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ある日の私

汗ばんだ体に、初夏の風が心地いい。


小鳥たちの囀りが聞こえてくる。


眼下には、城下町が広がっている。

緑の濃淡がパッチワークのように広がる勝山かつやまに、
悠々とそびえる松山城。


ふるさとのおだやかな風景を前に
ベンチに腰をかけた私は、何も、考えていない。

自然に溶け込んでいる気がしていた。

自分が誰なのか
何を求めているのか
何処へ行くのかも分からず
ぼんやりとしているこの時間が、愛おしいと感じた。

空はどこまでも青く
緑は眩しく
風はこの上なく心地いい。

私は、幸せだなと思っていた。


隣の若いカップルが仲良くじゃれ合っている。

彼らは、もっと幸せなのかも知れない。


ある日、ある時、ある瞬間の私です。



私はこの感覚を大切にしようと思いました。


【毎日がバトル:山田家の女たち】

《自分が楽しい事をやったらええ》


「私はどうでもかまん、人は気持ちの持ちようじゃけん、面白なかったら毎日散歩でもしたらええ、毎日出掛けたらええんよ

「私が書いとることの意味わかとるん・・・」

「みんな楽しい事がなかっても我慢しよるんよ、自分が楽しい事を見つけたらええ、私はあんたに特にお願いしとらんよ、夕飯だけ作ってくれたらそれでええんじゃけん

さりげない私の幸福感を書いたつもりですが、母は私の愚痴ととらえたようです。人の心を計るのは難しいなと思いました。




言の葉を返すこだまや雲の峰

 母は今日の文章投稿をイメージしてこのコラボ作品を創作しました。
季節は少し早いですが、湧き立つ夏の雲に向かって、好きな言葉を大きな声で叫ぶと、その雲の峰から言葉がこだまし返って来る、そんな光景です。
童心に返ってまた、大きな声をこだまさせたい、そんな心地のいい風景を詠みました。



最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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また明日お会いしましょう。💗

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