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♨ゆ♨!銭湯で介護士の求人!?

久々に銭湯にいきました。私の住んでいる地域で夕方は銭湯に行く高齢者への見守り隊がいるので、かなりお風呂に対して意識高めの自治体です。銭湯が多い地域だからと言った事も理由でしょう。
 
でも、そもそも銭湯で介護士を抱えられないか??
と思うのです。

1.欲を言えば、介護士がいれば安心

銭湯に介護士が一定の時間は常駐できれば良いと思います。銭湯に行かれる高齢者の多くは、今のところ銭湯に行く事が出来ている時点で他人の手を借りる事はあまりないでしょう。
 
しかしながら、家庭の浴室以上に銭湯は場内で歩行の機会が多いので、転倒のリスクは高まります。又、料金の支払いから始まり、更衣、入浴前後のお手洗い等といった色々な問題もあります。
 
つまり、見守り隊の存在は大変ありがたいです。しかし欲を言えば、一層の事、介護士を一定時間確保したいものです。
 
仮に介護士がいれば、バイタルチェック、更衣介助、場内での歩行介助、入浴介助、様子観察が出来ます。勿論入浴後も同様です。
 
高齢者が銭湯に行く場合、転倒防止、ヒートショック防止、様子観察、入浴前後の水分摂取の声掛け等と色々気になる点はあります。
 
そういった事に予測できたり、対応出来るのはやはり介護士です。

2.保険外で介護士を銭湯に!?

銭湯に来ている高齢者の中には訪問介護サービスを受けている方も多いと思います。つまり保険外にはなってしまいますがやり方次第では、銭湯での介助にあたる事も可能なはずです。
 
例えば、歩行困難の方が銭湯に来たとしましょう。数時間ですが、介護士による入浴前後は勿論、場内での介助、見守り、福祉用具があれば、スムーズではないでしょうか。

シャワーチェアーと言った浴室用の車椅子もあるのです。こういった福祉用具等にもスムーズに対応出来るのはやはり介護士です。

3.介護士の付き添いでデイサービス要らず!?

正直、銭湯が多い地域で上のような万全の体制で介護士を配置していれば、デイサービスの利用価値も薄れていくでしょう。

なぜならば、銭湯での入浴は、ご本人のペースに合わせて、ゆっくりと入浴を楽しむ事が出来るからです。

勿論デイサービスの利用者の中にも、お風呂を楽しみにしていたり、ご家族もそれを目的に親を通所させていたりします。

しかしながら、デイサービスの入浴は入浴時間が決まっていて、全体的にカラスの行水になりがちな事業所は多いです。

そうなると、もしヘルパーさんが銭湯に付き添ったり、銭湯に介護士が配置されれば、デイサービスの売りである入浴は危ういかもしれません。

そうは言っても、デイサービスは入浴だけが目的ではなく、利用者によっては、カラオケや囲碁、将棋、麻雀、手芸、食事等それぞれの楽しみ方があります。

従って、今後銭湯における自治体の見守り強化や介護士の配置、ヘルパーさんの入浴介助が盛んになってもデイサービスの存続を脅かすといった事はなさそうです。

今後、地域包括ケアシステムが促進されるにつれて、銭湯に行く高齢者も地域で見守っていく事となります。

しかしながら銭湯に到着してからは、介護士、あるいは、看護師等の配置ががご家族の安心感に導いてくれるのです。

東京のように銭湯の多い地域では介護士の採用が始まる日も来るかもしれません。


 

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