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ヨーロッパ旅行 〜コルマール編〜

朝8時にベルンを出発し、11時にコルマール到着。

荷物を預けるため宿に向かうも、誰もいない。
人んちを間借りするタイプの宿なのだが、
メッセージ送っても電話しても
ドアベル鳴らしても出ない、繋がらない。
24時間対応って書いてあるのに…


ドアの前で呆然と立ち尽くしていると
現地の青年が声をかけてきた。

英語が通じなかったので、
予約アプリをフランス語表記に変更し
身振り手振りで状況説明。

なんとなく伝わったみたい。

代わりにドアベル鳴らしたり、
オーナーに電話してくれた。応答はなし。

30分ほど粘ったが、
相手が出ないことにはどうしようもない。
お兄さんに感謝を伝え解散。

駅のコインロッカーに荷物を置こうかと考えたが、
そもそもコインロッカーがなかった。
荷物を預かってくれるお店は
一番近いとこでも20分以上離れている。
駅から宿まで10分運ぶのも一苦労だったので
おとなしく諦めることに。


観光がてら近くをうろちょろ。なんもねえ。

やることがないので
スーツケースに座り込んで携帯ぽちぽち。
こんなとこでeSIM浪費するなんて。
このまま連絡取れないなんてことないよな…
宿なしだけは勘弁してくれ……


14時ごろ、ふと顔を上げると
車から降りてきた男性がこっちに向かってくる。
え、なに怖い…と目を逸らす私になにか差し出す。

恐る恐る相手を見ると、

さっきのお兄さん。

缶ジュースを買ってきてくれた。

不意の優しさに泣きそうになる。

連絡ついた?的なジェスチャーをされたので
首を横に振ると、またもや電話をかけてくれた。
が、またもや相手も出ない。

チェックイン開始の15時まで粘るしかねえ。

お兄さんに心からのメルシーを伝え再解散。


身に染みる、ありがたい、生き返る😭

リプトン兄貴と呼ばせていただきます



15時になった瞬間、メッセージがきた。

謝罪はなくチェックイン方法だけ記されている。
セルフチェックインなのでオーナーには会わず。
今日は家に帰らないから自由に使っていいよ、
と追加のメッセージ。

文句の返信するか、レビュー最悪にするか、
どうしてくれようと思っていたが、


出迎えてくれた猫に心奪われる。

か、かわええ


とっても人懐っこい。
怒りが吹き飛んじゃう。
アニマルセラピー。


うん、もうどうでもいいや😌


機嫌が治ったところで散策へ。

ここコルマールは
『ハウルの動く城』のモデルになった場所。


おとぎ話に出てきそうな風景に心癒される。


恐竜がこんにちはしてる場所もある。
コルマール、いいとこだなぁ。



夜はベッドでお出迎え。
ついつい腕枕しちゃう、腕福🥰

宿の口コミ、猫のことしかなかったの納得。

あと近隣住民が優しいですね、この宿。


リプトン兄貴にメルシー唱えながら就寝🛌

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