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競争より協調。実は、人と競わない方が利益が出る社会に僕たちはいる。

小学校で通知表をもらい、中学校で校内順位をつけられ、高校を受験しランク分け、高校でも校内順位…大学もランクによって受験勉強して入学する。社会に出るにあたっても「売上の大きい会社」「上場会社」「福利厚生の従事している会社」を選ぶ「競争社会」に私たちは生きています。

会社に入ってからも昇進昇格の為に必死に競争を勝ち抜かなければならないという過酷な社会。何とかして生活費を稼ぎ出し、可処分所得の範囲でストレスを解放するための「消費」をします。

社会の仕組みは、まるで一つの大きな「ピタゴラスイッチ」であるかのように、我慢して仕事して、勝ち抜いて、更に我慢して、得た収入で消費する。消費の為に更に働く…という我慢と消費の循環が続いていきます。

僕が26才の時に読んだ「金持ち父さん」シリーズではこの仕組みを「ラットレース」と言いました。「ラットレース」の中にいると自分が必死に走っている事すら忘れて檻の中にいるリスのように車輪を回し続けるのです。

僕は、この状態が「作業に人生が埋もれている」という状態だと考えます。

人生の時間は限られています。自分のやりたい事をやるために、心地の良い時間を過ごすために自分の限られた人生を使った方が幸せなのではないでしょうか??

競争しないで儲けられる仕組み

そもそも、なぜ競争しなければならないのでしょうか?

競争相手がいるからですよね?

競争相手のいないフィールドで仕事をしたら良いのではないでしょうか?

きっと「そんなフィールド(領域)があったら誰も苦労しないよ」と思われますよね?

ビジネスの世界では「レッドオーシャン」とか「ブルーオーシャン」という言い方で市場を説明します。「レッドオーシャン」はプレイヤー(企業)がたくさんいるので過当競争が繰り広げられる市場を指します。

みんな「ブルーオーシャン」を目指して仕事を始めるのですが、どの市場もいずれ「レッドオーシャン」化します。

なぜなのでしょうか?

最初、ニッチだった市場も拡大をしていく内に同業他社とのビジネスと領域が近接し被っていきます。お互いに拡大成長を望むのですから当然の事ですよね?

狭域で敵がいない事業でも、拡大していくことで必ず敵が現れます。この段階で競争が必須になるのです。

競争すると必ず値段競争が生まれます。

原価を下げたり、価格を下げたり…昭和の頃までは「商品が普及していく事で仕入原価が下がる」「生産量を増やしていく事で生産体制が整う」ということが裏付けで「価格を下げる」事は奴隷時代から続く節理でした。

この節理は今でも生きています。

問題なのは人と競う必要のない事業領域で無理やり拡大を繰り返していく事で競争の中に自分を引き込んでしまうこと。

個人のビジネスマンでもそう。自分ひとりだったら全然食えるビジネスをわざわざ領域拡大することで敵を作っていきます。

「それじゃ収入増えないじゃんか」って考えませんか?だから副業・複業するんです。その為に、小さいビジネスを生み出す仕組みを持つことが手法として求められます。

どうやって小さなビジネスを生み出したらよいのか?それはまた別の技術が必要です。

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