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ヨーロッパ旅行 〜フィレンツェ編〜

かの有名なダビデ鑑賞。
肉体美を前に、360度写真を撮りまくる。
腕も腹も腰も尻も脚もイイ。

筋肉フェチでも血管フェチでもないのに
シャッターを切る手が止まらない。
その後じっとり眺めてた。
大きさだけが売りではなく、
細部が写実的だから後世まで残ったんだなと実感。

均整のとれた身体の割に頭大きめなのはなぜ?
と疑問に思い調べたところ、

当初は高さ80メートルの大聖堂の屋根近くに
設置する予定だったそうだ。
そのため遥か下から見上げた時に
丁度良いバランスになるよう
計算して製作されたとのこと。
しかし完成間近になり、
6トンもある像を屋根に上げるのは困難
&
もっと目立つ場所におくべき
という理由で断念された(諸説あり)

その後紆余曲折あり現在アカデミア美術館に。
近くで拝むことができ喜ばしい限り。

この旅行を通して
ミケランジェロを好きになりつつある。
美術の知識なんてこれっぽっちもないけれど、
画力も三次元の表現力もえげつないことはわかる。
絵画も彫刻も建築もいけるってどういうことだ。
解剖学に精通しているところも推せる。

逞しい血管の数々
臀部マグネット。買わなかったことを後悔。


翌日はこれまた有名なピサの斜塔へ。
よく見る塔を支える写真が撮りたい。
でも頼みづらい……
1人でできる写真で満足するか…


色々撮ってはみたものの、
斜塔 with me が諦めきれない。

構図がむずいやつはターゲット選びが大事になる。
お願いする側なのに
何回も取り直しなんてさせられない。
めっちゃ言ってくるやん、だる、ってなっちゃう。
しかも構図を細かく指定するなんて
英語でできない。カオナシになっちゃう。

撮り慣れてそうな人に頼んで一発KOせねば。

周りを見渡し、
今しがた塔支え写真を撮り終えたであろう
女性二人組をロックオン。
被写体の女性と全く同じ位置にいけば
いけるんじゃなかろうか!

勇気を出してお願いする。

『あの、私の写真も撮ってもらえませんか…!』


結果

お姉様方に心から感謝。ありがたや。
めっちゃかがんで撮ってくださった。謝謝。


教訓
・旅の恥は掻き捨て、迷ったことはやる。
・フィレンツェ来たら必ず臀部マグネットを買う。


追伸

露店のダビデ


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