初心に返ってフレッシュなnoteを書く
私がアナウンサーの新人の頃に最初に教わったことで忘れられない言葉があります。それは「慣れるのはいいけれど狎れてはいけない」という言葉です。
最近、ちょっと惰性に流れていた私に自ら喝を入れる意味でこの言葉を噛みしめたいと思います。
noteの投稿に慣れてきたのはいいけれど、「どうして、何のために、何を思って投稿するのか」真摯に向き合って、投稿を始めた頃のnoteに向かう初々しい気持ちを忘れないでおこうと思いました。
自分が行き詰った時に自分自身を奮い立たせるのはやはり自分の中に眠っているエネルギーを燃やすことではないでしょうか。私はこれを機会に遠い昔、新人の頃に、自分が学んだ事を振りかえってみようと思いました。
新人のアナウンサーとしてスタートした頃の学びを振り返ってみるのです。恐ろしい事に、44年も前のお話になります。
【基礎が大切】
はっきり、しっかり相手に伝わる分かりやすい言葉を発声するための基礎的な訓練を怠らない。腹式呼吸、50音の発声、早口言葉を含めた活舌を毎日欠かさず続けて、自分なりの声を作る。
【本番は自分が一番上手いと思う】
本番前までは自分が世界で一番未熟なアナウンサーだと思い、本番でカメラの前に立ったら自分が世界で一番上手いアナウンサーだと思う。そうすることで緊張感がほぐれ、堂々と伝えられる。
【人前で泣くな】
先輩からの厳しいアドバイスがあっても絶対に人前で泣いてはいけない。そうしないとせっかくの忠告や教えを次に聞けなくなる。
【相手の目線に合わせる】
子どもには子どもの目線で、お年寄りにはお年寄りの目線で、とにかく相手の目線に合わせ、相手の心を想像しながら話を聞く。
【自分が話すのではなく、相手から話を聞きだす】
インタビューでは自ら話すのではなく、相手の言葉をいかに引き出すかが大きなポイント。
【事前情報は充分集め、本番では取捨選択をする】
インタビュー前には集められる情報を集め、本番では事前勉強の2割を使えればいいほう、流れに任せて質問していく。
【自分らしい表現を学ぶ】
当たり前の言い回しではなく、自分ならではの言葉を使う。そのことによって自分らしいオリジナリティーな演出ができるようになる。
【感謝の気持ちを忘れない】
常に人への感謝の気持ちを忘れてはいけない。
まだまだありますが、私が新人の頃に学んだ様々な言葉を今、反芻すれば自分の中にやる気が起こってきます。新人の頃の自分に戻って、内なる自分と会話して、やる気を起こしてみたいと思います。
何を今さらと思われるかも知れませんが、そんな素直な心を持つことが、エネルギーを生み出すのではないかと思います。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
「やっぱり言葉にして伝えんかったら何にも伝わらんわい、言葉で伝えることが大事よね」
「初心に帰ること大事だと思う」
「増長したらいかんわい、初心にかえる事が大事なんよ、稲穂は実るほど垂れるけんね、あんたのええとこはそこよ、おごらんけんね」
母もそこは認めてくれているようです。
【ばあばの俳句】
汗ばみてまずは一口ソフトかな
汗ばむ日はひんやりスイーツが恋しくなります。母は魅力的なソフトクリームを描きました。ハートのクッキーまでついています。今回は、イラストに句を付けたバージョンです。
とっても若々しいイラストになっています。おどけた感じがチャーミングだと思います。
▽「ばあばの俳句」「毎日がバトル:山田家の女たち」と20時前後には「フリートークでこんばんは」も音声配信しています。お聞きいただければとても嬉しいです。
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私のアルバムの中の写真から
また明日お会いしましょう。💗
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