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ショートショート処女作大公開!!

どうも、センサールマンの山﨑仕事人(マンガ大好き)です。

最近(最近でもないけど)noteをやっている芸人が沢山いますね。
その中で小説やショートショートなどの創作物を発表している人も結構多い印象です。
これってブログではあまりなかった現象のような気がします(僕が知らないだけならごめんなさい)。

『創作物』と『記事を売るシステム』との相性がいいんでしょうか。
相性というよりは商品価値のためかな。
有料にする以上は読み物としての面白さが必要で、そうなるとブログで主だった日記的な内容であったり告知的な内容であったりではなかなか売れにくそうです。
そこから小説やショートショートに辿り着くのは普段からネタを書いている芸人であれば必然かもしれません。
諸先輩方にも小説を書いたりドラマを作ったりする人も多いですしね。

ただ、僕にはちょっと想像が付きません。
あんなのどうやって書いたらいいんでしょうか。
普段から小説とかを読まないからというのもあるのでしょうが、そもそもセンスが1ミリたりとも無いんだと思います。
だって本気で何も思い浮かびませんもの(笑)。

小説なんて端から手を出す気も起きませんがショートショートならなんとかなるかな?なんてうっかり考えそうですが、書いてみようにもどこから手を付けていいかも分かりません。
同じ作り物でもコントとは全く違う脳みそを使わないといけないんでしょうか?
それとも書いたことがないからコツが分かっていないだけで、実はコントの応用で書けたりするんでしょうか。
試しに有りネタのショートコントをショートショートにしてみます。

元ネタはこちらです


-----(ここからショートショート)-----

【未来の診察】

僕はタイムスリップをした。

突然目の前が真っ白になったと思ったら知らない場所にいて、そこが遥か未来2238年だと分かったのはしばらく後になってからだ。

それから数ヶ月、何故こんなことになったのかは今でも分からないが未来の生活にはすっかり慣れた。

むしろ未来の生活は快適で、今ではいつか元の時代に戻るかもしれないと考えると億劫なほどである。

住めば都とはよく言ったものだ。

しかし慣れて気が緩んだのか体調を崩してしまった。

幸い近所に病院があったのは知っていたのですぐに向かうことにした。

この時代は高度な科学技術が発展しており、医療現場には人間のお医者さんはいない。

全てが機械で管理されているのである。

自分以外に人がおらず妙にガランとした待合室に一人座っていると診察室から先に入った人が出てきた。

その人の顔は戸惑っているというか困っているというか、とにかく不安そうな様子だ。

重い病気だったのだろうか。

自分も少し不安になる。

すると機械の声で呼び出された。

『ツギノ カタ ドウゾ』

いくら技術が発達してもこんなところは元の時代と同じなんだなと思わず笑みがこぼれる。

機械の声がいつまでも所謂ロボットっぽい喋り口調なのも個人的には面白さを感じるポイントだ。

おかげで不安感は消えていた。

診察室に入ると三畳一間ほどの部屋の真ん中に足の形をした印がある。

どうやらそこに立てばいいらしい。

印の上に立つなり赤いレーザーのような光が僕の体をなぞり始めた。

『ピピピピピピピピピピピピ』

体をスキャンしているのだろうか。

『ウィィィィィィィィィィィン』

バーコードになった気分だ。

『ギョーンギョーンギョーン』

まぁこの時代にはバーコードなんてもうないのだが。

・・・なんてことを考えていたらどうやらスキャンが終わったらしい。

診察結果が出るまでのほんの数秒、ふと先ほどの不安感が蘇ってきた。

なんとなくちょっとした風邪くらいのものだろうと決めつけていたが、そうじゃないかもしれない。

未来の人には何ともないが過去から来た自分にとっては生命を脅かすようなウイルスもあるかもしれない。

少し怖くなり緊張しつつ診察結果を聞く。

『タイチョウ フリョウ』

え・・・?

ん・・・?

『オダイジニ』

いや・・・。

ちょっと・・・。

・・・。

僕は診察室から出た。

どうやら未来にもヤブ医者がいるらしい。

次に診察室に入る人が僕を見つめながら不安そうな表情をしている。

『ツギノ カタ ドウゾ』

-----(ここまでショートショート)-----

は?

※以下、有料記事は『生まれて初めてショートショートを書いてみた感想と反省』みたいな内容です。

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