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「書く」ということ

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一文筆業者として…あるいは一私人として、仕事として執筆する原稿からLINEまで…あらゆる「文章を書く」という行為に対し、日々ぼくが想っていることをツラツラ書き殴るコーナーです。
運営しているクリエイター

#仕事について話そう

「フィクション作品に登場する人物の名字」について

「フィクション作品に登場する人物の名字」について

いきなりですけど、もし生まれ変わったら…
ぼくが一番なりたい名字(セカンドネーム)は、ズバリ!

「三宅」

…であります。そして、二位と三位は

「鮎川」(※できれば「河」じゃないほうの)
「北条」

…といったところでしょうか。

「一番」の「三宅」に関しては…
日常的に着こなすにはハードルが高いけれど
「イッセイ・ミヤケ」の洋服は大好きだし、
(元)V6の三宅健くんも
「男の顔」としては断然

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「エッセイ」について

「エッセイ」について

今日、これから紹介するのは…
もう20年近くも前に某ネットメディアに寄稿した
古い原稿を、ほぼ “まんま” で
再掲載したものであります。

とりあえずは、まあ読んでみてください。

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【タイトル】
マーチにのって…

【本文】
本日のタイトルは…とくに、20世紀末に流行った

「カローラⅡにのって♪

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「ビジネスメールで先方の名前を間違っちゃっていた場合の対処法」について

「ビジネスメールで先方の名前を間違っちゃっていた場合の対処法」について

ぼくは今、猛烈に悩んでいます。

すでに知り合って3年以上も経っており、下手すりゃ100回近くものメールのやりとりを交わしてきた
「音部(おとべ)」さんの名前を、
これまでず〜〜〜〜〜っと…

「乙部様」

…と打ち間違え続けてきたことに、ひょんなきっかけでつい最近気づいてしまったのです。

サムネールに挙げた「伊東さん」のケースは、言ってもたかがまだ知り合って1ヶ月(※たとえ1ヶ月でも…いや、一

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「(笑)」について

「(笑)」について

たとえば、インタビュー原稿を書くとき、文中に

「(笑)」

…をいくつ挿入すべきか
(=いくつまで挿入してもいいのか?)は
意外と重要な問題だったりします。

ぼくは、まだ駆け出しのライターだったころに

「(笑)は一つの本文に一つ、多くても二つ!」

…と、当時の担当編集者に
叩き込まれてきた世代なので、
30年近く、そんなセオリーを
死守するよう努めてきました。

ところが、現在の若い世代の

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「ヤバい」について

「ヤバい」について

たとえば、「ヤバい」(「やばい」「ヤバイ」)…
という単語は、最近では

「あやしい」
「きびしい」
「びっくりした」
「おもしろい」
「たのしい」
「おいしい」
「かんどうした」

…ほか、さまざまなシチュエーションで使用できる、

「もっとも便利な形容詞」

…の一つとして重宝されています。

【使用例】
・歴史的円安! 1ドル=150円は何がヤバイのか?(※某経済系ネット記事タイトルより抜粋

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「チョイ足し言葉」について

「チョイ足し言葉」について

「おはよう」のあいさつ一つ取っても 、その次に

「きのうは終電間に合った?」
「風邪の調子はどう?」
「雨、大丈夫だった?」

…etc.と、 ちょっとした一言を付け加えるだけでアナタの好感度はグンとアップしますよ──そんな教訓を促すたぐいの記事はネット上でもよく見かけます。いわゆる

「チョイ足し言葉」

…ってヤツですね。

そして、この定則は「会話」だけではなく、メールやLINEといった「

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「タイトル」について

「タイトル」について

不特定多数に向けて公開する記事やコラムの冒頭に載せる「タイトル(=見出し)」は、近年SEO(※検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことで、Webサイトの成果を向上させること)などとの兼ね合いによって、紙媒体で培われてきた技術的セオリーが必ずしもインターネット媒体では通用しないケースもややあったりしますけど、それが

「本文の概要をわかりやすく伝えるもの」

…であるべきなのは、今も昔も変わりま

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