。 そのため遥か下から見上げた時に 丁度良いバランスになるよう 計

          ヨーロッパ旅行 〜フィレンツェ編〜

          ヨーロッパ旅行 〜バチカン市国編②〜

          昨日のリベンジ、サン・ピエトロ寺院へ。 7時の開場に向け、6時半には現地に着く! と意気込んでいたが実際は7:40着。シンプル寝坊。 すでに列が形成されていたけど 昨日に比べたらなんのその。 多分1時間もかからず入れそう。 優先入場組もいないし!妬まずに済む! ※入場予約不可なので、皆等しく並ぶ必要がある。 ちなみに入場する際、 厳格な服装規程がある(ネット調べ) ノースリーブダメ、ショート丈のボトムスダメ、 攻撃的なタトゥーダメ、帽子ダメ…etc 基本肌見せはNGのよ

          ヨーロッパ旅行 〜バチカン市国編②〜

          ヨーロッパ旅行 〜バチカン市国編①〜

          ローマから徒歩15分で行けるバチカン市国。 はるばる20時間かけてローマに来たんだから バチカン市国も行くっきゃない!ということで ベスト観光スポットワンツーランクインの バチカン美術館とサン・ピエトロ寺院へ。 本来ならそれぞれ並ばなきゃいけないが、 美術館から寺院へは内部通路があるらしい。 なのでまずは美術館を目指すことに。 オンラインチケットは売り切れていたため 朝イチ並んで入場することを決意。 7時半に現地到着するも既に長蛇の列。萎え。 10時までに入れたらいいな

          ヨーロッパ旅行 〜バチカン市国編①〜

          ヨーロッパ旅行 〜ローマ編③〜

          ローマは日が落ちるのが遅い。 6月なのに21時ぐらいまで明るい。 朝は5時半から明るい。 必然的に日中の活動時間が長くなる。 あれもこれもそれも今日行けちゃう、と 調子に乗ったのが運の尽き。 石畳に腰をやられる。 まだ3日目なのに。 あと40日近くこの腰でいけるか私? 湿布持ってくればよかった… イタリア語で湿布はcerotto termicoらしい。 ちぇろっとてるみこプリーズ、いつか使う。 湯船で回復〜❤️‍🩹なんてできないので、 明日はきっと良くなってるよね、ハ

          ヨーロッパ旅行 〜ローマ編③〜

          ヨーロッパ旅行 〜ローマ編②〜

          6月2日はイタリア共和国記念日。 1946年のこの日、王政を廃止し共和制を導入、 現在のイタリア共和国が誕生した。 今は国民の祝日となり、 首都ローマでは毎年ジェット機のショーや パレードが行われるらしい。こりゃ見るしかない。 外はあいにくの雨。 空めっちゃ曇ってるけど イタリアカラーの煙見えるかしら… ひとまずバスに乗って中心地に向かう。 ところどころ道路が封鎖されているため迂回運転。 Googleマップでバスのルート確認したけど 迂回路は反映されておらず、 どこ走っ

          ヨーロッパ旅行 〜ローマ編②〜

          ヨーロッパ旅行 〜ローマ編①〜

          福岡を出発し、上海経由で単身ローマへ。 上海の空港ではフリーWi-Fiに接続するも 全てのSNSが不通および ネット検索もロクにできなかったので まったり荷物整理しながら次の便を待つ。 19:00 ローマ空港に到着。 入国審査どんなもんかと思えば、ほぼ顔パス。 パスポートを専用の機材にかざし、 何も聞かれることなくスルー。 ロストバゲージに備えて機内持ち込み手荷物に 着替えやアメニティ用品を詰め込んでいたのだが、 無事スーツケースが流れてくるのを発見し一安心。 しかし1

          ヨーロッパ旅行 〜ローマ編①〜

          恋しいもの

          この前イタリア人に、 日本の恋しいものはなに?と尋ねられた。 咄嗟に出たのはこの3つ。 Soy Sause Sake Toilet 全てアメリカでも売っている。 けど総じて高い。日本の2〜3倍する。 外食は値段があれまあって感じなので 基本毎日自炊している。 まだアメリカの調味料には馴染めておらず、 心の拠り所「しょうゆ」に頼ってしまう。 日本からアメリカに来る時、 スーツケース本体の重さを節約するため、 スリーコインズの大きな収納袋に 調味料をぶち込んで持ち込んだ。

          日常的ふれあい広場

          毎日なにかしらの動物を目にする。 特に多いのは鳥。 名前はよく分からないが、 多分クリスマスに食べられる系の鳥っぽい。 芝生でよく見かける。 近づいても逃げることはない。 衛生的に触るのは怖いので 見つめるか、一緒に日向ぼっこして終わる。 カルガモ親子の引越しさながら 道路を闊歩するお鳥様もいらっしゃる。 この子達の巣はどこなんだ? もしや飼い鳥??? 週末ハイキングに行くと、立派なお牛様が。 耳にタグがあるから放牧中なんだろうけど、 厩舎らしきものは見当たらない。

          車社会のなぞ

          アメリカでは車がないと生活できない。 ニューヨークやサンフランシスコなど 公共交通機関が発達している街なら別だが、 今住んでいるのは最寄りのスーパーが徒歩30分、 ショッピングモールが徒歩1時間の町。 夫の職場は徒歩2時間。 車ないと無理。 しかし車さえ手に入れればこっちのもん。 冬は3時間かけて雪山に向かい、 春は10時間かけてラスベガスに行った。 アメリカに来てから一番変化したなぁと思うのは 距離に対する感覚。 100マイル(160km)の運転は余裕。 週末

          説明書、5ページ目から進めない

          去年の9月からアメリカに住み始めたのだが、 今回はファッキン配達事情について。 9月初旬、IKEAで組立式ソファを購入した。 持ち帰るのは難しい大きさだったので、 日付指定配達を注文して帰宅。 配達指定日は夫もリモートワークで自宅待機。 しかし待てど暮らせど音沙汰なし。 さすがに日も暮れたので問い合わせると、 明後日届くよ! とのこと。はあ? 文句言ったところでどうしようもないので、 とりあえずおとなしく待つことに。 2日後。 自宅の中まで届けてくれるオプショ

          説明書、5ページ目から進めない

          たこ焼きの進化

          先日、初めてアメリカ版夏祭りに行った。 アジア系の屋台がメインのようで、 焼き鳥やイカ焼きなど日本料理がたくさん。 初めて目にする味付けも。 えげつない値段を薄目で見つつ 会場をうろちょろしていると、ある屋台を発見。 TACOYAKI なんだこれ。 タコスの間違いか? ちなみに具材は三種類。 ①ロブスター ②和牛ステーキ ③黒豚 もはやタコがいない。 興味本位で買った結果がこちら タコスですらない。 お値段は22ドル。 銀だこ5パック買えちゃう。 下の生