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やませい
2021年8月10日 18:23
企業会計に携わったことのある人であれば、誰もが知っている(と思われる)財務諸表。今回は、財務諸表についての基礎・基本を押さえ、実際によく使われる3つの代表的な書類(財務三表)についても解説していきます。財務諸表とは財務諸表とは、「企業の決算時の財政状態や、1年間の経営成績などをまとめた書類」のことを指します。決算書と言われることもあります。貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書など様
2021年8月10日 18:17
財務諸表を作成する際に、原則として使用されるのが「企業会計原則」です。この原則は、7つの原則によって構成されています。本記事では、企業会計原則を構成する7つの原則について、詳しく解説していきます。企業会計原則とはまずは、7つの原則の大元となる「企業会計原則」について解説します。企業会計原則は、1949年に公表されたもので、実務において、慣習として用いられてきた会計の中から、一般に公正妥当と認
2021年8月10日 18:12
企業における会計の1つに「財務会計」があります。本記事では、「財務会計」の特徴・目的を踏まえ、その機能や理論構造について解説していきます。財務会計とはまずは、財務会計の概要について見ていきましょう。財務会計の目的財務会計は、貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書などの財務諸表を用いて、企業の利害関係者にあたる株主や債権者などに対して、経営状態を報告するために用いられます。外部に
2021年5月31日 09:53
企業が意思決定を行う際に、必ず参照するものは何でしょうか?多くの経営者は、自社の会計を参照するでしょう。企業の意思決定において、会計は非常に重要な要素です。今回は、意思決定に利用される会計、「意思決定会計」について解説していきます。意思決定会計とは意思決定会計という言葉は、管理会計の一要素として理解されており、より大きな利益を出すために必要なプロセスの一つです。管理会計は、自社の成績をより効
2021年1月22日 00:15
財務会計と管理会計。どちらも会計であることに変わりありませんが、実際の役割にどのような違いがあるのでしょうか。本記事では、財務会計と管理会計の役割の違いを解説し、任意とされている管理会計を導入するメリットについても解説していきます。財務会計の役割財務会計は、税務署に提出するような財務諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書等)などの決められたフォーマットに沿って計算される会計の
2020年12月30日 20:35
会計の世界には、その目的によって様々な会計手法が存在します。その中でも、一般に広く用いられているのが、「財務会計」や「税務会計」です。この他、「管理会計」と呼ばれる会計手法も存在します。本記事で、これらの会計を作成する目的や、必要としている人の違いを明らかにしていきます。目的に合った会計がある今回ご紹介する3つの会計は、それぞれ作成する目的が異なります。それはすなわち、見せる相手が異なる
2020年2月5日 13:29
中小企業診断士の山田盛史です。前回は正常収益力について書きました。2回目となる今回のテーマは実態BSです。実態BSとは貸借対照表の数値をもとに資産や負債の数値を実態に合わせて修正して実態に合ったBSを作ります。貸借対照表も企業の実態を正確に表している訳ではないからです。中小企業の財務諸表は会計監査を受けている訳ではなく資産の実在性(本当にあるのか)評価の妥当性(適切な価格か)
2020年2月5日 13:27
中小企業診断士の山田盛史です。今回は正常収益力と実態バランスシート(以下、実態BS)について書きます。中小企業の経営者の皆様は聞いたこともない用語だと思います。主に事業を立て直すための事業再生を行う場面や事業譲渡や株式譲渡などのM&Aの際に正常収益力や実態BSという考え方が非常に重要になります。昨今、中小企業のM&Aが増加しており、中小企業の経営者の皆様はM&Aについて触れる機会も増え
2019年12月3日 00:28
管理会計において事業別の採算から経営資源をどの事業に重点的に配分するか、もしくは事業を徹底するかといった判断を行いますが、多くの事業者様が誤った判断をしているケースに直面します。今回は管理会計における事業の撤退判断の妥当性について考えたいと思います。管理会計における事業別の採算管理とはまず事業別の採算管理とはどのように行うかという点について解説をします。端的に言えば、各事業セグメントを決定して
2019年6月3日 13:17
私は仕事柄、中小企業様の管理会計について触れる機会が多いのですが、管理会計において社内売上や社内利益を設定して管理されている中小企業様に出くわすことがあります。今回は社内売上や社内利益を設定することの意義を考えたいと思います。そもそも社内売上や社内利益とは何かまず社内売上や社内利益とは何なのかという事ですが、これは主に製造業と小売業をやられている事業者様で実施されている傾向が強いものです。