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本棚専門店を作りました。
東京・日本橋の髙島屋S.C.(新館)の5階に「ハミングバード・ブックシェルフ」というお店を作りました。
(たぶん)実店舗としては日本でここだけの(ひょっとすると世界でも珍しい?)本棚専門店です。
かもめブックスをはじめ、これまでに、僕はいくつかの本屋を作り、そこで本を売ってきました。すると、「そもそも本屋に来ない人」に本は売れないんだなってことに思い至ります。(まあ、考えたら当たり前ですね!)
ソヨンによるニシャーダのためのカレーの話 著:土門蘭
ソヨンは大学の同級生で、韓国から来た女の子だ。
文学部国文学科という、日本の文芸作品を研究するその学科に、ソヨンは留学生として入学していた。ふっくらとした白いほおに丸めがねをかけ、小さな背中に重たそうなリュックサックを負っている。そこには、本や辞書が入っているようだった。
よく学ぶ子だった。授業では、流暢な日本語ではきはきと発言した。決して遅刻をしないし、レポートを忘れることもなかった。居眠
文化比較の入れ子構造
つらいつらいと言う、そんな男の近くにいる女の子が一番つらいよね。なんて、ポリティカル・コレクトネスでも、保身の弁証でもなく、僕は本心から思うけれども、今したいのは、そんな野暮な話じゃないんだ。
僕は、映画「男はつらいよ」が大好きなんだってことだよ!
参考:
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=a_iW0rFYzuA
(第12作 男はつら
2014年の読書経験
自分のために書き残しておくノートに、正確性を求めるときりがないけれど、たしか、あれは、2014年のはじめだとおもう。僕はキンドルを買った。
プラットフォームとしてのキンドルは、いわばただの空っぽの箱で、そこには(本といってもいいけれど)コンテンツが入っていなくては、役には立たない。……はずなのだけれども、3Gの、あるいはWi-Fiの速度でe-inkのブラウジングなどは、男の子的なガジェット心